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今回は小樽のグルメに合わせて味わって頂きたい地酒とその酒蔵をご紹介します。
米を使ったお酒の始まりは紀元前まで遡ると推測されています。平安時代には現在の清酒に近いお酒が醸造されるようになり、現在の醸造方法の基礎になっていると言われています。
日本酒造りに欠かせない条件である「米」・「水」・「気候」、それぞれに焦点を当てながら、明治32年創業の老舗造り酒屋「田中酒造」が造る小樽の地酒を見ていきましょう。
■ 日本酒造りに欠かせない『米』
お酒造りには、酒造好適米、いわゆる酒米が使われます。
近年、北海道でも日本酒の原料となる酒米の品質が向上し、「吟風」・「彗星」・「きたしずく」などの本州産酒米にも負けない道産の酒米が生まれました。
「田中酒造」では、平成10年の北海道の酒造好適米誕生以来、農家さんと協力し北海道ならではの地酒造りを追求。そして現在は「彗星」を中心に100%北海道産の酒米を使用した日本酒造りを続けています。
■ 日本酒造りに欠かせない『水』
日本酒は米と水が主原料であり、成分の約8割が水でできています。
良い米を育てるのはもちろん良い水。そして米の精米後の工程「洗米」や「原酒」に加える「割水」など、醸造工程には何度も水が使われます。
つまり、お酒造りには良い水が欠かせないということです。
小樽は豊かな森と自然に囲まれた地域性によって良質で酒造りに適した水が豊富です。「田中酒造 亀甲蔵」は、天狗山の伏流水を地下から汲み上げ、仕込み水として使用しています。亀甲蔵の外では、仕込み水の試飲もでき、まろやかで美味しいと評判です!お立ち寄りの際は是非お試しください。
■ 日本酒造りに欠かせない『気候』
日本酒は冬の時期に仕込みを行う「寒造り」が一般的ですが、「田中酒造 亀甲蔵」は北海道の冷涼な気候を生かし、1年を通じて仕込む四季醸造を行う全国でも珍しい酒蔵です。
また、年間を通じて酒造りを行っているので製造の工程をいつでも見学することができます。見学の後は、代表銘柄の「宝川」や、蔵元限定のお酒の試飲ができますよ!
■ 小樽の銘酒『宝川』、女性のうれしいを叶える『小樽美人』
「田中酒造」を代表する銘酒「宝川」。純米酒から純米大吟醸と種類豊富に取り揃えており、蔵元限定酒の純米吟醸原酒「亀甲蔵」や、季節限定酒も多くリリースされています。
また、純米吟醸酒「小樽美人」は、『北のハイグレード食品S2018』に選定された人気商品です。和服女性の襟と帯のデザインが施されたラベルに、特徴的な細身の瓶が合わさることで、着物を着た女性の立ち姿に見えるなんとも素敵なデザイン!
『小樽美人』とは・・・
”女性のうれしいを叶える”をコンセプトに女性の視点から作り上げられたグルメブランドの総称です。小樽や後志地域産の農産物を使用した商品として人気があり、田中酒造の純米吟醸酒やリキュール酒の他、老舗店舗の和菓子やこだわりのイタリアンスイーツなど、小樽市内では趣向を凝らした様々な「小樽美人」がシリーズとして展開されています。(下記にリンクを掲載しています)
小樽の地酒と酒蔵、いかがでしたでしょうか?北海道産の酒米、小樽天狗山伏流水、北海道の冷涼な気候で醸された小樽の日本酒を是非お試しください。
美味しい小樽グルメと一緒に味わえば、より一層味わい深いことこの上なしです!
『田中酒造 本店』
住所: 〒047-0031 北海道小樽市色内3-2-5
TEL: 0134-23-0390
『田中酒造 亀甲蔵』
住所: 〒047-0016 北海道小樽市信香町2-2
TEL: 0134-21-2390
『田中酒造公式WEBサイト』
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