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【月刊小樽自身2023年2月号】小樽deちょい飲み♥立ち飲み♥昼飲み

2023.01.25

ちょっと一杯行く?
がっつりお酒を飲みたいわけではないけど、少し時間が出来たので一杯だけ飲みたいな…そんな時ありませんか?
来月には小樽雪あかりの路も始まりますので、今回は、イベントの前後などにちょっと飲みたい、ちょっとつまみたい時に気軽に立ち寄れるお店を、好評の小樽市民レポシリーズにてご紹介。

20歳未満の読者の方、申し訳ございません。ここからはちょい飲みをたしなむ大人の世界。
お酒が飲める年齢になりましたら、お待ちしております。



ざっかす島影

取材に行ったのは… 小樽市民のTさんです!

島影さんに通ってもう10年以上になるでしょうか。
小樽は歴史のある街で、古い建物なども未だたくさん利用されている良い街でありますが、それでも今風に様変わりしているところも多々あります。(それもまたとても良いのですが)

そんな中、小樽の中でも更に歴史のある手宮地区で、創業40年以上になる島影さんは、外観も店内も昔ながらの雰囲気で小樽の街を見守っています。

家が近いということもあり、飲み会の帰り、最後の締めにちょっと島影さんで一杯…といった感じに利用することが多い私。
遂々ここに通ってしまうのは、家が近いからということもあるのですが、何よりも店主の人柄にあります。

笑顔の店主と奥さん
美味しい料理は奥さんが作ってくれます

店主は凝縮した"小樽人"といった感じで、私はこの店で飲みながら、いつも店主と小樽の濃い話をしています。(私は店主が大好きなので、店主と話すためにこの店に通っているといっても過言ではありません。)

地元客しか来ていないかというとそうでもなく、観光客の方々も口コミやリピーターなどで多く来ており、私も飲んでいるときに、初めて会う観光客の方々と店主を交えて、よく小樽の良いところなどについて話に花を咲かせています。

お通し(900円)

牛すじ煮込(500円)

もちろん料理もお酒も美味しい島影さん。
お通しは、その日によっても変わりますが、900円という安さでなんとたくさんの逸品が運ばれてきます(一緒に取材に行った編集部の若者も驚きを隠せませんでした)。どれも美味しくお酒のつまみとしては最高です。
また、その日の仕入れ状況によって、カジカ汁やアンコウ汁、蟹の内子・外子などのレアな逸品に出会えるかもしれないので、店主に今日のおすすめの料理を聞くのもいいですね。

豊富な品揃え

店主がつくった日本酒
とても飲みやすく日本酒初心者にもおすすめ

お酒も選ぶのが迷うほど、たくさん揃えています。
私はいつも店主に今日のおすすめを聞いて楽しんでいるのですが、初めて来た人も同じようにおすすめを聞くと会話のきっかけになっていいかもしれないですね。

実はテレビの取材を断ることも多い島影さん。
小樽を感じることができるとても良い店なので、もっと多くのお客様に来てほしいと思う反面、隠れた名店としていつまでもいてほしいとも思う複雑な気持ち。
掲載の許可をいただきありがとうございました。また行きます。

ざっかす島影
小樽市錦町13-10  Google Map
TEL: 0134-33-3593
営業時間:18:00~23:00(お酒の販売は9:30~23:00)
定休日:(第1・第3)日曜日



銘酒角打ちセンター たかの

取材に行ったのは… 小樽市内の会社員Yさんです!

1月のある日の17時すぎ、JR小樽駅を出て右に行くとすぐのところにある銘酒角打ちセンターたかのに同僚と行ってきました。
角打ちですが、椅子があるので結構ゆったりできます。

地酒専門店が営むお店なのでお酒の種類が豊富です。看板に5分で入って出てこれる店とあります。ちょっと飲んだりつまむにはとっても良いお店です。
始めは私たち二人でしたが、その後女性客が二組来店しました。女性1人でも安心してくつろげるお店です。

システムは、飲み物は注文カウンターで注文、支払いし、その場で渡してもらいます。
食べ物も先払いで、紙に書いて渡し、席まで運んでもらえます。二人以上の場合は、後払いにも応じてもらえます。

サッポロクラシック(350円)
※2杯目以降も350円。この価格で提供したいので2杯目以降も同じジョッキとのこと!

スーパー生レモンサワー(500円)
※おかわり(2杯目以降)は350円(おかわりは同じグラスを使用します)

1杯目はクラシックと角打ちハイボールで乾杯。クラシックは特にお値打ちなので1杯目にはぴったり。角打ちハイボールは樽出し!でおいしいんです。2杯目は、低糖質、低カロリーで体にやさしいホッピーと凍ったレモンがたくさん入っている冷え冷えのスーパー生レモンサワーをそれぞれ注文。お酒の締めは日本酒の冬咲き燗です。熱燗ですっきりとした味わいです。

ガリごぼう(550円)

角打ちザンギ小4個(550円)

豊富なフードメニューからまずチョイスしたのは、ガリごぼう。ガリ好きにはたまりません。味は少し濃い目でお酒が進みます。
次に注文したのが角打ちザンギ(北海道では鳥の唐揚げをザンギと言います)。一つ一つが大きいので二人であれば小(4個)で十分です。こちらもお酒にぴったりです。
締めは、もつ煮込み。どの料理もボリュームがあって大満足です。店員さんの情報では、次の日からおでんもメニューに加わるとのこと。寒い季節にはピッタリですね。次に行くのが楽しみになります。

この雰囲気もたまりません

飲み物もフードメニューもとてもリーズナブル!お一人1,000円から2,000円くらいで十分仕上がります。
小樽観光のちょっとしたすき間時間に、一杯ひっかけてみてはいかがですか。早い時間から開店していますので、昼飲みもできますよ。

銘酒角打ちセンター たかの
小樽市稲穂2丁目22-14 Google Map
TEL: 0134-32-0755
営業時間:
(平日)15:30~22:00(金曜日は23:00まで)
(土日祝)14:00~22:00      
定休日:月曜日
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小樽蕎麦屋 籔半

取材に行ったのは…小樽市民のMさんです!

午後2時頃。
小樽市で最も有名な蕎麦屋の一つ「小樽蕎麦屋 籔半」に、小樽市の花屋のYさんに連れられて、一杯ひっかけにやってまいりました。

蕎麦屋なのにお酒?と思われる方もいるかもしれません。
日本には"蕎麦前"という粋な文化があり、実は、当時北海道では馴染みのなかった蕎麦前を小樽でもやろうと始めたのが籔半さん。
今ではお酒をたしなむための多くの逸品酒肴が提供されており、昼からお酒を楽しむことができます。

読んでも楽しい、まるでレトロな本のようなお品書き

多くの蕎麦前料理があります

実は私Mは、蕎麦前についてあまり詳しくなく、てっきり日本酒と蕎麦だけで楽しむのかなと思っていましたが、そうではないんだよと、花屋のYさんと籔半の女将さん、 日本酒のソムリエと言われる唎酒師(ききざけし)の方に教えてもらいながらの取材。

本日いただいた蕎麦前料理とお酒はこちら↓
・女将自家製のにしん漬け(シンプルに大根、キャベツと身欠き鰊だけで勝負するお漬物)
・岩内産たちかま(スケソウダラの白子と澱粉で作る海の香り一杯の蒲鉾)
・そば屋のにしん棒煮(小樽産にしんを使った柔らかでほろりと崩れるほどの棒煮。身欠き鰊とは思えない!)
・角煮(余市の北島農場の豚肉を、蕎麦の"かえし"で煮た、柔らかほろほろの角煮) 
・かしわぬき(かしわそばの麺を抜いた、蕎麦屋だけでしか味わえない酒肴)
・熱燗:純米酒「北力」(倶知安町の地酒)
・冷酒:蕎麦屋女将の隠し酒

女将自家製にしん漬けと、岩内産たちかま

純米酒「北力(きたちから)」とソバ味噌

酒飲みの皆様、たまらないでしょう?
どの料理もお酒がどんどん進んでしまうほど美味しかったのですが、特にたちかまは、弾力がありぷるんぷるんの食感の蒲鉾に、生わさびを贅沢におろしていただくおすすめの逸品です。(私は初めて食べたのですが、感動の食感!)

かしわそばの麺を抜いた"かしわぬき"も蕎麦屋ならではの粋な料理。熱燗で、かしわぬきで、寒い冬に身体の芯まで温まれるので、おすすめです。

そば屋のにしん棒煮(750円)

かしわぬき

冷酒の蕎麦屋女将の隠し酒もフルーティーな味わいで飲みやすい♪

蕎麦前料理を一通り楽しませていただき、ここで締めのざる蕎麦!
たちかまに添えられていた生わさびも贅沢に入れて、ずずず〜っと蕎麦をいただく。本当に幸せです。
あんなに蕎麦前料理を楽しんでお腹いっぱいなのに、蕎麦ならまだ入るのが不思議ですね。

「"板わさ"は居酒屋で食べるなら寂しいが、蕎麦屋で食べると"粋"になる」
2代目店主、故小川原格さん(小樽の観光の発展にも尽力された方)のお言葉を女将さんから教えていただきました。

今なら蕎麦前料理の粋が分かるような気がします。
蕎麦屋ならではの一杯ひっかけで、お腹だけではなく、心も満足した薮半さんでした。

故小川原格さんに挨拶する花屋のYさん

小樽蕎麦屋 籔半
小樽市稲穂2丁目19−14 静屋通り Google Map
TEL: 0134-33-1212
営業時間:11:00~15:00、17:00~20:00(当面の間)
定休日:火曜日(祝祭日の場合は前後)、水曜日(月2回不定)
ホームページ



立ち飲み酒場 石川源蔵商店

取材に行ったのは… 小樽市民のTさんです!!

昨年の1月にオープンした石川源蔵商店。ずーっと気になっていたお店にやっと行けました!
石川源蔵商店は、店主の石川敬規さんが営む「立ち飲み屋」。
気になるのはその外観。いかにも歴史を重ねてきたという雰囲気の建物には、屋号付きで「石川」の文字が付いています。

店主の石川さんに建物の由来を聞いてみました!
石川さんのお父さんが2014年に閉店してからしばらく使われていなかったこの建物を、石川さんが再開したのが2022年の1月。お父さんの代では酒たばこ雑貨などの小売業をしていた商店でした。

そして更に歴史を辿ると、石川源蔵商店のスタートは1891年。石川さんの曽祖父にあたる初代・石川源蔵が味噌・醤油の製造販売をしていたところまで遡るのです…。132年前からの商店が、事業を変えて今も続いている事に感動です。

店の一角だけでこんなに歴史が詰まっています。
右上・肖像画は初代・石川源蔵夫妻。
左上・かつて長橋にあった味噌醤油工場の絵。
左中・石川源蔵商店の年表。
右下・かつての味噌・醤油のラベルとミシン。

小樽の味噌・醤油製造業界を揺るがした事件の記録が残されていたそうで、店主にお願いすると見せてくれます。生々しい記録です。
石川さんのお母さんが書き残した年表や昔話が綴られたノートなどもありました。

店主の石川さんは、元々本田技研工業にお勤めだった技術者。定年退職を機に小樽へ戻り、お店をオープンしました。
3回もの海外駐在を経験したとの事で、英語が堪能です。この日もNYから来たというお客さんに、流暢な英語で対応していました。

お店は入場料が200円。お通しはえだまめかチーズから選ぶことができます。注文は都度払いです。

お酒を頼んで、はい、カンパーイ

おすすめのお酒では、石川さんがご縁で繋がっている会社の商品を使っています。
石川さんのお話を聞いていると、お店のあらゆるものが「縁」でできているんだと気付きます。人と人同士の繋がりって、あたたかい!

上川大雪酒造は杜氏さんが小樽潮陵高校出身で、社長が小樽商科大学を卒業されているそうです。

石川さんの小中高の同級生の方の会社のワイン「深雪花」。

お酒がメインですが、フードメニューに「おでん」「ビーフシチュー」もありました!
写真はおでん。寒いこの季節にはたまらない♡

石川さん曰く、今後はかつての稼業であった味噌づくりもやってみたいとのこと。アイディアと思いが溢れる石川さんの活動に今後も目が離せません。

立ち飲み酒場 石川源蔵商店
小樽市稲穂4丁目4-1 Google Map
TEL:080-7947-0810
定休:火曜日、水曜日は隔週で休み
水木17:00~、金土日月13:00~ 、いずれも21:00まで開いています。
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小樽ビール醸造所 小樽倉庫No.1

取材に行ったのは… 小樽市民のMさんです!

午後3時過ぎ。小樽ビール・小樽倉庫No.1さんに、花屋のYさんと一杯ひっかけにやってまいりました。
小樽倉庫No.1さんは、醸造所の中にある本場のドイツビアパブの雰囲気が楽しめるお店で、ドイツビールの伝統的な製法で醸造した地ビールを楽しむことができます。
前にこちらの記事で小樽ビールの美味しさの秘密を解き明かしていますが、今回は昼過ぎに飲みにくる飲兵衛としてお邪魔しています。

2階から撮影
広々とした店内です

カウンター席もありますので、1人飲みにも最適です

早くビールが飲みたい二人。席に着くなり早速ビールを注文。
本日選択したビールは、なめらかなのどこしと軽やかな飲み心地が売りの「ピルスナー」と、季節のビールで"飲むパン"とも呼ばれている「ドンケル・ボック」。(季節のビールは月によって変わります。詳細はこちら

(左)ドンケル・ボック (右)ピルスナー

小樽ビールのお供として、活たこのカルパッチョ、ザワークラウト、シュニッツェル、カリーブルストを注文。

活タコのカルパッチョ
本日のシェフのおすすめ料理。新鮮でとろっとしていて弾力がある、美味しい逸品。

ザワークラウト
ドイツにおけるキャベツの漬物。酸っぱさで口の中がさっぱりするので、肉料理との相性◎

シュニッツェル
ドイツ風ポークカツ。北海道産ポークを丹念にたたき柔らかく仕上げています。

カリーブルスト
ドイツ屋台風カレーケチャップソーセージ。

小樽ビールを飲んで、肉料理・海鮮料理を食べ、ザワークラウトで口の中をフレッシュにして、またビールを飲む…
そして、店内で流れているドイツの音楽を聴きながら雰囲気を楽しんでいると、まるで自分がドイツにいるかのような気持ちになり良い気分。
北海道小樽でこのように本場ドイツ気分を味わいながら飲めるのはありがたいことです。

また、小樽倉庫No.1は小樽運河沿いにあるので、店内から運河の景色を見ることができます。
2月11日(土)~2月18日(土)には、小樽雪あかりの路が始まり、スタッフの方がろうそくに灯りをつけている様子を見ることもできます。
暖かい店内でビールを飲みながら、運河が幻想的になっていく光景を見るのも良いですね。

店内の窓からの風景
写真は1月31日まで開催の「青の運河」の風景

この建物(醸造所)で小樽ビールを醸造されている担当者の方に少しお話しを聞いてみました。ビールの美味しさでやはり重要なのは水で、小樽の水は軟水でドイツの水と似ており、ビール作りに適しているとのこと。小樽倉庫No.1はお昼から営業しているので、ぜひ昼飲みに来てほしいと語ってくれました。
また美味しいビールを飲みに来ます。ありがとうございました。

(左)醸造マネージャーのブライアンさん
(右)小樽ビール製造醸造責任者トレーニーの藤峯さん

小樽ビール醸造所 小樽倉庫No.1
小樽市港町5-4  Google Map
TEL: 0134-21-2323
営業時間:11:00~22:00
定休日:なし
ホームページ



小樽の酒飲み花屋Yさんからの裏情報
小樽ココも昼飲みできる!」

他にも、昼飲みできるオススメのお店の情報を花屋のYさんがこっそり教えてくれました!ぜひ参考にしてみてくださいね♪

焼鳥 寺さん(小樽市花園2-2-8)
若鶏時代なると本店(小樽市花園3-2-8)
民宿 青塚食堂(小樽市祝津3-210)
ビアホールニュー三幸 小樽本店(小樽市稲穂1-3-6)
ワイン&カフェレストラン 小樽バイン(小樽市色内1-8-6)
そのほか、小樽市内の中華料理店、寿司屋、そば屋などで昼飲みするのもオススメです。