project
観光スポットとして名高い賑わいの裏に、その街の「日常」を支え、長年愛され続けているお店があります。それが、ノスタルジーを感じさせる洋食屋さん。昔ながらの温かい味は、訪れる人々の思い出とともに歴史を刻んできました。
第1弾で5軒を紹介しましたが、もちろん小樽の洋食屋さんはこれだけではありません。
大切な日にこそ足を運びたくなる洋食屋さんを、更に4軒ご紹介します。
[その2]掲載店舗一覧
・小樽ダイニングNoNAME
・ビストロ小泉
・トラットリア・コンフォルテーボレ
・ISO
小樽ダイニングNoNAME
寿司屋通りにある『OTARU DINING NO NAME』さん。
前は海猫屋というお店をされていて、合わせるとこの道40年以上。地元に愛され続ける街の名店だ。

お店一番人気は『魚介スパゲティー』。
「海鮮のパスタって普通トマトとあえることが多いと思うんですけど…
ここではあえてシンプルに塩だけで味を調えているので、素材本来の旨味をそのままに感じられます」

ワタリガニ、エビ、タラ、ホタテなど、魚介のボリューム感は麺が見えなくなるほど!
「カニやタラをほぐして麺に絡めながら食べる方もいますし、具材が大きめなので手で持ってかぶりついても大丈夫です」
ということで、さっそくワタリガニを手掴みでがぶり。
おいしー!!
かぶりついた途端に旨味が口の中で炸裂するよう。
濃厚なカニミソとカニの身が合わさって味の重厚感がすごい。
タラはふんわり香ばしく、ホタテは甘く濃厚でスッとほぐれる。
特に驚いたのはスープ。
麺に纏わせて食べてみると…
ぐわわわ!っと魚介の旨味が一気に押し寄せてくる。
シェアして食べることもできるそうだが、個人的には絶対に1人1皿がおすすめ!
個性豊かな魚介たちを心ゆくまで味わってみて。
(文・小竹多聞)
小樽ダイニングNoNAME
住所 小樽市東雲町2-1
電話番号 0134-31-1020
営業時間 [ランチ]11:30〜14:00、[ディナー]17:30〜21:00(L.O.20:00)
定休日 火曜日
SNS Instagram
ビストロ小泉
今年で創業36年目を迎えるレストラン。現在小樽では寿司や海鮮が有名ですが、昔は洋食屋が沢山立ち並んでいたそう。大正や昭和時代を思わせるような、町にあう洋食屋を創業したいとの想いが開店のきっかけになったといいます。

店長おすすめの一品はハヤシライス。一口たべてソースの濃厚さとお肉の柔らかさに感動します。ソースはコクがあり、だけどあっさりしていて食べやすい。それもそのはず、毎日食べることができるように味を調整していき、塩味、甘味、酸味、苦味などをすべて一回で体感できるような一品に仕上げたとのこと。

お肉は肉の形がなくなるまで煮込み、お肉自体がソースの一部となっているのだとか。また、最後に生クリームを加えることで、よりまろやかな風味を加えてるそう。
食べ飽きないメニューの数々に、幅広い年齢層の方がいらっしゃり、地方から帰省するときに必ずビストロさんの料理を楽しまれる常連さんもいらっしゃるとか。
お客様のことを一番に考え、優しさのあふれるこちらのお店で、穏やかなクリスマスを過ごしてみてはいかがでしょうか。
(文・かな)
ビストロ小泉
住所 小樽市稲穂1丁目7−10
電話番号 0134-32-4965
営業時間 11:00〜14:30、17:00〜21:00(L.O20:30)
定休日 水曜日
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トラットリア・コンフォルテーボレ
閑静な住宅街の大学通りに佇むリーズナブルな本格イタリアン。
今年で20周年を迎えた、地域に根付く温かいお店です。開店当初から変わらないのが“ほとんど自家製”という店主のこだわり。パスタ、パン、ベーコンまで手作りで、店主は試行錯誤そのものを楽しむ“仕事大好き”な方なんです!

この日いただいたのは人気の牛すね肉ラグーソースパスタ。
デミソースは、牛すね肉や牛ほほ肉等を煮込んだ出汁を使用し旨味がぎゅっと、深みのある味わい。ゴロッと入った牛すね肉は繊維ほどけてほろほろ…

手打ちパスタ(+100円)は道産江別製粉の「ハルユタカ」ブレンドを使い、コシありもちもちでソースがよく絡んで思わず笑顔に♪ランチセットのハーブパンは外カリ・中ふわ。別に注文したベーコンのソテーももちろん自家製。余市北島豚を使い、噛むほどに旨味があふれました。
常連さんは奥様との会話を楽しんでいるとのことで、店内にはジャズやブルースが流れ心地よい時間が広がります。特別な日にも、ふだんの食事にも寄り添ってくれる、あたたかな一軒です。
クリスマスの特別ディナーやオードブルも人気で、早めの予約がおすすめです!
(文・MATSUKIN)
トラットリア・コンフォルテーボレ
住所 小樽市富岡1-20-1
電話番号 0134-22-1156
営業時間 [ランチ]11:30〜14:30(L.O.14:00)、[ディナー]17:30〜21:00(L.O.20:00)
定休日 木曜日
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ISO
小樽運河から徒歩5分、メインストリートから少し外れた静かな場所に、小樽市指定歴史的建造物である「旧磯野支店倉庫」があります。115年以上の歴史を持つこの赤煉瓦の建物が、店名を磯野商店の「ISO」とするイタリアンレストランとして新たな魅力を放っています。

店内は薪の香りが漂い、歴史の重みを感じさせる温かな空間です。ランチタイムには、港町ならではの「港町シーフードカレー」が人気。エビ、ホタテ、ムール貝が贅沢に入り、海苔が磯の香りを引き立てる、辛さ控えめで誰もが楽しめる逸品です。

パスタメニューも豊富で、生うに、ホタテ、ズワイガニなどの北海道産海鮮を活かした「クリームベース」と「バター醤油ベース」を提供。ソースに合わせて細めのタリオリーニや幅広のフェットチーネといった平打ち麺を使い分けているのが特徴です。
また、長年の経験を持つ創業者が編み出した独自の非加熱製法による「北海道産 牛トロフレーク」を使ったパスタやご飯も大人気。限りなく生に近い味わいは、一度食べるとクセになります。店内にはBARスペースもあり、幅広いアルコールと共に小樽の夜を楽しむこともできます。
歴史ある空間で、ここでしか味わえない料理と時間を、ぜひゆっくり堪能してほしい。
(文・たるえもん)
ISO
住所 小樽市色内2-2-14
電話番号 0134-31-1888
営業時間 [ランチ]11:30~15:00(L.O.14:00)、[ディナー]17:00~22:00(L.O.21:00)
定休日 水曜日
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洋食屋さん巡りはいかがでしたか?
観光地ではない、街の日常に溶け込んだ温かい味は、まだまだたくさんあります。
ぜひ前編の [その1] もご覧ください!
➡ 地元で愛される洋食屋さんで、あたたかい小樽の冬を。[その1]【小樽通2025冬号】
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