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小樽といえば海産物!もちろん「かまぼこ」も外せない大事な要素。
今回はその中でも大正3年から続く老舗、大八栗原蒲鉾店さんをご紹介。
新店舗、小樽都通店が9月2日にオープンしましたので、代表取締役である栗原 康さんを訪ねました。
大八栗原蒲鉾店については、↓の記事で詳しくご紹介していますので、こちらもご覧ください!
【月刊小樽自身2022年10月号】 百年企業!かまぼこは市民のおやつ、おつまみ
大八栗原蒲鉾店 小樽都通店
取材当日、新店舗に着くや否や「大八」の文字が大きく掲げられたその姿をいち早くシャッターに収めようとした矢先。2名の常連客が「あれ?ここ栗原さんじゃない?」と嬉しそうに店先に駆け寄られていました。
その日、お店を切り盛りしていたのは栗原さん。すかさず店先へ出て、柔らかな口調と共にお客様を温かく迎え入れる光景が印象的でした。
取材班もいざ新店舗内へ!
店内は奥行きのある広々とした空間。白を基調としたクリーンでオシャレな店内は、すべて奥様のコンセプトによるもの。女性ならではの繊細な心配りが嬉しいお店作りとなっています。
今回の出店について一番大事にしたのは、何よりも「地元民の利便性」と話す栗原さん。かねてよりJR・バスなどで小樽駅を降りる方々にとっては、従来店舗の利用のし辛さは課題の1つとして抱えていたと言います。
今回はそうした車を利用をしない方々にとって、より身近で手軽に買いやすい環境を整えたいとの思いから、西エリアの出店に至ったとのこと。
店舗を探す上で中央市場なども含めて検討した結果、長崎屋の裏口を出て、夢市場からバス停までの1つのゾーンが出来上がっている現店舗が最適だと確信したと言います。
ただ…と恥ずかしそうに笑う栗原さん。元々あった地面のタイルに沿って店舗を作ってしまった結果、商店街を歩く方からは視認されにくい奥まった位置にお店が完成してしまったとのこと。
また、暖簾には『大八』とは書かれているものの『栗原』の文字がない為、どこのお店かわからず素通りされてしまうことが多いのが悩みと語っていたのですが・・・。
なんと取材日から数日後、栗原さんから「暖簾付け変えたよ!」との連絡が!!
大急ぎで駆け付けた取材班の前には、数日前には確かに無かった『栗原』の文字が刻まれた暖簾が掲げられていました。地元住民へ寄り添う栗原さんの愛を感じます。
取材中も常連客の足は絶えることはなく、「近くなって嬉しい!」という声や「また来るね!」という掛合いもあり、いかに地元民に愛されているかがわかる心温まる時間でした。
既に常連客の方はもちろん、まだ新店舗について知らない方にも「新店舗はあそこだよ!」と皆さんのクチコミで広めていってもらえると嬉しいとのこと。是非皆さんも新店舗に足を運んでみてください♪
大八栗原蒲鉾店 小樽都通店 ▶MAP
住 所: 小樽市稲穂2丁目12-16
営業時間:9:30~17:30