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【月刊小樽自身2024年3月号】 思い出の1ページを小樽で―卒業旅行を楽しむならココ!(女子旅2泊3日篇)

2024.02.25

※記事の内容は、配信時の情報に基づきます。 最新情報は、各施設へお問い合わせください。


3月は卒業旅行のシーズン!
ということで、東京から小樽へ転勤し、現在Instagramなどで小樽情報を発信している「転勤族おいしい」さんに卒業旅行におすすめなSPOTを紹介していただきました!
(転勤族おいしいさんのInstagramはこちら



初めに

今年度もあとわずか。今の時期から卒業旅行の計画を立てている方も多いのではないでしょうか。
今回は女子の好きがぎゅっとつまった小樽旅をご紹介。
いつもの「当たり前」から解放され、ゆったりと時間の流れるレトロな小樽に触れに来てください。きっと忘れられない旅になることでしょう。



DAY1 START



〈SPOT1〉午後 小樽駅到着

風情あふれる駅コンコース内を見上げると、「ランプのカーテン」とも呼ばれる無数のランプが目に飛び込んできます。
小樽の歴史の面影を感じながら旅のスタート。

JR小樽駅
小樽市稲穂2丁目22-15
GoogleMap



〈SPOT2〉北一ホールでランプにつつまれながらティータイム

明治期に作られた漁業用倉庫を利用した北一硝子三号館。館内にある喫茶コーナー「北一ホール」の店内に光る照明はなんとすべて石油ランプ。167個ひとつひとつをスタッフさんが手作業で灯しています。ドリンクだけでなくお食事メニューも充実しています。

おすすめポイント♪
濡れたようにゆらゆらと光るランプを眺めていると夢の中にいるよう。幻想的な鮮やかな色のメロンクリームソーダでほっとひといき。タイムスリップしたみたいな気分を味わえます。

北一硝子三号館 北一ホール
小樽市堺町7番26号
TEL: 0134-33-1993
ホームページ



〈SPOT3〉ホテルにチェックイン UNWIND HOTEL&BAR 小樽

数ある小樽のホテルの中でも、ひときわクラシカルなUNWIND HOTEL&BAR 小樽。小樽運河や日銀通り、堺町観光通りから歩いてすぐの便利な立地です。
小樽市指定歴史的建造物にも指定された情緒ある建造物を大胆にリノベーションした世界観は、女子の心をわしづかみ。

重厚な扉を開けるとエントランス上部に飾られた芸術的なシャンデリアが迎えてくれます!
ついつい写真におさめちゃう。館内も思わず写真を撮りたくなるようなスポットがたくさんです。なんだか映画のワンシーンに迷い込んだみたい。

こちらのホテルでは、おなじみのジェンガやウノを始め、「犯人は踊る」や「ボブジテン」といった知る人ぞ知るゲームも用意されています。滞在中、友達と盛り上がること間違いなし!

UNWIND HOTEL&BAR 小樽
小樽市色内1丁目8-25 1F
TEL:050-3628-1983
ホームページ



〈SPOT4〉石と鉄 STONE and IRON で夜ごはん

築100年の小樽軟石を使った石蔵を改装したカフェバー、[石と鉄 STONE and IRON]はホテルから徒歩5分ほど。北海道産の素材にこだわった料理や地元のお酒を気軽に楽しめます。

おすすめポイント♪
解放感あふれるオープンキッチンは、お店の人や他のお客様とのコミュニケーションがとれるのもよいところ。メニューへのこだわりを聞くもよし、お食事に合う地元のワインを相談するもよし、心に語りかけてくるような会話をぜひ楽しんでみてください。

Cafe Bar & Hostel [石と鉄 STONE and IRON]
小樽市色内2丁目2-8
TEL:0134-61-1214
ホームページ / Facebook / Instagram



DAY2 START

〈SPOT1〉松田印判店で落款(らっかん)の製作体験

松⽥印判店は、昭和19年創業の小樽市内でも老舗のはんこ屋で、昭和レトロな雰囲気のある梁川商店街にあります。お店自体も築約100年の古い建物で、昔懐かしい雰囲気で製作体験をすることができます。

今回は、そんな歴史ある優れた技術を持つ職人さんからものづくりを直接教えていただける体験をご紹介。

作った作品はその場で持ち帰ることができます

今回製作する落款(らっかん)とは、古代中国で作られた「篆書(てんしょ)」という文字を彫る、石の印材で作られたはんこです。篆刻とも言います。

天然石の蝋石に自分の名前を彫って自分だけの印を作りましょう。はんこは⽇本で伝統的に使われているもので、本⼈であることを証明するときに、いろいろな場⾯で使うことができます。所要時間は90分ほど。職人が受け継ぐ小樽を堪能してください。

松田印判店
小樽市稲穂3丁目16番16号
TEL:0134-22-8767
ホームページ

こちらのお店以外にも「小樽職人の会」では、職人業を体験できる、多彩な製作体験種目が用意されております。
小樽旅行の思い出の品として、ぜひご利用してみてくださいね。
小樽職人の会ホームページ



〈SPOT2〉ゆるり庵でランチ

手作業を楽しんだ後は、大正4年に建てられた古民家カフェへ。伝統や趣が感じられる静かな空間が、隠れ家のようにたたずんでいます。

化学調味等を一切使わず、自然のままの食材を使った身体に優しく健康的なメニューは、女子にはとてもうれしいところ。しっかりとボリュームのあるランチで腹ごしらえしましょう。

ゆるり庵
小樽市花園5丁目8-4
TEL: 0134-61-1342
定休日:日、月、火、祝日
※水曜日は予約のみ(2日前まで)
※営業日は、電話又はホームページで事前に確認されることをおすすめいたします。
ホームページ



〈SPOT3〉運河クルーズ

歴史とロマンの街、小樽の魅力を再発見できる運河クルーズ。お昼のクルーズは、貴重な歴史的建造物がよく見えるので、ぜひカメラをかまえて楽しんでください!
小樽運河は日本でも大変珍しい埋め立て式運河で、海岸線を埋め立て大正12年に完成しました。キャプテンが歴史や建造物などをひとつひとつ丁寧にご案内します。小樽の歴史への理解を深めましょう。

小樽運河クルーズ
小樽市港町5-4
TEL:0134-31-1733
ホームページ



〈SPOT4〉みよ福でお寿司夜ご飯

レトロな商店街、小樽都通り商店街を抜けて…

みよ福へ。

北海道に来たら海鮮は絶対食べたいところ。知る人ぞ知る地元のお店でお寿司を楽しみましょう。手ごろな価格とネタの美味しさで、地元民のファンも多いのも納得。穏やかな大将と女将さんの二人で切り盛りされている1962年創業の老舗です。

すし処 みよ福
小樽市稲穂2丁目13-16
TEL:0134-22-3429
定休日:木、日(その他不定休)
※お店の席に限りがあり、また、ご夫婦二人で営業されているため、お待ちいただく場合がございます。(基本的には予約もされていないとのことです。)



DAY3 START

〈SPOT1〉小樽運河を朝散歩

すこし早く起きた朝は、前日運河クルーズ側から見た小樽運河を散歩してみましょう。
中央橋、浅草橋、運河沿いなど、写真撮影の代表的スポットがたくさんあります。小樽が栄える一因となった小樽運河を、肌で感じてみてください。

小樽運河(浅草橋街園)

運河仕様のマンホールもぜひ探してみてください!

小樽運河
小樽市小樽市港町5
GoogleMaps (浅草橋街園)



〈SPOT2〉ゆず工房でとんぼ玉つくり

ガラス工芸の街としても有名な小樽。そんな小樽の伝統を気軽に楽しめるガラス細工体験といえば、とんぼ玉制作。
丸くてかわいいとんぼ玉作りの作業時間は10~15分ほど。ガラス棒を溶かしてガラスビーズを作ります。初めてでも優しいスタッフさんが丁寧に教えてくれます。

好きなガラスの色や模様を選んで、世界に一つだけの作品を、お友達との思い出に持ち帰りましょう。

ゆず工房
小樽市色内2丁目2番21号
TEL:0134-34-1314
ホームページ



SPOT3〉小樽百貨 UNGA↑でお土産

出来上がったとんぼ玉を冷ましている間に、工房から徒歩1分ほどの小樽百貨 UNGA↑(うんがぷらす)でお土産を見つけに行きましょう。道内最古の営業倉庫といわれる「旧小樽倉庫本庫」を改装した歴史と現代が共存するお店には、ここでしか見つからない名産品がいっぱい。

店内の様子

おすすめポイント♪
積丹の美しい海の色を表現したブルーの器は、小樽に工房をかまえる陶芸家さんの作品。落ち着いた色味なのでどんなお料理にも合わせやすく、旅のお土産にぴったりです。

小樽百貨 UNGA↑(うんがぷらす)
小樽市色内2丁目1-20
TEL:0134-65-8150
ホームページ



最後に

レトロな小樽の魅力は伝わったでしょうか?
写真を撮って楽しい所、食べて飲めるところ、ゆっくり街を堪能できる所…女子旅におすすめのスポットをまとめてみました。
何気なく流れる時間が特別な思い出になる、小樽はそんな街です。何年経っても思い出せる、素敵な旅行になりますように。

(ライター:転勤族おいしい)