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※記事の内容は、配信時の情報に基づきます。 最新情報は、各施設へお問い合わせください。
賑やかな観光ハイシーズンが過ぎ去り、少し静かなこの季節だからこそ、お店でゆっくり過ごしませんか?11月1日から始まった「小樽花園宵街めぐり」で、個性あふれるお店が並ぶ花園エリアをめぐってみましょう!
「小樽は勿論よく知ってるよ」なんていうベテラン小樽市民でも、この企画の20軒を眺めてみると、実は行ったことがないというお店がチラホラあるようで、お店めぐりを楽しんでいるようです。これをきっかけに、新しいお店を開拓してみるのもいいですね!
編集部も早速LINEスタンプを集めに行ってみましたので、ちょっと気になる3軒をご紹介します。
その前に…「小樽花園宵街めぐり」をおさらい
「小樽花園宵街めぐり」は、「TripEat北海道」とのコラボ企画です。LINE公式アカウントからスタンプラリーに参加すると、抽選で素敵な景品があたります。まずは、LINEで友だちになってくださいね。(詳しくはこちらから)
企画に参加している20軒の飲食店や呑み屋について知りたい場合は、TripEat北海道」のウェブサイトで紹介されています。一軒ずつしっかりたっぷりと情報が載っていますので、ぜひ参考にしてください。(LINEからも飲食店情報を確認できます)
月刊小樽自身2023年10月号「冬の港町で昭和ロマンを味わう-「小樽花園宵街めぐり」もあわせてご覧ください!
北海道料理 かすべ
花園エリア、嵐山通りから少し奥に入ったところにある「北海道料理 かすべ」は、隠れ家感満載のお店ですが、創業53年と長く営業されていることもあり、根強いファンの観光客も多いですね!
店内に入ると、まるでそこはプチ博物館。客席と調理場を隔てるのは、なんとびっくり!船です。店内奥の小あがりは石原裕次郎さん縁の品々が展示されていたり、鰊漁のグッズまであります。これは眺めているだけで楽しいですね。
吊るされた「八角」を眺めながら、「八角のルイベ」をいただきました。お客様に説明しやすいように、八角やかすべを吊るしているのだそう。
「TripEat北海道」では「トロイカ鍋」が紹介されていますので、本日は違うメニューにチャレンジ!どれも北海道らしいでしょ?あれも食べたいこれも食べたいと色々オーダーしてしまいます。(※どうして「十勝牛スジカレー」があるのかについても、「TripEat北海道」を読んでくださいね!)
一つひとつのお料理を丁寧に出してくださるとっても居心地の良いお店です。気が付いたら、あっという間に時間が経っていましたので、そろそろお暇を。忘れずに、LINEのスタンプをゲットしましょう!
北海道料理 かすべ
住所:小樽市花園1丁目8-20
電話:0134-22-1554
営業時間:午後5時~10時
定休日:木曜日
食酒堂×ギャラリー 想天坊
続いてご紹介するのは、「食酒堂×ギャラリー想天坊」です。ちょっと薄暗い路地にひっそりと灯がともるこちらのお店。気になっている方が多いはず!お店の看板がとっても素敵なんですが、店内にもステンドグラスの作品が飾られています。「TripEat北海道」でも、しっかり紹介されていますのであわせてお読みくださいね。
さて、お席にご案内いただきましたが、手書きのボードにびっしりと書かれたメニューは、どれも美味しそうで迷ってしまいます。「エイひれの炙り」「するめイカの一夜干し焼き」があったかと思えば「トマトクリームソースのチーズオムレツ」「生ハムとトマトのブルスケッタ」とか。そう、色々なジャンルのメニューを楽しめるお店なんです。手書きということは、きっとその日の仕入れでメニューが変わったり、お客様のリクエストで新メニューが登場したりということもあるのでしょうね~。通いたくなってしまうお店です。
この日は、「土鍋炊き肉豆富」と「ホタテと長芋のバジルソース炒め」をいただきました。肉豆富は、味が染みてとっても優しいお味で、レンゲで汁もすっかり平らげてしまいました。
たまたま隣の席に居合わせた常連さんが、「あれも美味しいよ、これも美味しいよ」と色々教えてくださったのですが、そう、こちらのお店は地元の常連さんも多いそうです。テーブル席のほかにカウンター席があり、おひとり様でも大丈夫。(取材した私も今回はひとりで行きました)
お酒のメニューもジャンルが豊富で、日本酒、焼酎、ワイン、果実酒などなど。厳選されたお店の方のおすすめが、ちょっとずつ宝箱のように載っているメニューブックでした。個人的に、果実酒の「たっぷりと濃厚な感じの果実酒。可愛らしいラベルとは裏腹にガッツリときます」という説明が気になりますので、お好きな方は是非チャレンジなさってください!
食酒堂×ギャラリー 想天坊
住所:小樽市花園1丁目4-23
電話:0134-22-3470
営業時間:午後5時~10時
定休日:日曜・祝日
魁陽亭 越治
そして最後にご紹介するのは、「魁陽亭 越治」です。花銀通りのサンモール商店街側の端に建つビルの2階に、店舗があります。
こちらのお店は、小樽や北海道にゆかりのある作家の本が並べられていて、自由に読むことができるのです!文学好きにはたまらない。どうして、本が並んでいるのか?それは、かつてこの場所には小林多喜二や伊藤整が利用していた喫茶店「越治」があったからです。ちなみに、 ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝さんの妻リタさんが写る写真も店内に飾られていますよ。
さて「TripEat北海道」 ではオムライスを紹介していましたので、今回は違うメニューにいたしましょう。…と、迷った挙句、「北海道名物スパカツ」をオーダーしてしまいました。あっつあつの鉄板で運ばれてきたこちらのカツは、余市産の北島豚を使用しています。メニューをじっくり眺めていると、小樽近郊や北海道産の食材は表記されており、これは地元のものを食べたい!という方には嬉しいですね。店舗のコンセプトが和洋折衷ということで、メニューについても洋のメニューだけではなく和もあります。カツ丼定食や豚丼重なども気になってしまいました。また来ようと思います!
取材でお伺いしたときは、ご年配の紳士お二人連れがティータイムで過ごしていましたが、そう、カフェ利用もOKなのです。「格式張ることなく、珈琲一杯からでも、お気軽に立ち寄れます」と、店内のリーフレットに記載がありましたが、まさにその通り。(ちなみにデザートは「ベリーパフェ」や「自家製ガトーショコラ」などがあるようですので、珈琲一杯では済まないかもしれません)
残念ながら、20時閉店と少し早く店じまいをされますので、花園宵街めぐりで利用されるときは、まずここでしっかり腹ごしらえをするというのも一案です。(ちなみにランチから営業しています)
魁陽亭 越治
住所:小樽市花園1丁目1-6 フタミビル2階
電話:0134-61-7682
営業時間:午前11時半~午後8時(LO午後7時半)
定休日:年末年始
今回ご紹介したのは、3軒だけですが、「花園宵街めぐり」は残り17軒もあります。読者の皆さまのペースで、色々なお店をめぐってみてください。このスタンプラリーをきっかけに、花園エリアを歩いてみると、お気に入りのお店や気にあるお店に出会えるかもしれません。隠れた名店がまだまだたくさんあります!
スタンプがたまっていくのが楽しくて、どこまで集められるか、チャレンジしてみたくなります。「コンプリートした!」なんていう方がいらっしゃいましたら、ぜひ編集部までお知らせください!