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※記事の内容は、配信時の情報に基づきます。 最新情報は、各施設へお問い合わせください。
読書の秋真っ盛り!本をモチーフにした様々なアート作品を楽しめるイベントが小樽で開催されます。
それが今年で11回目を迎える「おたるBook Art Week」。イベントの主催者の方にお話しを伺ったり、フライヤーの制作を担当したsaru1さんにインタビューしました♪
それではさっそくチェックしてみましょう!
まずはイベントの概要をチェック!
▼開催日時
10月10日(月・祝)~10月23日(日)
※ 会場ごとに会期や、開催時間が異なります
▼会場
小樽市内14カ所
※入場無料。飲食店会場では鑑賞のみでもOK
おたるBook Art Week ってどんなイベント?
このイベントは小樽14カ所で同時開催する、街をめぐり手にとって楽しめる展示企画です。美術と本の結びつきから生まれたブックアートは、作家や会場、仕掛け人の手にかかって自由かつ多彩な姿を見せます。
このイベントの前身は 2011年にカフェヴェールボアで開催された「絵本の庭」でした。東京で24年続く ART SPACE企画(代表・篠原誠司)の「THE LIBRARY展」の関連企画としてスタートしましたが、年々参加会場が増え小樽独自の展開を見せています。
会場
回を重ねるごとに参加会場が増えているこちらのイベント。
このイベントの企画を知り、興味を持った方からの希望があれば、会場として参加してもらっているそうです。それぞれの会場が自由に展示のレイアウトをしています。
会場は全14カ所。
このうち初参加は、 カトリック小樽教会富岡聖堂 ・ サカノマチ喫茶室 ・プチジャルダン船見坂 の3会場です。
イベントの楽しみ方
▼その1
それぞれのBookartの雰囲気と作家たちの生み出す作品のコラボレーションを楽しめます。会場はカフェにショップ、教会や仏壇店も。アートを巡りつつ、小樽の街のいろんな顔を覗いてみましょう。
▼その2
会場ごとにスタンプが用意されています。
フライヤーがスタンプ台紙になっていて、全14会場のスタンプを集めると、最後の会場で景品として2022オリジナルステッカーがもらえます。
※ カトリック小樽教会富岡聖堂には景品を置いていませんので、最終場所にならないように注意。
▼その3
フライヤーとオリジナルグッズは毎年、展示作家さんが制作。制作作家さんの描く味わいも楽しんでください。 全14会場のテーマや日程などの詳細が載ったフライヤーは、参加会場や小樽市内各所で配布中。
今回のフライヤーを制作したsaru1さんにインタビュー !
小樽在住のイラストレーター であるsaru1さん。
このイベントはイラストレーターとして再スタートした年に参加した思い入れの強いイベントなのだとか。その思いを聞いてみました。
デザインのこだわりや込めた思いは?
フライヤーのこだわりは表紙が夜、マップが昼だという所です。昼にマップの会場を回り、夜には会場を回った余韻や手に入れた本や作品の世界に浸っていると言う構図になっています。夜は想像の世界も広がりやすく夢を見て居る人も多く、これから長くなる夜がメインだと思い表紙は夜にしています。
ステッカーは2種ありますが、全会場回るか購入して頂ければ2種類ともセットで手に入ります。100均に売っているマグネットに貼って切り取れば冷蔵庫等に貼って可愛いサイズにしました。
「本の世界を旅しよう」という言葉をフライヤーに書いた理由は?
極力少ない言葉で覚えやすい内容にしようと考えていました。フライヤーのキャラクターデザインを考えて居る時に、本の世界に入り込んでる子をイメージして顔が本になって居る人のデザインとなったのですが、そのデザインそのまま「本の世界を旅しよう」となりました。同時に昼にマップを回り各会場の本にまつわるアートの世界を回る事も意味しています。
奥底にミヒャエルエンデの「果てしない物語」の本に入り込むバスチアンも微かに浮かんでいたと思います。(モデルにした訳ではありません)
saru1さん、お話ありがとうございました!
今年の秋はフライヤーを手にして、小樽で本の世界を旅してみませんか?