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オタモイ海岸は小樽の北部にある絶景スポット。ここにはかつて「オタモイ遊園地」という夢の絶景遊園地がありました。最近では再開発計画なんていう報道もあったり、大注目されています。今回は話題のオタモイ海岸をクローズアップします!
オタモイ海岸はこんなところ
小樽のオタモイ海岸は北海道で唯一の海域公園地区「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」に指定されている小樽の海岸線。 澄んだ青い海に、断崖絶壁や奇岩が続く雄大な景色が楽しめます。
海上観光船「あおばと」やボートクルージングなどのマリンアクティビティを利用すると、この海岸線を海から眺めて楽しむことができます。
▶小樽自身2021年5月号
「そうだ (海上観光船で)オタモイ、行こう!」
オタモイ遊園地とは
昭和初期、この場所には「オタモイ遊園地」というレジャー施設があったんです。蛇の目寿司の加藤秋太郎は、オタモイ海岸の断崖絶壁に「龍宮閣」という絶景を楽しむ高級料亭を建てました。その他に、食堂、演芸場、海水浴場などもあり、当時は1日数千人の利用があったようですが 龍宮閣が火事で全焼し、閉園状態になりました。
現在は、龍宮閣跡とそこへ向かいう通路に移設された「唐門」が残されていますが、崖崩れがあり立入禁止になっています。 海上観光船によって海側から見ることは可能です。
当時の写真や、海から見たオタモイ遊園地跡はコチラ👇
小樽市総合博物館 Facebook
再開発計画!?
2021年2月、㈱ニトリの会長の似鳥昭雄氏が、オタモイ開発の調査事業として5000万円を小樽商工会議所に寄付するというニュースも流れましたが、ご記憶にある方もいるかもしれません。
▶小樽ジャーナル
(株)ニトリ 小樽オタモイ開発に5千万円寄付
そして、今年2022年8月、小樽商工会議所は日本海を一望できるテラスの建設などを盛り込んだ基本構想案をまとめたというニュースも報道され、再びオタモイ開発の可能性が注目されています。
跡地の再開発案として、展望テラスや遊歩道の整備などが構想案として上がっています。今後の展開にもぜひ注目ください!
オタモイの楽しみ方
"映える写真”を撮影することができるスポット「Otaru Photo Frame」があります。フレームのイラストと背景を重ね合わせると、岬の上に空中にせり出すように建てられた龍宮閣の姿が浮かび上がり、当時の雰囲気を感じ取ることができますよ♪
また、小樽観光協会YouTubeに「小樽自然観光PR動画」のオタモイ編があるのでこちらもチェックしてみてくださいね!
▶ NATURE × OTARU オタモイ編