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2022年8月1日で、小樽に市制が布かれて100年!
小樽市制100年にちなんだ、小樽市内の百年企業紹介シリーズ第8弾。
今回の百年企業は、 旗をはじめ様々なものを製作している 「旗イトウ製作所」。6代目代表取締役の伊藤 晴竹さんにお話を伺いました。 小樽の地で、時代の変化に合わせてニーズに応える製作所の裏側に迫ります!
有限会社丸イ伊藤染舗の歴史
1869年、初代は愛知県から来道し、札幌で創業。
2代目の時に、札幌大火がきっかけで小樽の花園第一大通りに店を移転。以来、小樽という土地柄もあり漁船の大漁旗や、お店の旗などの製作で発展していきました。
その後、2007年に花園本店、住吉・石狩工場を統廃合し、現在は堺町の元酒屋の倉庫を改装し、店舗兼工場として営んでいます。
2015年、6代目の伊藤 晴竹さんが会社を引き継ぎます。
代々受け継いだ昔ながらの手染めの技法をもとに、現代のデジタル技術を取り入れ 、染ものだけではなく様々なものを製作しています。
2023年の4月には、小樽市歴史的建造物に指定されている元住吉工場の建物に焼菓子屋さんがオープン予定!
製作は旗イトウにおまかせあれ!
旗、幕、幟、のれんをはじめ、Tシャツ、タオル名入れなどのイベント用品や、 楯、トロフィー、賞状などの記念品などの製作が可能!
ひょっとしたら、小樽で訪れたお店ののれんや、神社ののぼりはここで製作されたものかも!?
大漁旗は、図柄を選んで注文するか、オリジナルで注文することもできます。漁師さんからの注文だけではなく、過去にはインディーズバンドからの注文もあり、広がりを見せています。
その他、 小樽らしいロゴが入った手ぬぐい、ふきん、コースター、キーホルダーなど、お土産として買っていきたくなるお洒落な商品もあります。
これらの商品は市内一部のお土産屋さんか、旗イトウ製作所の店舗でも販売しています!
店舗には商品だけではなく、エゾシカの角の壁飾りなどマニアックな展示物まであり、ちょっとした博物館のよう!
作業場に潜入!
この他にも、Tシャツやタオルに印刷できる機械や、のぼり旗の転写紙などを印刷する大判プリンターなどがずらり!
今後についてインタビュー
最後に、6代目の伊藤さんに今後の製作商品についてお聞きしました!
(伊藤さん)
まったく新しい商品を作り出すのではなく、元々ある商品に新しいアイディアを付け加えて、商品を入れ替えていきたいと考えています。例えば、大漁旗も昔ながらの古い絵柄に新しいデザインを付け加えてまた新たな絵柄を生み出しています。その他に、まだ残っている型などを再利用して、別の商品を製作しています。また、生地などの素材も様々なものがあるので、用途に合わせて紹介していきたいです。
旗イトウ製作所
小樽市堺町1-10 Googleマップ
TEL:0134-27-2611
ホームページ
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