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【月刊小樽自身2023年11月号】小樽バイン&天狗山 食事のテーブルで!? 新体験 プロジェクションマッピング

2023.10.25

※記事の内容は、配信時の情報に基づきます。 最新情報は、各施設へお問い合わせください。


明治45(1912)年に建てられた歴史的建造物をリノベーションしたレストラン・小樽バインと、小樽の街並みや海を見渡すシンボルスポット・小樽天狗山。
このふたつを結ぶプロジェクションマッピングイベント「おたる灯(とも)りプロジェクト」が2023年10月から始まりました!

聞くところによると、デジタルとグルメが融合した仕掛けや、天狗山の象徴である天狗をテーマにした映像が展開されるのだとか…。
どんなイベントなのか、さっそく伺ってきましたのでご紹介いたします!

小樽バインって?

道産ワインと地元産食材を気軽に楽しめるお店

小樽バインは、日本銀行旧小樽支店などの銀行建築が立ち並ぶ、北のウォール街にあるイタリアンレストラン。もともとは旧北海道銀行本店として使われていた建物で、小樽市の歴史的建造物にも指定されています。

明治建築の石造建造物を利用した店内

木張りの床や軟石を使った壁など、店内もノスタルジック&ロマンチックな造り。こんな空間でデジタルなイベントが行われる、そんなギャップも楽しみのひとつ!

テーブルとお皿がプロジェクションマッピングの舞台に!

気になる黒のコースター

メニューを開くと…そこには小樽の物語が!

ここで繰り広げられるのは「アートディッシュ」と銘打った、食事とプロジェクションマッピングがセットになったコース
はじめにスタッフの方から説明を受け、メニューカードと黒いコースターを受け取ります。このコースターをテーブルに置くと、プロジェクションマッピングが始まります!

デジタルと食の融合を楽しむ斬新な演出♪

最初に渡されたコースターは、実はテーブルにぽっかりと開いた穴。そこから北国の動物たちが現れてテーブルの上を歩き回ります。
次第にテーブルには水が満ちてきて…といった具合に映像が展開されていきます。小樽の街並みができていく様子やニシンの群れが泳ぐ様子など、歴史や自然も感じさせるストーリー、詳細は実際に見てのお楽しみです!

コースメニューは道産食材を使った美食がずらり

道産生ハムとチーズの盛り合わせ

ホタテ貝とアサリを使ったパスタ

白老牛のフィレ肉を贅沢に使うフリットゥーラ

プロジェクションマッピングが終わったあとは、料理の提供が始まります。
この日注文したのは一番豪華なディナータイム「Aコース」12,000円(90分)前菜の道産生ハムとチーズの盛り合わせやホタテ貝とアサリを使ったパスタ、白老牛のフィレ肉を贅沢に使うフリットゥーラ(揚げるように焼いたステーキ)など、道産素材を使いシェフが腕によりをかけた全6品が運ばれてきます!

丸いチョコレートのように見えますが…

最後にはデザートの「ティラミス アフォガード仕立て」が登場。
一見すると丸いチョコレートなのですが、一緒についてくるエスプレッソコーヒーと生クリームのソースをかけると…

ソースをかけると!?

中から更なる魅惑のデザートが出現!

外のチョコレートが溶け出して、中からマスカルポーネのムースやアイスが顔を覗かせます! エスプレッソソースのほろ苦さとティラミスの甘さが引き立て合う、大人の味わいのスイーツでした。

なお、アートディッシュは完全予約制。
電話では2日前の15時まで、webからは3日前までに予約が必要です。
また、今回のディナーコース以外にもパスタや肉料理など5品がつく「ランチコース」5,500円や「アフタヌーンティーコース」5,000円なども用意。
詳細は小樽バインのホームページでご確認を。

ワイン&カフェレストラン 小樽バイン
【住所】小樽市色内1-8-6 GoogleMap
【電話】0134-24-2800
【イベント専用HP】https://www.otarubine.chuo-bus.co.jp/other/1602/
アートディッシュは完全予約制です。
・予約時間は【11:30/13:00/14:30/17:30/19:30】の5枠、各1組様限定です。
・予約受付はお電話またはweb予約にて
※予約期限:[お電話]2日前の15:00まで/[web]3日前まで

小樽天狗山では山頂駅の「天狗の館」でプロジェクションマッピングを披露

小樽天狗山では、ロープウエイを登った山頂駅にある「天狗の館」がプロジェクションマッピングの舞台。

快適にバス移動♪

本局前から天狗山までは15分程のアクセス

天狗山までは小樽バインの道路を挟んですぐ斜め向かいにあるバス停「本局前」から15分ほどでアクセスできます。

山頂からは宝石を散りばめたような美しい夜景が望めます

ロープウエイは12分間隔(混雑時は6分間隔)で運行。約5分間の空中散歩では小樽の街並みを一望できます。

天狗の館には全国各地のお面がずらりと並んでいます

天狗の館には全国から集まったおよそ700点ものお面がずらり。こんなに天狗に囲まれる空間は、ここのほかには無さそうです。

意味深な掛け軸の正体は…

その一角に、なにも書かれていない掛け軸がポツンと飾られています。

響き渡る音楽

映し出されるデジタルアート

しばらく眺めていると、音楽とともに掛け軸に映像が流れはじめました!
デジタルの天狗が映し出されたり、時には掛け軸から飛び出す場面も。
こちらは入館無料でロープウエイの往復料金のみで鑑賞できます。ぜひお立ち寄りを。

天狗山には天狗スポットがたくさん!

天狗山にはそのほかにも天狗にまつわるスポットがいくつもあります。
長い鼻にふれると魔除けや願い事が叶うという「鼻なで天狗さん」や、天狗の由来とされる猿田彦大神を祀る「天狗山神社」などがあり、開運や厄除けのご利益に授かることができます。
また、売店でもオリジナルの天狗グッズを販売しているので、そちらも注目ですよ!

小樽天狗山ロープウエイ
【住所】小樽市最上2丁目16-15 GoogleMap
【電話】0134-33-7381
【営業時間】運行9:00~21:00(上り最終〜20:48)
【ロープーウェイ料金】往復大人1,600円、中学生未満800円、未就学児無料
【HP】https://tenguyama.ckk.chuo-bus.co.jp/