観光ガイドマップ

絶対たべたい小樽のグルメ 【かまぼこ】

2020.07.09

(画像提供:株式会社かま栄)

今回、ご紹介する絶対たべたい小樽のグルメは【かまぼこ】です。

小樽の街は昔から水産加工品がとても豊富な港町です。戦後の時代、小樽の水産物加工業の割合の中で最大の数量を占めていたのがかまぼこでした。小樽におけるかまぼこの歴史は古く、しかも原料にも恵まれ、製造技術に優れていたため、全道はもとより本州方面にも広く「小樽のかまぼこ」として愛用されるほどでした。



(画像提供:株式会社かま栄)

かまぼこは小樽の代表的なお土産として全国的に人気があります。また、食卓を彩る老舗の味として小樽市民に今も愛されています。



■ かま栄

(画像提供:株式会社かま栄)

明治38年創業の「かま栄」は芝栄吉氏が新潟県から移住をし創業した小樽の老舗かまぼこ店。魚肉に食塩を加えすりつぶし、加熱するとプリプリとした弾力のあるかまぼこができあがります。この弾むような食感は、良質な原料と熟練の技から生まれます。



(画像提供:株式会社かま栄)

かま栄」の本社工場直売店は店舗に工場が併設されており、かまぼこの製造工程をガラス越しに見学できます。見学は無料ですので、美味しさの秘密を是非ご覧ください。



(画像提供:株式会社かま栄)

工場直売店の店内はカフェやイートインスペースの他、バリエーション豊富なできたてのかまぼこが勢揃いしている売店もあり、広々としたスペースでお買い物が楽しめます。



(画像提供:株式会社かま栄)

(画像提供:株式会社かま栄)

『かに甲羅』は、カニの甲羅の中に、カニのばら身が入った玉子入りすり身を詰めて、その上にズワイガニの棒肉をふんだんにのせた贅沢なごちそう蒲鉾です!

その他にも、店舗でのみ購入可能な揚げたてのかまぼこも多数ございます。イートインスペースで出来立てのかまぼこを是非味わってみてください。とても美味しいですよ!

 

 

『かま栄 本社・工場直売店』

住所: 〒047-0027 北海道小樽市堺町3-7

TEL: 0134-25-5802

公式WEBサイト: https://www.kamaei.co.jp/

 

 

■ 大八栗原蒲鉾店

(画像提供:大八栗原蒲鉾店)

大正3年創業の「大八栗原蒲鉾店」。群馬県出身の栗原八郎氏が上述の「かま栄」での職務の後に独立をし創業した小樽の老舗蒲鉾店です。贈答用のかまぼこから、食卓のお惣菜まで幅広いラインナップの「大八栗原蒲鉾店」は、市内の市場にも店舗を構えており、小樽市民御用達のかまぼこ屋さんです。



パセリーノ・ジェノベーゼ(画像左)」は、魚のすり身をパンでくるんだ揚げかまぼこです。パセリとジェノベーゼソースがアクセントの人気商品。すり身をパンでくるんで油で揚げる製法は明治時代清国から伝わった広東料理の「蝦多士(ハートーシー)」が起源ではないかと言われています。また長崎県では卓袱料理のひとつ「ハトシ」として有名です。

 

いかつまみ(画像右)」は、定番中の定番。一番の人気商品です。食べやすい一口サイズ、ひとつ食べたら止まらない美味しさで小樽市民の胃袋をがっちりつかんでいます!



(画像提供:大八栗原蒲鉾店)

原料に宗八ガレイを使用。宗八ガレイは強い味が特徴で、明治・大正・昭和初期にわたって小樽で使用されていたかまぼこの原料です。初代八郎氏がつくっていた宗八ガレイを使用したかまぼこを現代に復刻したのが、この「復古版角焼」です。澱粉を添加しない魚本来の旨味を表現した逸品。是非ご賞味ください。

 

 

『大八栗原蒲鉾店』

住所: 〒047-0021 北海道小樽市入船1-11-19

TEL: 0134-22-2566

公式WEBサイト: http://www.dai8kurihara.net/

 

 

小樽で100年以上続く老舗かまぼこ店の味、いかがでしたか?かまぼこは日本が誇る伝統食品のひとつです。脈々と受け継がれてきた伝統の味とできたての美味しさを是非この小樽で味わってみてはいかがでしょうか。





「小樽のかまぼこ」に合わせたい「小樽のお酒」

● 【小樽の地酒と酒蔵】のご紹介はこちら

 

● 【小樽のビールとブリュワリー】のご紹介はこちら

 

● 【小樽のワインとワイナリー】のご紹介はこちら

 



グルメジャンル」や「エリア」を指定して検索できます

● 小樽でたべる



こちらも注目!おたるコラム

● 「カレー」をキーワードに小樽を巡る

● 小樽市色内エリアのおすすめ昼食