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マップを片手に、いざ小樽の朝へ。朝活のススメ【Webマガジン小樽通】

2026.07.16

朝の小樽で何をしよう。

朝日、朝ラン、モーニング。
1日の始まりを小樽の朝で味わうためのマップがあるのをご存知でしょうか?

小樽での朝体験をお楽しみいただけるよう、朝焼けや港町の空気を楽しめる絶景ポイントや飲食店・朝市、朝散歩にぴったりの場所などの情報を掲載しています。
朝の魅力をお楽しみいただくヒントが満載の内容となっているこのマップを片手に、実際に小樽の朝を楽しんでみましょう!

▷小樽朝活マップをPDFで見る

※記事の内容は、配信時の情報に基づきます。 最新情報は、各施設へお問い合わせください。




小樽で朝焼けや日の出を楽しみたい場合、冬は南東から、夏は北東から太陽が昇るため、見える方向や景色が、実は季節によって異なります。日の出の時間も同様に、夏至の頃は午前4時頃、冬至の頃は午前7時頃となります。

太陽が顔を出す日の出そのものも魅力的な朝の景色ですが、実は、空が明るくなり始める日の出前もおすすめです。朝焼けのグラデーションは、どこで眺めていても感動すること間違いなし!
朝活マップでは、朝日スポットとともに季節や時間も載せていますので、ご参考になさってくださいね。

4月下旬の日の出前の朝焼け@小樽港第3号ふ頭付近

4月下旬、小樽港第3号ふ頭付近からの日の出

5月下旬、日の出前の朝焼け@旭橋

5月下旬、小樽運河散策路からの月見橋と朝焼け



朝の光を浴びることで分泌されると言われる「セロトニン」を増やすことで、体も活動的になりますね。脳をしっかりと目覚めさせたあとは、小樽のローカルフードで腹ごしらえをしましょう。テイクアウトをして、海を眺めながらいただくのも小樽の朝の楽しみ方のひとつです!

この日は、朝4時から営業している「亀十パン」でサンドイッチを購入

朝早くから営業している餅屋さんで出来立ての切り餅や大福を買うのもよし。朝むすびを購入するもよし。地元民に大人気のカフェもあるし、土日限定の朝ラーもある。実は、小樽の朝は、知る人ぞ知るマニアックな時間なのです。

ついついテンションがあがり、大人買いしてしまう大福
「雷除け志ん古」Instagram

テイクアウトの途中で、形が崩れてしまいましたが、ほんとはもっと美しい三角形!「Petit Baril 朝むすび」GoogleMap



小樽のお店も、朝営業を始めるところが少しずつ増えています。「小樽朝活マップ」ではご紹介できませんでしたが、小樽らしいモーニングを楽しむことができるお店の情報もお届けします。

▼「石と鉄 STONE and IRON」Instagram
2026年6月から、朝営業を再開しています(以前も展開されていたことがあります)。
「朝から少し優雅な朝食」をテーマに、地元食材や季節野菜を取り入れたオープンサンドやフレンチトースト、フォーヌードルなどをご用意しています。ぜひお出かけください。

●営業案内
・Breakfast 8:00~10:30(LO10:00)
・Lunch 11:00~14:30(LO13:30)
・Dinner 17:00~21:00(LO20:15)
・定休日:月曜・木曜



さて、実は「小樽朝活マップ」では表現しきれていない朝活ネタは、まだまだあるのですが、今回の小樽通記事では、実際に朝ランをしているはんこ職人の松田有未さんに、身体を張った朝活レポートを書いていただけることになりました!

小樽市民の方も、観光やビジネスで小樽に泊まる方も、ぜひ!朝ランの参考になさってください。



小樽朝ランの魅力

小樽は坂の多い街なので、アップダウンのある道を走れるのが楽しい! また、空気がきれいで海や山を見ながら走れるのが気持ち良い! そして、なんといっても歴史的建造物や日本遺産構成要素を眺めながら走るのが、とても贅沢な気分になれるのです。私は何度も同じ道を走って同じ景色を見ているはずなのに、窓の形が素敵、屋根の色がきれい、ここに集った100年前の人たちはどんなことを感じていたのだろう、と走るたびに新たな発見や妄想が浮かんできます(笑)

また、車で回るより建物や景色をじっくり見られること、歩くよりは遠くに行けて、たくさんのものを見て回れるのがランニングの良いところだと思います。私は旅行などで他の街に滞在するときもスーツケースにランニングセットを用意していき、荒天でない限り朝ランすることにしています。今回は私のような旅先ランニングファンの皆様の参考になるよう、また観光客の皆様だけでなく小樽在住の皆様にも、小樽で朝を迎えるすべての皆様に小樽朝ランの魅力を知っていただきたく、私のおすすめする小樽市内ランニングコースを紹介します。



小樽駅周辺おすすめランニングコース(5km〜7km)

令和8年6月4日(木)。予報通りの快晴! 小樽駅から出発します。私は小樽駅から徒歩5分の梁川商店街というところに住んでいますが、今日はわかりやすく小樽駅から出発します。



①6:50出発。もっと早く出発する予定がもたもたしていて出遅れました。小樽駅にはすでに通勤通学の方がたくさんいました。

②小樽駅から小樽運河方面へ、中央通りを駆け下りて旧国鉄手宮線まで行きます。朝日がまぶしくて気持ちが良いですね。奥の方に海が見えます。

③旧国鉄手宮線を左折し、線路沿いの遊歩道を走っていきます。この道は信号が少なくて走りやすく、道路もきれいに舗装されていて走りやすいです。線路沿いには樹々や花が植えられ、四季折々色とりどりの景色を楽しむことができます。

旧国鉄手宮線
北海道で最初にできた鉄道です

④手宮線沿いは信号が少ないと先ほど言いましたが、ところどころあります! 信号は必ず守りましょう。

信号待ち中。左に田中酒造、右奥に旧北海製罐第3倉庫

⑤手宮線から離脱し、運河公園へ。日中は観光客の他遊んでいる子どもたちで賑わっていますが、朝は静か。噴水も止まっていますね。

運河公園から臨む旧日本郵船小樽支店

⑥北運河の一番端から臨む景色。左手前の煉瓦の建物も趣があり、歴史がありそう。

⑦一膳箸の印の旧右近倉庫と、その右側に見えるのが鱗友朝市。

鱗友朝市の食堂は営業していました。
お腹空いたな。海鮮丼食べたい。

⑧小樽市総合博物館に向かって走っていきます。

右のレンガの建物は機関車庫三号、国指定重要文化財に指定されている旧手宮鉄道施設の一つです。重要文化財ですが、機関車トーマスみたいでかわいいなと思っています。

⑨寄り道して小樽市総合博物館の入り口付近へ。左の青い列車は昔イタリアンレストランで、小さい頃からよく家族で行きました。現在はラーメン店です。

⑩DCM手宮店の看板が見えてきました。この裏側が私のお気に入りのランニングスポットです。

⑪海側に近づいてみると、ベンチが置いてあり、公園のようになっています。海に浮かんでいるように見えるのは「北炭ローダー基礎」といい、かつて鉄道で運んだ石炭を船に積み込むためのベルトコンベア―の機械を据え付けていた施設の基礎部分だそうです。

⑫海を左に見て走っていきます。

私がとても大好きな景色、海越しに臨む天狗山! 小学生くらいの頃までは冬になるとスキーに通った天狗山、現在では映画やドラマの撮影の舞台になっていたりして、たくさんの観光客が訪れる人気スポットになっています。誇らしい!

⑬海に落ちないように、走ります。
釣りをしている方もいます。

⑭道路沿いの道に戻ります。先ほど見た右近倉庫が見えますね。

⑮中央下水終末処理場のフライングシャークを左に曲がると、色内埠頭公園です。

ここで黄色い橋「旭橋」を渡って小樽駅方面やホテルに戻れば走行距離5kmくらいになるかと思います

フライングシャーク、昔はヒレから水が出ていたような? 私はずっとこのオブジェをイルカだと思っていたのですが、サメなのですね

色内埠頭公園のグランド。おたる運河ロードレースの時にはテントが貼られ、たくさんの人が集まります

外周の遊歩道を走ります

最近新しく遊具ができました

⑯道路に戻って、旭橋を渡ります。
クルーズ船が入港しているときは圧巻の景色です。

旭橋頂上からの眺め

⑰旭橋を渡り終え、第3号ふ頭を目指します。

右側に北海製罐第3倉庫と旧大家倉庫(画像:左奥)

第3号ふ頭、最近できたおたるポートスクエア

⑱さらに海側へ進み、小樽市役所港湾室の建物を右折、運河方面へ走ります。

合同庁舎の裏側の道を走ります

海沿いを走るのは本当に気持ちが良いです

出抜小路のある交差点も静かですね

朝だからこそ見られる、人のいない小樽運河

小樽運河沿いの遊歩道を走ります。石畳につまずかないよう、しっかり足を上げましょう

⑲旧安田銀行小樽支店。「OTARU」の文字が映えますね。ここから帰宅します。

小さい頃よく遊んだ公園「色内よい子の遊び場」。草が青々と茂っていますね。春は桜がきれいに咲きます。

⑳手宮線に戻ってきました。Netflixのドラマ「さよならのつづき」でも登場していたエリアです。

㉑中央市場を通り過ぎ、お店まで戻ってきました。この日の走行距離は行ったり来たり写真撮ったりということもあり、7.8kmでした。

小樽朝活マップ上で走ったコースはこちらです



走ったあとは温泉! オスパを拠点にランニングコース(7km)

令和6月12日(金)。予報通りの快晴! 「朝活できる施設をどこか取材してきてください!」という指令により、この日は早朝5時から「小樽温泉オスパ」(小樽市築港7−12)に向かいました。かねてから友人より「オスパは24時間営業で、ランニング利用もできるから早朝走って温泉入るのが最高」という情報を得ており、いつか試してみたいと思っていたところでした。

ふむふむ、いつも通り入館料を支払い、脱衣所のロッカーに荷物を預けてから外に出てランニングして良いのですね。私は家からランニングウェアを着てきましたが、夕方仕事帰りに立ち寄り、脱衣所で着替えてランニングに行く、ということもできますね。

脱衣所のロッカーに荷物を預け、受付でロッカー番号を伝えたら外に出て出発です。制限時間は1時間。小樽駅方向に向かって小樽港縦貫線を走ります。

「ランナー応援!」
ありがとうございます!

フェリーターミナル。朝5時はすでに朝日が眩しい

②右手に臨海公園が見えてきました。公園の中に入ります

小学校の頃に遠足で来たことがあるな、と思い出しながら海を眺めます

橋の下を潜って道路の反対側に渡ります

⑤勝納川河口付近

⑤冬はここに重機がたくさん並んで、雪捨てが行われます。排雪方法として海に捨てるのは全国的にも珍しいのだとか。ここからも向こうに天狗山が見えます。

メルヘン交差点。堺町通りを走って行きます

⑦様々なガラス製品が揃う北一硝子三号館。朝9時からホールの灯油ランプ167個に点灯する作業をしているそうで、圧巻の光景なのだとか。一度は見てみたいところです

日中はすれ違うのもやっとなくらい賑わう堺町通りも、早朝だからスイスイ進めます

於古発(おこばち)川を左折

⑩寿司屋通りを登って行きます

小樽の花街、花園のスパル通り。つい数時間前まで賑わっていたのかなと想像してワクワクします

公園通りの交差点から水天宮をのぞみます。2日後には例大祭が行われ、多くの人で賑わいます

⑬「ミツウマ」のアーチを横切り、国道5号線で左折して札幌方面へ向かいます

⑭小樽総鎮守小樽住吉神社。北前船船主から寄進された立派な鳥居が目印です。お参りしようかなと思いつつも戻り時間が気になってきたので断念しました

⑮さらに札幌方面へ向かいます

⑯勝納川と南樽市場。5月中にはこの川に鯉のぼりと大漁旗が飾られます

⑰小樽市内でも最も古い寺院である、龍徳寺。私の母校小樽潮陵高校は龍徳寺の上の坂を登ったところにあります

⑱歩道に草木が青々と茂っておりました

⑲札樽自動車道が見えてきました。手前で左に曲がります

⑳私が小樽のランニングコースで最も大好きな、小樽ICから臨港線へ繋がる橋

㉑小樽の海、山、市街地を交互に眺めながら坂を駆け下りるのは最高に気持ちが良いです。坂を下りたら温泉だ! という期待感がまた良いです。

少し時間が余ったので、勝納川沿いを河口に向かってみました。中洲のカモメがかわいいです

㉓再びのフェリーターミナル。先ほどより日が高くなりました

㉔ゴール! この日の走行距離は6.8kmでした

この後汗を流し、ゆったりと温泉に浸かりました。家に帰ったらまだ朝の8時。朝活でスッキリし、この日は仕事も捗りました!

オスパのランニング利用のルールとして、鍵を預けてから1時間以内に戻らなければいけません。では、オスパを拠点に1時間でどこまで行けるかというところですが、小樽港縦貫線沿いをずっと走って行き、前回紹介したDCM手宮店で折り返して戻ってくると7kmになり、軽いジョギングにちょうど良さそうです。また、距離的に龍宮神社、水天宮、住吉神社の小樽三大神社参拝ということもできそうです。神社参拝と温泉が楽しめるなんてお得ですね!(今回は時間が読めなかったため、龍宮神社は訪問できませんでした。)

また、オスパは朝7時50分から清掃タイムとなるため、早朝利用の際は時間に注意しましょう。

小樽朝活マップ上で走ったコースはこちらです



小樽ランニングの際の注意

・夜ランニングの場合は国道5号線や臨港線の街灯の多い明るい道路を走るようにしましょう。特に海沿いは暗くて危険です。
・冬のランニングはおすすめしません。小樽の道は坂が多く、冬の雪道では地元民が気をつけて歩いても転ぶことがあります。

小樽にお住まいの方も、小樽に観光にいらした方も、早起きして走ってみませんか? とても気持ちが良く、たくさんの発見がありますよ!


はんこ職人 松田有未

松田印判店というはんこ屋ではんこ職人をやっております。「松田さんって朝ランニングしていますよね?」というお声がけをいただき、私のおすすめする小樽市内ランニングコースについて書かせていただくことになりました。

小樽通 編集部 永岡朋子

小樽運河と小樽港の間にある小さな事務所で、小樽観光を支えてくれる皆さんと日々奮闘中。Webマガジン小樽通では、時々、記事制作も担当します。小樽の風景を撮るのが好きだったけれど、最近全く活動できていないので、なんとか活動再開したい!



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