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【月刊小樽自身2023年4月号】シリーズ「小樽運河へ続く裏通り」①小樽駅発~初回経由地は中央市場

2023.03.25

※記事の内容は、配信時の情報に基づきます。 最新情報は、各施設へお問い合わせください。


1923(大正12)年12月27日の完成から、今年で100年を迎える小樽運河。小樽駅からだと、正面の中央通りをまっすぐ海に向かって歩くと約10分ほどで小樽運河にたどり着きます。

しかし、通りが一本変わるだけで街並みの雰囲気が変わり、地元に根付いたお立ち寄りスポットがあるんです。そこで今回から数回に分けて、小樽駅~小樽運河までの裏通りをご紹介します!
しかし!一気に小樽運河までご紹介しません。今回は小樽駅を出発し、中央市場を目指しました。



今回のルート

今回は小樽駅を出て左に曲がり、船見坂下の横断歩道で5号線を渡り、小樽運河方向に歩きます。

黄色い線が今回のルート!徒歩約9分の道のりです

小樽中央市場の中を歩いてみたらこんな感じ♪



お立ち寄りスポット「小樽中央市場」

小樽駅から3分ほど歩いたところに小樽中央市場があります。こちらの市場は戦後、日本の外地からの引揚者によって1952年に開かれた市場です。

昭和40年代頃まで、仕入れた食料品などを入れたブリキ缶を背負って小樽から鉄道に乗って空知の炭鉱地に運んだ行商人、通称、「ガンガン部隊」の商品供給基地の一つでした。

ガンガン部隊の展示

昔の写真の展示



バラエティ豊かな中央市場のお店

こちらの市場は通りを挟んで、3棟建物が連なっており、現在28店舗が営業しています。
「皆さまのお台所」というキャッチフレーズのとおり、長年、地元の人の市場として精肉・鮮魚・青果・お米・惣菜などのお店が並んでいました。しかし、近年では若い年代の方が新しいお店を構えるようになったことで、市場の使い方の自由度が増してきています。



市場の中のギャラリー!?

市場内には、「ガンガンギャラリー」という貸しスペースがあり、展示やワークショップなどに利用できます。その他、空き店舗のスペースは展示のみの場合、なんと無料で借りることができるんです!自分の趣味の個展などを開催するにはぴったり。

ガンガンギャラリー

ここで展示を行ったことがきっかけで、この市場にお店を構えることになったのが「クチル花店」。この市場の空間にお店のフラワーアレンジメントやオブジェが合っていると感じたそうです。販売しているお花には産地が書かれており、その産地の観光客の方々が買っていくこともあるのだとか。

今年の4月で6周年!店主は、「ここでしか買えない物を取り揃えていきたい」と語る。

クチル花店
小樽市稲穂3-11-3 小樽中央市場第3棟
営業時間:10:00~18:00
定休日:木・日曜、祝日(水曜不定休)
TEL:080-4041-9187
ホームページ



粋なロゴマーク

この市場にはロゴマークがあります。よく見ると「市」の周りには「中央」と描かれているではありませんか!このロゴマークは、この市場の買い物袋や、スタッフジャンパーにも描かれています。

色のバリエーションも豊富!

アクセサリ―なども販売しています♪

このロゴマークを使ったカバンを販売しているのが「BASE-C96」。格好良いロゴマークなので、小樽じゃない方にも使ってほしいとの思いで販売しているそうです。オーダーメイドでも作れるので、自分に合ったサイズで使い勝手が良いカバンを手に入れるならぜひここへ!

BASE-C96
小樽市稲穂3-11-1 小樽中央市場第1棟
※大売り出しの日は2棟または3棟でも出店することもあり
営業時間:11:00~16:00
定休日:水・土・日曜( 毎月、最終土曜はオープン)
Instagram



今後の注目ポイント!

火曜・金曜抽選会
4月から新たに、ガチャガチャによる抽選会がスタート!300円以上のお買い上げでガチャガチャ専用メダルが一枚もらえます。お子様が喜ぶおもちゃや、駄菓子もありますよ!

新店オープン
3・4月には新たなお店もオープンする予定。詳しい情報は、ホームページまたはFacebookでチェック!

今後も新しい市場の姿に転身する小樽中央市場に注目です!

小樽中央市場
小樽市稲穂3-11-2
営業時間: 9:00〜18:00
定休日: 日曜・祝日
TEL: 0134-22-5384
ホームページ Facebook

今回はここまで!次回は小樽中央市場からスタートし、別の裏通りを歩きます。さて、小樽運河にたどり着くのはいつになるのか!小樽運河までたくさん回り道しちゃいましょう♪