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※記事の内容は、配信時の情報に基づきます。 最新情報は、各施設へお問い合わせください。
この数年間で失われつつあった宿泊施設における人と人との交流、接点、語らいの場。コロナ禍を経た今だからこそ、私たちはよりその大切さを実感出来るようになりました。
今回はそうした人との触れ合いを大切にしている、旅人のオアシスでもある小樽のゲストハウスをご紹介!温もりに溢れた、あなただけのお気に入りの宿を見つけてみませんか。
小樽ゲストハウス/パスタクラブ
小樽ゲストハウスさんは昭和初期に建てられ、歴史的建造物にも指定された個人の重厚な邸宅が活用された施設です。
上げ下げ窓や、入口の鉄の防火扉など当時の面影が随所に残されており、古き良き時代の雰囲気を存分に感じることが出来ます。
建物は本館と別館に分けられています。本館1階はレストラン、そして2階は3部屋のツインルームを要する宿泊スペースとなっています。また、屋上には小樽市街が眼下に広がるテラスが用意されており、 夜景の他、晴れた日には対岸の暑寒別岳が一望出来るのも嬉しいポイント。
本館裏手にある別館「蔵」は、札幌軟石が使用された大正末期の石蔵。1階はねこ足テーブルやフェルト張りの椅子など、レトロな調度品が楽しい居間スペース。2階はベッドが4台設置された客室となっています。建築当初の風情が残る大正ロマン溢れる空間です。
各お食事は本館1階レストラン「パスタクラブ」でお召し上がりいただけます。
朝食はオーブンで焼き上げた自慢の「キッシュ風卵料理」!ランチはパスタ&ピザの「おしゃべりランチ」が人気(2名~)が人気(宿泊プランにランチは含まれておりません)。ディナーは前菜、お魚料理、お肉料理、スープ、パスタ、デザートなど地元の旬の素材を生かした「スペシャルディナーコース」がオススメ。料理に合わせて小樽ワインやイタリアワインなどを楽しんでみてはいかがでしょうか。
小樽ゲストハウス/パスタクラブ
住所:小樽市緑3-9-5 GoogleMap
TEL:0134-22-4162
HP:https://otaruguest.web.fc2.com/
【パスタクラブ 営業時間】
ランチ:11:30~15:00
ディナー:18:00~21:00
定休日:火曜日(不定休)
おたるないバックパッカーズホステル杜の樹(もりのき)
おたるないバックパッカーズホステル杜の樹さんは昭和初期の古民家をリノベーションした宿泊施設です。
まだ「ゲストハウス」という言葉が定着する以前の1999年に開業し、四半世紀を迎える北海道で最古のバックパッカーズホステルの一つです。
杜の樹さんは素泊まり専用の施設となっており、カフェやバーなどの屋内施設はなく、イベントもほとんどしないというポリシーを掲げています。
これは宿を営むオーナーご夫婦が、かつてワーキングホリデーをした際に出会った「バックパッカーズホステル」そのままに、現地での体験を大切にしていることにあります。旅人が自ら町を歩き回り、食料品店で買い物したり、レストランで食事をする。帰り着いた先の宿で旅の情報交換や、 他愛のない語らいを楽しみ、時にはそこから一緒に旅に出る。
そんな宿と町との関係を楽しでもらいたいという思いからのものだそうです。
「旅は旅人自身が紡いでいくもの。それぞれの旅人にそれぞれの旅がある。この宿が良かったという評価より、この町に来て良かったと思われたい。そんな旅の手助けがちょっとできればという思いで旅人を迎えている」 と語るご主人は小樽案内人1級保持者。自身の体験を通して、宿泊者には小樽市内のレストランや居酒屋、イベントなどをお勧めし、街を散策してもらえるような環境を作られています。
▼杜の樹さんから宿泊される方へのメッセージ
「この町は歩く速さでうろうろするのにちょうど良い。朝の町を彷徨ったり、坂道を上って振り返ったり、細い小路に迷い込んだり、色とりどりのガラスの光を感じたり、香りに誘われてカフェに入ったり、夜の町に繰り出したり、のんびり、ゆっくり小樽を楽しんでください。ほんの少しでもそんな旅のお手伝いができればと思っています。」
おたるないバックパッカーズホステル杜の樹
住所:小樽市相生町4-15 GoogleMap
TEL:0134-23-2175
HP:https://otaru-backpackers.com/
SNS:Instagram / X / Facebook
(旧)岡川薬局
岡川薬局さんは1930年に建造され、2005年までの長きに渡り、薬を通じて地域を支えてきました。建物解体の危機を経て、2010年よりRent(借り)、Eat(食)、Stay(泊)を融合した「R.E:ST」という利活プロジェクトのもと「(旧)岡川薬局」として営業を開始。歴史的建造物に指定された和洋折衷の商店建築を現代に伝えています。
重厚な外観とは裏腹に、館内1Fは元薬局をリノベーションしたキャンパスのように真白なカフェが広がり、ゲストハウススペースはその奥に用意されています。
客室は2F和室部分に位置し、個室2タイプ(各定員2名)、和室タイプ(定員~8名)の3タイプがそれぞれ1室ずつとなっています。
また(旧)岡川薬局さんでは 一日4、5時間のお手伝いをしていただくことで、宿泊費が無料となるワーキングステイ制による「宿泊費」と「労働」の等価交換を実施しています。ご利用頂くには会員登録(初回1,000円のみ負担が必要)をする必要があります。詳しくは公式HPにて。
1Fの共用部は2022年に改修され、8KテレビやPC接続可能モニター等、ワーケーション対応ラウンジが24時間利用可能です。また、自動チェックイン、スマートチェックアウト(オートロックの専用玄関)にも対応しており、スピーディーかつ安全なところも嬉しいポイント。
また宿泊者は営業中の場合は、1FのCafeWhiteさんでカフェメニューをご利用いただけます。地元で採れた新鮮な食材で安心・安全に、オシャレな空間でカフェタイムを楽しんでみてはいかがでしょうか!
(旧)岡川薬局
住所:小樽市若松1丁目7-7 GoogleMap
TEL:0134-64-1086
HP:https://re-okagawapharmacy.info/
SNS:Instagram / X / Facebook
【CafeWhite 営業時間】
火・水・金・土曜日:11:30~21:00 (LO 20:30)
日曜日:11:30~18:00 (LO 17:30)
定休日:月・木曜日
※連休最終日は18:00で営業終了
※ゲストハウスはカフェ定休日も営業
Otaru YaDo
Otaru YaDoさんは、初めて日本(小樽)を訪れる方、リピーターなど国籍を問わず、誰にとってもホッと一息つける空間をコンセプトに2018年にオープンしたゲストハウスです。
快適な旅行を楽しめるよう、宿泊だけでなく、滞在期間中の旅をサポートしてくれるサービスが揃っています。
客室はType A~Eまでそれぞれ男女共用個室、女性専用個室、男性専用ドミトリー、女性専用ドミトリー、男女共用ドミトリー、ダブルルームが揃います。
利用可能人数も1~2名、2~4名、4~6名、1~16名までと幅広く、多様なニーズに対応出来る仕様となっています。
シャワールームは男女別で用意されています。女性専用のシャワールームはセキュリティ面でも安心なドアロックシステムを採用。シャンプー、コンディショナー、ボディソープはもちろん、ドライヤーなど必要なアイテム一式を取り揃えています。
宿の自慢でもあるラウンジは、お客様同士、従業員とお客様のくつろげる交流の場。まるでベースキャンプにいるかのようなスペースには、アウトドアグッズが満載。見た目にも楽しい演出が施されています。
宿泊者は国内から海外の一人旅、友人や家族の他、部活の団体利用まで様々。共用キッチンで料理をし、みんなで楽しく会話をし、仲良くなり、また泊まりたいと思うような空間が広がっています。
Otaru YaDo
住所:小樽市稲穂1丁目3-10 GoogleMap
TEL:0134-64-7066
Mail:info@otaru-yado.jp
HP:https://www.otaru-yado.jp/
SNS:Instagram / Facebook