project

【月刊小樽自身2023年5月号】シリーズ小樽駅発・小樽運河へ続く裏通り②中央市場から梁川通りへ

2023.04.25

1923(大正12)年12月27日の完成から、今年で100年を迎える小樽運河。
そんな小樽運河までの道を寄り道しながら楽しむシリーズ第2弾!

前回は小樽駅を出発して中央市場を歩きましたが、今回はその続き。
次の経由地である梁川商店街を散策します。
小樽市内でも歴史ある商店街のひとつを一緒に歩きましょう!

前回の記事はこちら👇
シリーズ「小樽運河へ続く裏通り」①小樽駅発~初回経由地は中央市場



今回のルート

前回の最終地点である中央市場の1棟から小樽駅方向に少し戻り、梁川通りを歩きます。終点は梁川商店街の終わりである龍宮通りです。



「梁川商店街」を歩いてみた

梁川通りに出ると左奥には都通り商店街のアーケード、右を向くと終点の龍宮通りに続いています。

5個の水銀灯連ねたスズラン型の街路灯が通り沿いに並んでいます。
夜は温かみのある光でこの商店街を照らし、ロマンチックな通りに変身♪

この通りには100年以上の歴史がある梁川商店街があり、飲食店、美容室、マッサージ店、銭湯、画廊や印鑑制作を行っているお店まで様々です。
昭和のたたずまいの店舗が並ぶ中、新しいお店も点在しています。

梁川商店街を歩くとこんな感じ♪

梁川通りの名は、明治時代に外交官、政治家として活躍した榎本武揚の雅号である「梁川(りょうせん)」を訓読みしたもの。 榎本武揚に関する詳しい記事はこちら👇
教科書に出てくるあの人物「榎本武揚」と小樽の深~い関係



新旧の魅力に迫る!

長い歴史がある商店街だからこそ、何十年にもわたってお店を構える老舗もあれば、近年、この通りの利便性や雰囲気の良さに惹かれて店を出した店主もいます。
そこで、梁川商店街の飲食店で一番の老舗と、一番新しいお店をご紹介します!



一番の老舗 「そば処 やま安」

こちらのお店の起源は大正・昭和の初期までさかのぼり、梁川商店街にお店をかまえたのも1935年という歴史あるお店です。
そば屋さんでありながら、うどん・ラーメン・どんぶり・定食も提供しているんです。 そばは自家製麺ということで、これは食べるっきゃない!

「天ザルそば」を注文
そばはほどよい太さとコシで、つゆは飽きがきません。
衣がサクサクの天ぷらはエビが3本もついてくる!

「毎日食べに来ていただけるようなお店にしたい」というのが店主さんの思い。原材料が上がっていてもリーズナブルな価格をまだ守り続けています。お店には次々と常連さんが訪れ、運ばれてきたそばを見て思わず「わぁ美味しそう!」と言葉が出る人の姿も。
また行って、いろんなメニューを食べてみたいと思うお店でした。

そば処 やま安

小樽市稲穂3丁目6-1
Googleマップ
営業時間:11:30~15:00
定休日:不定休
TEL: 0134-22-4622



一番新しいお店「イタリア料理 バリロット」

こちらのお店は屋台村レンガ横丁からこの商店街に移転し、1年が過ぎました。
お友達の漁師さんや地元の魚屋さんから小樽内外の旬な食材を仕入れ、その食材の組み合わせを楽しめます。今の時期は、ウニ、サクラマス、北島ポークの塩漬け、越冬ジャガイモを使った贅沢なパスタがおすすめ 。

京や製麺さんの作った特注の麺を使用。
ソースがしみ込み、ほどよい弾力がたまらない!
自然発酵で作られたパンもあり、その味わいが食事に寄り添ってくれます。

添加物などを使わずブドウ本来の味が楽しめるナチュラルワインの取り揃えも充実。柔らかく余韻が長く続く味わいを堪能してみて!
店主の對馬さんは、いつかこの商店街でナチュラルワインや野菜などのマーケットを開いてみたいと語ってくれました。

小樽では飲めるお店がごくわずか。
余市のワイナリーで作られた
ナチュラルワインがずらり。

これからの時期は、小樽のシャコや赤井川村のアスパラを使った料理もお楽しみに♪

イタリア料理 バリロット

小樽市稲穂3丁目15-5
Googleマップ
営業時間:12:00~14:00
(木曜のみ)、18:00~22:00
定休日:水曜日
TEL:090-1385-7974
Instagram

この梁川商店街にはまだまだたくさんのお店があるので、ホームページでチェックしてみてくださいね!



梁川商店街の昔・今・これから!あれこれインタビュー

先ほどご紹介した「そば処 やま安」店主の安藤さんは、小樽都通り梁川商店街振興組合の理事長をお務めになっています。梁川商店街で生まれ育ち、長年この商店街の姿を見てきた安藤さんにインタビューしました!



Q.どんな商店街ですか?

小樽駅からも近く、便がとても良い商店街です。そのため、近年では若い世代もお店を出すようになってきました。
昔はこの通りに今の倍以上のお店が軒を連ねていましたが、後継者不足もあり、今はお店がだんだんと減って住居が建ってきました。商店街としての趣を考えると寂しい気持ちはありますが、 住人が増えることでこの地域内で消費する人が増えてくれるので、 空き地のままよりはいいことだと思います。



Q.これからどんなイベントをやる予定ですか?

龍宮神社の例大祭でこども神輿、潮まつり、ハロウィン、雪あかりの路などのイベントは、新型コロナウイルスの影響がなければ今年は通常通り開催できると思います。



Q.これからどんな商店街にしていきたいですか?

この商店街の役員が50代以下と比較的若いので、これから新しい盛り上がりを見せていきたいと思っています。
お店と自宅が一緒で、この商店街が生活圏にもなっている人が多く、外に出たら挨拶をするようなご近所付き合いができる商店街をこれからも残していきたいです。
新型コロナウイルスの影響で、夜の営業をしているお店がまだ少なく、人通りも少ない状況が続いています。意欲のある若い店主さんたちがさらに増えて、昔のように夜も賑わっている商店街にしたいです。

梁川商店街
小樽市稲穂3丁目4−8 Googleマップ
ホームページ Facebook

今回はここまで!次回は梁川商店街からスタートし、別の裏通りを歩きます。小樽運河にたどり着くのはまだ先です!たくさん寄り道しちゃいましょう♪