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【月刊小樽自身2022年7月号】【体験レポ】ビギナー記者が日和岬沖でヒラメ釣ったぞ~船釣りめっちゃ楽しい!!!

2022.06.25

※記事の内容は、配信時の情報に基づきます。 最新情報は、各施設へお問い合わせください。


観光都市小樽。
グルメ、買い物、写真撮影、温泉、ウインタースポーツなどなど…
小樽を観光する目的はたくさんありますが、小樽には海があります!
青の洞窟ツアーも楽しいのですが、釣り船に乗るために小樽に訪れるのも良いのでは?!

ということで、月刊小樽自身編集部の釣り船初心者3人衆が、釣り船の楽しさを皆様に伝えるべく実際に体験してきました!

晴天の日本海!釣り船体験日の降水確率は0%!



まずは事前準備!

どの釣り船を選べばいいの?

今回体験する3人は釣り船に関しては初心者ですので、どうやって船を選べばいいか分からない…
まずは小樽の地元密着型釣具店である「フィッシングPAPA」さんにお話しを聞いてみました!

フィッシングPAPA
小樽市稲穂4-4-13
0134-27-3868
ホームページ

※ちなみに、釣りなどの娯楽のために客を乗せて航行する船のことを正式には「遊漁船」と言います。本記事内では「遊漁船」のことを、以下「釣り船」と言います。

(フィッシングPAPA)
インターネットで釣り船を検索して探す方法もありますが、コンビニエンスストアなどで販売している週刊釣り新聞ほっかいどう「つりしん」に、北海道の釣り船が掲載されているので、そちらも参考になると思います。

なるほど!「つりしん」という新聞があるんですね…
善は急げということで早速買ってきました!

これがっ…つりしんっ…!
毎週木曜日発売。税込294円。

見てみると、〇〇港ではどのような魚が釣れているとか、イワナの釣り方とか、満潮・干潮の情報まで!他にもさまざまな情報が載っていました!

今回は、つりしんに掲載されている釣り船の中で、船乗り場が編集部事務所の近くにあり、「レンタル、エサ込みの短時間手ぶらヒラメ釣り体験」と記載のあった「小樽港遊漁船シェイク(SHAKE)」さんを利用することといたしました!

※小樽港遊漁船シェイクさんの情報は後ほどご紹介いたします。

価格はどのくらい?

一般的に釣り船で釣りをするにはどのくらいの価格が必要なんだろう…
調べてみると、大きく分けて「乗船料」「竿などのレンタル料」「エサ代」に分かれているようです。
※価格については、小樽の釣り船を数店舗比較しており、大体の相場でお伝えします。

●乗船料(※一人当たり)
乗船料は、これから釣りにいく魚の種類によって変わります。
例えば、カレイは6,000円前後(4月~6月頃)、ヒラメは9,000円前後(4月~8月頃)、イカは10,000円前後(7月~9月頃)などとなっております。
※今、何が釣れやすいかは日によって変わるようですので、ご利用される釣り船にお問い合わせください。

●レンタル料(竿、リールなど)※一人当たり
レンタル料については、固定料金となっているところと、魚の種類によって価格が変わるところがあります。
・固定料金のところでは、一式で3,000円前後。
・魚の種類によって変わるところでは、カレイが1,000円前後、ヒラメが2,000円前後、ホッケが3,000円前後
などとなっております。

●エサ代(※一人当たり)
魚の種類によって変わります。(1,000円~1,500円程度とのこと)

編集部が利用した「小樽港遊漁船シェイク」さんのヒラメ釣り体験は、
午後便での出航
・通常より乗船時間が短い(釣り時間が約半分)
・船長やスタッフがサポート
・釣り道具一式、エサや仕掛けのフルセットを用意
というプランで9,000円でした!
午前便は上記プランではなく、通常プランになりますので、ご注意ください。料金詳細についてはこちらをご覧ください

ちなみに6月現在、市内市場のヒラメの価格を見てみると、1,500円前後。1匹釣るごとに1,500円、6匹釣れば…がんばらねば!!

持ち物は何が必要?

今回体験する小樽港遊漁船シェイクさんでは、釣りに必要な竿、リール、釣り針、エサ、釣り針などはレンタル可能でした。
それ以外に事前に用意したものはこちらです。

・大きめな発砲スチロールの箱
釣った魚を収納する用です。クーラーボックスがあればそちらのほうが望ましいのですが、無かったためこの箱にしました。船長さん曰く、現在(6月中旬)まだ北海道は涼しくて、その日に自宅に持って帰るのであれば、大きめなビニール袋でも可とのことでした。
・長靴
船内に結構海水が入ってくるので、普通のスニーカーだと濡れてしまうため、長靴が望ましいとのことでした。
・雨具
・ウィンドブレーカー
・タオル
・酔い止め薬
・飲み物
・コンビニ袋

今回私達はこの持ち物を持っていきましたが、それぞれの釣り船のプランやレンタル状況、季節によって、持ち物が変わる可能性があるので、ご予約の際に確認することをおすすめします!



いざ釣り船へ!

今回乗る釣り船はこちら!

改めまして、今回利用させていただく「小樽港遊漁船シェイク」さん!
船着き場は、小樽の有名観光スポットである小樽運河の北側に位置する北運河にあります。
小樽駅からも徒歩15分程度で行けるため、利便性が良い場所です!

船内は意外と広い!

船長の吉野さん。操縦席姿がかっこいいっ!

小樽港遊漁船シェイク(SHAKE)
小樽市色内3丁目(船着き場)
TEL:080-5598-4819
ホームページ ブログ



出航!

午後1時に集合。
準備を済ませて、さあ釣りをしに大海原へ!

陸を離れる瞬間ってどきどきしますよね

出発前に船長さんから指導を受ける3人

船からの運河の景色

腰巻ライフジャケットもきちんと装着!

北浜橋からの一枚
たくさん釣ってきます!



海から見た小樽の景色が素晴らしい!

釣りを始める前に少しだけ「海からの小樽」をご紹介♪
陸とはまた違った景色で、改めて小樽の魅力を感じることができました!編集部3人衆も景色に釘付け!

港町おたる

祝津にある鰊御殿と日和山灯台

岩場にカモメやウミネコがたくさん!

裏から見る小樽も絶景

ぼーっと風景を眺めている様子

悦に入っている様子
石原裕次郎か!と突っ込まれました

釣り場に到着!

1時間弱、船に揺られたところで、最初の釣り場に到着しました!
いよいよ釣りが始まります!

たくさん釣るぞ!!

▼今回使用する釣り道具はこちら!(全てレンタルです)

ヒラメ釣り用の竿

リール

重り


ヒラメのエサ(ししゃも)をくっつけます

▼船長の指導を受けます。

▼編集部もやってみました!

①エサ(ししゃも)に針を刺して

②頭に可愛いカバーを着けて

③釣竿の糸の絡みを外した後に、エサと重りを海にドボン!

④海の底(約50メートル)まで糸を垂らす

⑤リールの動きが止まって、底に着いたのを確認したら、リールを5~7回程度まわす
※ヒラメは海底の少し上付近に生息しているため

⑥生きのいいエサ(ししゃも)を演じるために、ぐーっと上げて…

⑦ストン!と落とす

⑧この⑥~⑦の動きを釣れるまで繰り返す
ヒラメ釣りは結構大変!休憩しながらやりましょう!



釣れた!

釣りを開始してから20分。
上げて~下げて~の動きを続け、体も良い感じに疲れ、本当に釣れるのかな?と疑問を持ち始めた時…遂に!

竿の動きがいつもと違うっ!逃げないでくれ~

ヒラメがいた!
船長さんにすくい上げてもらって…

ヒラメ第1号!嬉しい~♪

ヒラメは海水とともに箱の中へ!

その後、エサだけを食べられたり、船に酔ったり、釣り場を何回か変えたり。紆余曲折を経て…

上手く食べられてしまった…!

船酔いはつらい!

何とか他の二人も無事ヒットしました!

カジカも釣れました!
この後、ヒラメも釣れました!

結構大きめなヒラメ?!

▼本日の釣果
編集部3名(いずれもビギナー)
・ヒラメ4匹
・カジカ2匹
…計6匹でした!
初体験にしては結構釣れたのでは!?3人とも大満足♪



帰港!

釣り始めてから2時間30分。午後5時前。
そろそろ太陽が落ち始めた頃。楽しい釣りの時間は終わりを迎えました。
帰りは水しぶきが掛かるから、船内か船尾の水の掛からないところに避難してと船長さん。

いざ!小樽港へ!

最後にカモメと戯れました

少し寂しい海の夕暮れ

水しぶきにより虹が繰り返し発生!綺麗…

小樽港が見えてきた!何だかホッとします

ようこそ小樽!

小樽運河に入って…

船着き場に到着!
やっと着いた~お疲れさまでした!



釣った魚をさばいて料理してみた!

せっかくなので、自分でヒラメをさばいてみました!
私(男)は、人生で初めての魚さばきです。

(注)大苦戦して、身も料理もごたごたになったので色を加工して、ごまかしています

1時間30分かかりました…
包丁が全然刺さりませんでした(汗)

ムニエルにしました!
見た目は悪いけど、新鮮でフワッフワで最高でした♪

お目汚しもなんですので、魚をさばき慣れている方の写真をしっかりご紹介します!

綺麗…

ヒラメの漬け丼にしました!
プリップリで美味しそ~♪

自分で釣ってさばいた魚は何倍も美味しく感じますね!
こんな美味しい魚を食べてしまったら、また釣りに行きたくなってしまう…近々また行こうかな?

ということで、釣り船初体験ルポは終了。
体験させて頂いた小樽港遊漁船シェイクの吉野船長さん、大変お世話になりました!
初体験でしたが、釣りが楽しかったことはもちろんのこと、小樽の海や、海から見た小樽の景色が素晴らしく、体験を通じて新たな小樽の魅力を発見することができました♪

皆様もこの夏、小樽で釣り船に乗ってみてはいかがですか?!