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【月刊小樽自身2022年2月号】冬の小樽あるある

2022.01.25

※記事の内容は、配信時の情報に基づきます。 最新情報は、各施設へお問い合わせください。


小樽っ子のあなたは共感するはず!雪国の冬を知らないあなたは驚愕するはず!

これが小樽の冬だっ!メジャーなあれこれ、コアなあれこれ【冬の小樽あるある】一挙大紹介★

《氷柱(つらら)が地面に届く》

まずは、小樽キッズあるある!Here we go🛷

《必須アイテム◎誰でも簡単に遊べるミニスキー》
長靴に赤や青のプラスチック製のミニスキーを装着するだけ。家の裏山や近所の公園で、ひたすら雪山を登っては滑り登っては滑り。ジャンプ台なんかも作ったりしてね。ホームセンターなどで手軽にゲットできるのも人気の理由の一つ。昔は駄菓子屋や金具屋にもあったのだとか。

《学校帰りはサラダバーならぬ、氷柱(つらら)バー》
学校の帰り道は、所々にあるキレイな氷柱を見つけてはキャンディーのようにペロペロ舐めながら帰る。 一番透き通った氷柱、一番長い氷柱選手権なんかもしたね。

《学校のグランドにある小山でスキー授業》
冬になると学校のグランドや校庭に雪の小山が出現。昼休み時間に遊んだり、小学校低学年はその小山でスキー授業をしてスキーを覚えるんだよ。 スキー遠足はお決まりの小樽天狗山スキー場へ!

《ベビーカーの代わりにソリで子供を運ぶ》
雪道は小さい子供にはとっても歩きづらくて大変。そこで活躍するのがソリ。買い物に行くとき子供をソリに乗せていけば、帰りは荷物も乗せられるし一石二鳥なのさ。



冬の悩みの種でもある、除雪あるある⛄

《真夜中の除雪車》
雪がたんまり降った日は、夜中から除雪車がウォーンガガッガと大きな音を鳴らして道路を除雪。朝には除雪車がかき分けた雪の残りが固まりになって家の玄関前や車庫前に残されているのもお馴染みのこと。出勤前にその雪を除雪するのがまた一苦労。とは言っても、除雪車が入ってくれないと雪をかき分けて学校や会社に行く羽目になるからね。

《マイ除雪機》
戸建てに住む多くの人はマイ除雪機を持っている。家の敷地内の除雪をするだけでも一苦労。そこで役立つのが小型除雪機。女性でも操作できるほど楽に動かすことができるものも多く、エンジンをかけて押し歩きながら雪を遠くに飛ばすことができるんだからスゴイ。住宅街ではあちこちでマイ除雪機で雪投げしている音が聞こえてくるよ。
※小樽の人は「雪かき」のことを「雪投げ」とも言う。

《除雪した雪を港から海に流す光景》
小樽市内から除雪で集められた雪をダンプカーで小樽港中央ふ頭に運び、そこから雪を海に流して融雪する。なかなか見ごたえのある光景に観光客の皆さんはビックリ。



雪国の車あるある🚙

《朝起きたら車が雪に埋まっている》
車は車庫に入れないと大変なことに…毎日車を使う人は、車の周りの雪かきが必須。たまにしか車を使わない人は、使わなくても雪かきはしないと車が見当たらなくなるかもね。

《駐車するときはワイパーを立てるのをお忘れなく》
車は寒冷地仕様、冬タイヤも必要だしワイパーまで雪をかき分けやすい冬用がある。そしてみんな当たり前のようにしているのが、駐車の際はワイパーを立てておくこと。これを忘れたらフロントガラスに積もった雪でワイパーがどこにあるかわからなくなるよ。フロントガラスにワイパーが氷でくっついてなかなか剥がれないしさ。

《車の屋根の雪下ろしを怠ると雪がドバっと落ちてくる》
車を外に停車しておくとフロントガラスにも屋根にも雪がどっさり。前が見えるようにフロントガラスだけ雪をよけて発車すると、赤信号で止まった途端、屋根から大量の雪がドバッとフロントガラスに流れ落ちてきて、目の前が厚い雪で真っ白に。

《道で車が埋まるとわらわら集まってくる助っ人》
雪の多い日は、タイヤが雪に埋まって(スリップして)車が動けなくなることがある。そんな時は周りの人が自然と集まってきて車を押して助けてくれるんだ。そして車が抜け出ると、礼を言う間もなく皆いなくなる。暗黙の雪国同盟みたいなものかな。



他にもこんなのがあるよ!

《あちこちに設置されている「砂箱」》
道のあちこちに、滑り止めの砂が入った「砂箱」があり、歩道や道路が滑りやすい日に、この砂箱から砂を取り出し道に撒いて使う。坂道が多い小樽では必須!

《油断すると水道管が大変なことになる》
氷点下を超える日がたびたびあるのでつい油断すると…水道管が凍結して破裂するなんてことも。寒い日は水抜きを忘れちゃいけない!

《顕微鏡がなくても雪の結晶が見える》

家の窓や車の窓に、雪の結晶を見ることができる。そしてそれを、つい指で一つずつ溶かしたくなる。

《至る所に雪の壁が出現する》

《店先や道端に雪だるまがいる》

《家の裏側がほぼ埋まる》

《軒下は危険なので歩かないよう身についている》

・外は寒いが、家の中はぬくぬくでTシャツにアイスクリーム
・ツルツルの道で転ばないよう、チョコチョコ歩きを子供の頃から自然と身に着けている
・大雪が降ると朝の挨拶は嘆き節で始まる
・水たまりの氷を見ると思わず踏んで割りたくなる
・ママさんダンプ。みんな使ってるけどよく考えると謎のネーミング
・雪を食べると親に怒られた
・豚汁は「ぶたじる」と言う
・凍った水槽の金魚は、氷が溶けると動き出す
・天狗山スキー場のジャイアントコースで転ぶと200mは止まらない
・干し芋をストーブの上に置いて炙って食べるのが最高(最近のストーブは炙ることができないものが多く残念だ)
・ひげを蓄えた人や、ワンコはヒゲに氷柱がぶら下がる
・高速道路を走ると車が塩で白っぽくなる(高速道路には路面の凍結防止のため塩化ナトリウムが散布されている)



さて、小樽っ子のみなさんはいくつ共感できましたか?そして、雪国の冬を知らないみなさんは小樽の冬がイメージできましたか?
小樽の冬は大変なこともあるけど、「あ~、わかる~」とみんなで共感しながら楽しく乗り越えましょう!