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行ってみたら新発見!小樽・朝里川温泉旅[1日目]~疲れを癒すサウナと宿【小樽通2025秋号】

2025.09.16

デジタル漬けの毎日。心の中で、「自然の中でゆったり過ごしたいなー」と願う日々。

皆さんもそんな気持ちになっていませんか?
そんな気持ちにそっと寄り添ってくれるのが、朝里川温泉エリアです。

今回は日々の疲れを癒す、朝里川温泉エリアにスポットライトを当ててご紹介!
アクティビティ、ホテル、温泉、そしてグルメ。朝里川温泉エリアの魅力を楽しみ尽くしてきました。





今回宿泊するのは「朝里川温泉ホテル」。

旧かんぽの宿をリニューアルして生まれ変わったこのホテルは、昔から地元の人愛される“小樽の天然温泉”です。全客室50室というのも、ゆったり過ごすにはちょうど良いです。

朝里川温泉ホテル
住所:小樽市朝里川温泉2-670
電話:0134-54-0026 (予約)
公式ホームページ:https://asarigawaonsenhotel.com/





朝里川温泉ホテルには、フィンランド式サウナがあります。熱々の石に自分で水をかけるセルフロウリュは、熱と香りに包まれる贅沢な癒しの時間です。サウナを出れば、すぐそこに外気浴スペース。

深呼吸をすれば、マイナスイオンたっぷり山の空気と虫の鳴き声が身体の奥まで染みわたります。もちろん“整い椅子”も完備。時間を忘れて、ただただリセットされていく感覚に浸れます。

泉質は塩化物温泉でとても体に良さそう。たまには露天風呂や大浴場でゆったりと過ごすと気持ち良いもんですね。日々の疲れとストレスがぶっ飛びました。





温泉で汗を流した後は、車で1分の位置にある台湾火鍋「花屋」。自然に囲まれたこの場所で、本格中華と火鍋が味わえるお店と聞いてやってきました。

小樽の市内観光の方必見です。
無料送迎バスを出してくれるとのこと、小樽駅から3名以上でお迎えありです。詳しくは、お店に問合せください。

観光後やもちろんハイキングや川遊びやスキーの後に立ち寄るのにもぴったりの場所にあり超オススメです。

朝里川温泉さながらの外観は山小屋風で、夜になるとあたたかな灯りが窓からもれて、期待が膨らみます。

扉を開けた瞬間、ふわっと香辛料の香りが漂い、空腹のお腹が騒ぎ出しますよ。

店内の印象は意外でした。英語、中国語、日本語が飛び交う国際的な雰囲気で、海外旅行でレストランに入ったような意外な一面もありました。
日本語しか出来ない私でも、大丈夫でした。当たり前ですね(笑)

「花屋」自慢の鍋は全部で5種類。辛い鍋は3種類でピリ辛「四川麻辣火鍋」、酸っぱ辛「タイトンヤング海鮮鍋」、旨辛「韓国ブデチゲ鍋」、そして「トマト鍋」と「キノコ鍋」の辛くない鍋も用意されており、お子様連れでも安心です。

単品料理

四川麻辣火鍋

私たちは、四川麻辣火鍋とトマト鍋をいただきました。

単品料理(上左の写真)も、左からジャガイモの細切り炒め・ピーナッツの塩炒め・ピリ辛キクラゲの和え物・大蒜胡瓜黒酢の和え物。本場の中華料理なので、全てが初体験の料理にワクワク。どちらも素材を生かした優しい味に感じました。

唐辛子と花椒の香りが立ち上り、見た目も鮮やか。お肉の種類も豊富です!地元北海道の野菜やお肉がたくさんで牛・豚・ラム・鹿と贅沢な火鍋に締めのラーメンまで楽しめます。

辛さ大歓迎の方には、辛さをアップするスパイス(右下写真)もありましたよ。

トマト鍋に締めのラーメン!

辛さをアップするスパイス

料理以外にも、初めて目にするドリンクを発見!!
その名は「王老吉(ワンラオジー)」が気になり注文してみました。

「王老吉」は中国では、かなり有名なドリンク。コーラのような赤い缶からは想像しづらい、ほんのり甘いハーブティー。
中国で100年以上愛される「涼茶(リャンチャ)」の一種で、夏の暑さを和らげる清涼飲料水なのだとか。

日本ではなかなか味わえない体験も、ここ「花屋」の魅力のひとつです。

台湾火鍋「花屋」の全ての料理を手掛けた眞田さんは、小樽出身で9年間「上海(シャンハイ)」で修行した料理人で、現地仕込みの味を北海道の食材で再構築しているそうです。

その真田さんから、お話を聞きました。
「中国で日本は大人気なんですよ。ドラマやアニメもよく観られていてとても人気があります。これから中国からの観光客がもっと増えるだろう」と話してくれました。

朝里川温泉が世界と地元小樽をつなぐ場所になっていく未来を想像している様に感じました。
「花屋」はただの食事処ではなく、小樽と世界をつなぐ架け橋の様なお店です。
夜の小樽観光に、こんな異国情緒あふれるひとときを加えてみてはいかがでしょうか。

台湾火鍋 花屋 
住所:小樽市朝里川温泉2丁目 692番地23(ホテル武蔵亭横)
電話:080-7618-7821
営業時間 17:00〜23:00(料理L.O. 21:30、飲み物L.O. 22:00)水木定休
公式ホームページ:https://sassonresort.com/group/hanaya.php



小樽通編集部ライター 高久模夫(たかくのりお)

小樽生まれ小樽育ちのアラフォー男子。甘いものとコーヒーをこよなく愛し、趣味はサウナと健康にいいことをとことん追求する“健康オタク”。飴屋を引き継ぐ、四代目“あめ男”、小樽観光案内人1級の資格を活かして「小樽を観光地日本一にする」ことを密かに目論む水面下活動家でもあります。ライター活動もその一環。地元民だからこそ伝えられる、小樽の奥深い魅力を発信していきます。



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