観光案内所からのお知らせ
小樽市に「能舞台」があるのはご存知ですか。
「能舞台」は小樽市公会堂に隣接しています。
入館は小樽市公会堂からとなります。
夏季限定の一般公開。この機会に是非ご覧になりませんか。
遅くなりましたが、
2022年7月9日(土)に小樽市能楽堂を見学してきましたので
ご紹介します。
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・小樽市花園5丁目2番1号 (小樽市公会堂 電話:0134-22-2796)
・小樽市能楽堂夏季公開:2022年5月29日(日)~9月4日(日)
9:00 ~ 17:30 (夜間催事の日は催事終了時間まで)
・入館無料 (有料のイベントもあります)
・問合せ:小樽市民会館 電話:0134-22-8800
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岡崎邸能舞台の価値
大正15年(1926)1月の能舞台の完成からおよそ1年半後の昭和2年(1927)秋、狩野派第17代狩野秉信を京都から呼び寄せ、2ヶ月をかけて鏡板の松と竹、揚幕板戸の唐獅子を描かせ、同年11月12日には揮毫記念能が開催された。鏡板の揮毫が狩野派によるものであること、能舞台の構成が、屋根は入母屋造り、二軒、柱頭の組み物は出三斗、蟇股は各辺に2個の計8個になっていることなど、岡崎邸能舞台は江戸時代に定められた能舞台の最高の基準を備えている。江戸幕府大棟梁の家柄でもあった平内家の5巻からなる『匠明』中の「舞台」の記述とも合致点が見出され、伝統的な能舞台建築形式にもとづくことが確認されている。
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移築再建
能舞台は岡崎謙氏没後の昭和29年(1954)、その遺志により小樽市に寄贈された。しばらく岡崎邸内にあって演能も行われていたが、昭和36年(1961)に公会堂の移築拡張に伴い現在地に再建された。
昭和60年(1985)に公会堂とともに小樽市指定歴史的建造物に定められ、平成5年(1993)から一般に公開されている。
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能舞台沿革
大正13年(1924) 佐渡産神代杉、九州産檜他を調達
大正14年(1925)7月 自邸新築とともに能舞台建築に着手
大正15年(1926)1月 竣工、同月舞台開き開催
昭和2年(1927)11月 狩野秉信により鏡板の松竹の絵完成
昭和24年(1949)6月 野口兼資来道記念能開催
昭和29年(1954)7月 岡崎 謙氏より能舞台寄付
昭和36年(1961)8月 舞台解体、同9月現在地へ移転
昭和60年(1985)7月 小樽市指定歴史的建造物
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小樽市能楽堂へは、小樽市公会堂の入口からはいります。
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正門には「公会堂」と「能楽堂」と書かれています。
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階段を下ると「能楽堂」があります。
小樽市在住。東京都出身。働きながら42歳から面を打ち始める。
現在までに打った能面は100点に及ぶ。
平成15年に小樽市に移住し、旧岡崎家能舞台とともにある公会堂で、
年1回の個展を継続し、多種類の鬼神面や怨霊面、
年齢とともに微妙な変化を表す女面を制作している。
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