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※記事の内容は、配信時の情報に基づきます。 最新情報は、各施設へお問い合わせください。
古き建物や風景が残る、ノスタルジックな街並みで知られる小樽。
その雰囲気が着物歩きに最適な場所となっており、多くの方が小樽を訪れ、その魅力を楽しんでいます。
今回は新春号!ということで、表紙にも登場していただいた小樽の油彩画家HiNAさんに、"着物で小樽"のちょっと特別なひと時を体験していただきました!
いつもと違う自分に
小樽で着物を着て歩いてみたいけど、持っていないんだよな~
という方にはレンタル着物がオススメ。
今回は市内中心部、旧手宮線沿いにある「乙女のきもの」さんで、着物レンタル&着付けをお願いしました。
乙女のきもの
小樽市色内1-15-1
TEL:090-6517-1304
営業時間:10:00~21:00(受付は17:00まで)
定休日:不定休
ホームページ / Instagram
※料金プランや営業時間等の詳細はHPからご確認ください。
小樽市内では、以下の店舗でも着物のレンタルができます。
▷おたる小町(小樽市稲穂2丁目2-7 TEL:080-8627-5761)
▷きもの辻忠(小樽市堺町1-17 TEL:0134-22-0993)
▷ARIS BEAUTY COMPLEX(小樽市花園4-6-12 TEL:0134-32-0983)
まずは着物選び。
数百種類もある着物の中から一つを選ぶ。楽しい時間ですが、すごく悩みますよね。
今回はお店の方にもアドバイスを頂きながら選びました!
お気に入りの着物が見つかったら早速着付け。(着付けの所用時間は約10分です)
希望される方はヘアーアップもしていただけます。
今回、帯を一つ持ち込んだHiNAさん。
聞くと、お母様から譲り受けたものを持参したとのこと。素敵な話ですね。
レンタルの中に一つオリジナルのものがあるだけで、着物時間が更に特別なものになりますね。
(HiNAさん)
母の帯を一つ選んで持っていき、乙女のきもののお店の方に見せると「まあ、オシャレなお母様なのね。」とリバーシブルの帯を粋に着付けてくださいました!
譲り受けたものを身に纏うときは、なんだか心がじんとします。
背筋を伸ばし、仕草所作も新しい自分。長らく出番を待っていた帯も喜んでいるんじゃないかな。
◆冬に着物を楽しむために
着物は一式貸し出ししていただけるので手ぶらでも大丈夫ですが、寒さ対策であったほうが良いものを、乙女のきものさんにお聞きしましたので2点ご紹介。
・インナーにはヒートテックや起毛シャツなど温かい保温性のあるものの着用をおすすめします。
・マフラーや手袋、レッグウォーマーなどがあれば暖かく楽しむことができます。
※今回の体験で使用している「和傘」と「ショール」はオプションで別料金となります。
※内容は店舗ごとに異なりますので、ご利用される店舗に事前に確認することをおすすめいたします。
小樽で特別なひと時を
街を歩くだけで絵になる
お気に入りの着物を着て気分が上がったところで、早速街歩き。
レトロ建築がたくさん活用されている街ですし、辺りは雪で真っ白なので、どこを歩いても絵になるのが冬の小樽の良いところ。
(HiNAさん)
和装ならではの美しい文化を感じながら街を歩けば、「とても素敵ね」と観光の方に微笑みかけてもらい幸せな気持ち!
ストーリーの登場人物になった気分で、通り慣れた道もなんだかいつもと違うものに感じました!
外はあっという間に夕暮れに。しんしんとふる真っ白の雪の中で、和傘の奥深い赤色を差せば気持ちもまた晴れやかです。
芸術に触れる
着物を着て、芸術に触れる特別な時間。
歴史的建造物である銀行を活用した似鳥美術館の1F、ルイス・C・ティファニーのステンドグラスギャラリーにて芸術鑑賞。
100年の時を超える教会ステンドグラスに、日本の伝統的な衣装がよく映えます。
小樽芸術村は、似鳥美術館の他、ステンドグラス美術館、旧三井銀行小樽支店、西洋美術館の4館で構成されています。
ゆったりした時間の中で、それぞれの建物で展示されている日本や世界の優れた美術品・工芸品を巡るのもおすすめです。
▼小樽芸術村「似鳥美術館」
小樽市色内1丁目3-1 GoogleMap
TEL : 0134-31-1033
ホームページ
※似鳥美術館の写真撮影は1Fのみ可能です。(動画撮影は不可)
その他注意事項等についてはこちらでご確認ください。
バーで着物時間
日が暮れてきたらお酒が飲みたい気分。
洋服で訪れるイメージが強いバーですが、実は和装もとても合います。
北海道随一のクラシックホテル(旧越中屋ホテル)を、現代的感性で再生した UNWIND HOTEL&BAR 小樽 で、優雅な一時を味わいましょう。
こちらのバーは、ホテル1Fのメインエントランス前にあるロビーバーです。
幻想的な雰囲気に浸りながら気軽に楽しめるのでおすすめです。
(HiNAさん)
小樽の街にゆったりと溶け込んで過ごすひととき。特別な1日の締めくくりはUNWIND HOTEL&BARで。
バーテンダーのティボさんが出してくれたのはロマンチックな雪のようなカクテル。まろやかな口当たりのジンに花の香りが広がります。
美術館でみた幻想的なステンドグラスや街並みを思い浮かべれば、まだまだゆったりと飲んでいたい気分。
だけど今日はこれくらいに。
最後まで素敵な1日のプレゼント、ありがとうございました♪
▼UNWIND HOTEL&BAR 小樽
「Bar Ignis 小樽」
小樽市色内1丁目8-25 1F GoogleMap
営業時間:19:30~23:30(Lo.23:00)
ホームページ
※宿泊された方には、毎日夕刻(17:00 - 18:30)、無料のワインサービスのご提供有り。
ご紹介した場所以外にも、小樽には着物が似合うスポットがたくさんあります。
これまで着物を着たことがない人も、和装が似合うまち小樽で、特別な体験をしてみませんか?