project
※記事の内容は、配信時の情報に基づきます。 最新情報は、各施設へお問い合わせください。
1923(大正12)年12月27日の完成から、今年で100年を迎える小樽運河。
そんな小樽運河までの道を寄り道しながら楽しむシリーズ第3弾!
前回は中央市場から梁川商店街を歩きましたが、今回はその続き。
次の経由地である旧国鉄手宮線を散策します。
北海道初の鉄道の一部を歩いてみましょう!
前回の記事はこちら👇
シリーズ「小樽運河へ続く裏通り」①小樽駅発~初回経由地は中央市場
シリーズ小樽駅発・小樽運河へ続く裏通り②中央市場から梁川通りへ
今回のルート
前回の最終地点である梁川商店街から竜宮通りを小樽運河方向に歩いていくと、旧国鉄手宮線の廃線跡があります。この廃線跡に沿って約1.6㎞にわたって散策路が整備されており、散歩にはぴったり!端から端まで歩くと30分ほどかかるので、今回はその一部を歩きます。
旧国鉄手宮線を歩いてみた
旧国鉄手宮線は、1880年に北海道で初めて開通した鉄道「官営幌内鉄道」の一部。幌内(三笠市)の炭山から石炭を港のある小樽市へ運ぶために敷かれた鉄道で、1985年には路線が廃線となりました。
2018年には、北海道遺産「小樽の鉄道遺産」に選定されています。
散策路の途中には、歴史についての案内看板があったり、時期によってはお花が咲いています。また、ここは線路の上を歩くこともできるので、人気の撮影スポットにもなっているんです!
疲れたらベンチでひと休み。周りは静かなので時を忘れてのんびりできます。
今回のゴール地点に行くと、線路が2つになります。 ここまで写真を撮ったり、景色の変化を楽しみながら歩いているとあっという間でした。
線路はこの先、小樽市総合博物館本館まで続いています。
周辺の気になるお店でショッピング♪
歩いていると外観に目を引かれるお店や、気になる看板のお店を発見!お店の方にお話をうかがいました。
glass art N⁺ ~グラスアート エヌプラス~
黄色の建物がひときわ目を引くのがこちらのお店。手作りガラスの製作、販売、ガラス制作体験を行っています。
小樽の古い街並みの情緒が感じられる場所にお店を構えたいという思いから、旧国鉄手宮線があるこの場所を選んだのだとか。
こちらのお店には、北海道に生息する 「シマエナガ」という鳥をモチーフにしたレアなガラス商品があるんです。「シマエナガ」は真っ白な顔につぶらな瞳でとても可愛いらしく、その見た目から“雪の妖精”とも言われています。
どこまで何が作れるのか挑戦する気持ちを持ちながら、季節に合わせて商品を展開しているそうです。
こちらでは好きな形と色を自由に組み合わせて世界に一つだけのオリジナルグラスを作ることもできますよ!
※制作体験の対象は小学3年生(9歳)から。詳しくはホームページをご覧ください。
glass art N⁺ ~グラスアート エヌプラス~
小樽市色内2-14-10
TEL:0134-31-2950
営業時間:10:00~17:00
営業日:不定休
ホームページ Instagram
佐々木縫製所
こちらのお店は、1945年創業のテント・シートを製造販売している会社が新たに帆布ブランドを立ち上げた帆布専門店です 。
小樽の歴史を感じつつも他の帆布製品とは違う、ありそうでなかった製品を目指し、 帆布というどこか古めかしい素材を材料やパーツなど全て現代風にデザイン。
デザイン原案やアイデアは代表の佐々木さんが自ら手掛け、縫製職人と共に改良を何度も重ねて使いやすさを考慮した製品を作り上げているそうです。
Q.小樽運河のロゴに込めた想いを教えてください
―― (代表・佐々木さん)創業当時から会社の近くには運河があり、その運河の発展とともに弊社も発展してきた想いをロゴに込めました。そしてモノづくりの町である小樽には多くの職人がおり、拘りの技術と想いをもって製品作りをしている「ものづくり小樽」の原点を忘れない意味も込められています。
佐々木縫製所
小樽市色内2-10-15
TEL:0134-22-5336
営業時間:11:00~15:00
営業日:土日祝 ※臨時休業あり要確認、12月~3月冬季休業
ホームページ facebook
今回はここまで!だんだんと小樽運河に近づいてきましたが、まだ歩いていない裏通りがあります。次回は、旧手宮線からスタートし、果たしてどこの裏通りを歩くのかお楽しみに♪