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1923(大正12)年12月27日の完成から、今年で100年を迎える小樽運河。
そんな小樽運河までの道を寄り道しながら楽しむシリーズ第4弾！

前回は梁川商店街から旧国鉄手宮線を歩きましたが、今回はその続き。
次の経由地である色内大通りを散策します。
小樽市の歴史的建造物に指定されている建物に足を止め、歴史を感じながら歩いてみましょう。

前回までの記事はこちら👇
シリーズ「小樽運河へ続く裏通り」①小樽駅発～初回経由地は中央市場
シリーズ小樽駅発・小樽運河へ続く裏通り②中央市場から梁川通りへ
シリーズ小樽駅発・小樽運河へ続く裏通り③線路の上で映え写真！旧国鉄手宮線を歩こう

今回のルート

前回の最終地点である旧国鉄手宮線から小樽運河方向に歩いていくと、色内大通りに差し掛かります。ここから小樽駅正面の中央通りの手前まで約800ｍ、徒歩約15分の道のりを歩きます。

色内大通りを歩いてみた

スタート地点から少し歩くとひときわ目立つ石造りの大きな建物が見えてきます。こちらは、 小樽市指定歴史的建造物である「 旧渋澤倉庫 」で、新1万円札に描かれる渋沢栄一ゆかりの倉庫です。

さらに進むと、歴史を感じる木造の建物が。こちらも 小樽市指定歴史的建造物 で、 1899年創業の酒造会社の店舗になっています。お酒を使った様々な商品もあるのでお土産をゲットするのもあり！

この通りは、小樽運河沿いの大きな道路と比べると車通りはそんなに多いわけではありません。交差点のところからはちょうど、小樽運河のそばに建つ 「旧北海製罐（株）小樽工場第3倉庫」が見えます。

ゴールに近いところにも小樽市指定歴史的建造物があります。
また、「色内よい子の遊び場」という公園もあり、春になると大きな桜の木が綺麗に咲きほこります。

楽しみ方は自分次第！泊まれるビアバー＆カフェ

色内大通り沿いには歴史的な建物で飲んで食べてもよし！泊まってもよし！のお店が2軒あります。
小樽運河からも近いので、ここを拠点に小樽運河の散策に出かけるのもおすすめ。朝、昼、夜で変わる運河の景色の違いを感じてみて！

OTARU TAP ROOM -Craft Beer & Hostel-

こちらは築120年の古民家を改装したクラフトビールがメインのビアバー＆ホステルです。木のぬくもりがあるお洒落な空間です。

ビアバーでは、全国各地の作り手の思いが込められた独創的なクラフトビールを樽替わりで楽しめます。初心者の方は、4種類を飲み比べできるセットで色・香り・味の違いを感じてみるのもおすすめ。その他にも国内外の珍しいビールを缶や瓶でも販売しています。

食べ物はアメリカ南部のテキサス州とメキシコの料理が合わさった
TEX-MEX（テクス・メクス）と呼ばれる料理や、バーガー・タコスなどビールに合う料理がありますよ。

ビアバーの一角はホステルのフロントになっています。21時までにチェックインするとウェルカムドリンクがありますよ。
ホステルの一階は吹き抜けのリビングルームになっていて開放感抜群！キッチンもあるので長期滞在にも便利です。小樽の食材を買ってきて料理もできちゃいます。

2階には全国各地のホステルの紹介カードが置いてあるので、次の滞在先をここで見つけてみて！
北運河エリアの提携店舗で使えるクーポン付きのお得なプランもあるので、散策がより楽しめますよ♪

OTARU TAP ROOM -Craft Beer & Hostel-
小樽市色内2丁目4-8
ホームページ／Facebook／Instagram
[ビアバー］
TEL： 090-1648-7397
[ホステル]
TEL ：080-9613-3285

石と鉄　STONE and IRON

こちらは100年以上の歴史のある石蔵を改装したカフェバー&ホステルです。鉄の扉を開けて入ると、小樽軟石をそのまま生かした壁と、オープンキッチンが目に飛び込んできます。

1階はカフェバーとして地元食材を使った料理だけではなく、小樽・余市を中心としたワインや、バリスタが入れるコーヒーを気軽に楽しめます。

ランチはサラダとドリンクがセットになったお得なメニューもあります。小樽地鶏を使った辛すぎないグリーンカレーの他に、見た目も華やかなガレットも絶品！アートが可愛いカフェラテは、ずっしりとした極上の泡の虜になっちゃいます！

2階は1日1組限定の宿になっており、石蔵という非日常空間で小樽の歴史を感じながら泊まることができます。
広々としたリビングルームにはソファやダイニングテーブルがあり、カフェバーの食事をお部屋で楽しむこともできるんです。最大8名様まで利用できるので、思う存分家族や友達と時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

石と鉄　STONE and IRON
小樽市色内2丁目2-8
TEL：0134-61-1214
ホームページ／Facebook／Instagram

今回はここまで。いよいよ小樽運河が目の前に近づいてきました。 次回は、色内大通りからスタートし、 果たして小樽運河にゴールするのか！乞うご期待！