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※記事の内容は、配信時の情報に基づきます。 最新情報は、各施設へお問い合わせください。
今年の夏も梁川通り「裏小樽モンパルナス」でアートイベントを開催!
また、今までイベント開催時に不定期に活用されてきた裏小樽モンパルナスも、新しい活用の動きを見せようとしています。
これはきっと、梁川通りに新しい賑わいが生まれるはず!
今回お話しをお伺いしたのは、梁川通りのセレクトショップJeans Shop LOKKIの平山さんです。
今夏のイベント「裏小樽NO WAR芸術祭」の主催者であり、裏小樽モンパルナスのクラウドファンディングの発起人でもあります。
イベントと、新たな地域づくりのこれからについてお伺いしました!
目次(クリックで移動できます)
▷イベント「裏小樽NO WAR芸術祭」
▷始動!裏小樽モンパルナスプロジェクト
▷市民の日常を疑似体験!梁川通りに行ってみよう
8月4日(金)~6日(日)の期間中は、会場前が歩行者天国に。会場では、 出演アーチストがセレクトした映画の上映と、ライブパフォーマンスが実施され、映画と音楽を楽しむことができる3日間になる予定です。
裏小樽NO WAR芸術祭
8月4日(金)~6日(日)
会場:裏小樽モンパルナス(小樽市稲穂4−3−9)
チケット購入はこちら▷ 裏小樽NO WAR芸術祭 in北海道 - パスマーケット (yahoo.co.jp)
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イベント名の「NO WAR」に込められた思いとは?
(平山さん)昨年からの ロシアとウクライナの戦争、そして日本国内でも防衛費の増額など、ここ最近戦争を身近に感じますし、危機感が高まっているように思います。
自分はどんなことができるだろうかという中で、芸術を通して、戦争について考えたいと思いました。そういう「NO WAR」の伝え方も出来るのではないかと思ったんです。
(平山さん) 今回ご出演いただくTOSHI-LOWさん、蛯名啓太さん、マヒトゥ・ザ・ピーポーさんの3人も、そういったメッセージを表現している方々です。
TOSHI-LOWさんは福島の復興支援に尽力されていたり、蛯名さんは札幌で生活困窮者の支援をされていたり。マヒトゥ・ザ・ピーポーさんは、「No War 0305」という反戦集会を開いたりしていて、そういう活動にリスペクトを感じています。
(平山さん) そんなアーチストの音楽が生まれる「根っこ」のようなものを、イベントを通して感じてもらいたいですね。
また、アーチストの方々に選んでもらった「NO WAR」な本を会場で販売します。
この芸術祭がみんなで「NO WAR」について考える機会になればと思います。
ゲストがとにかく豪華!
LIVEパフォーマンスでご登場するお三方、そしてトークゲストで登場する奈良美智さん、 佐久間由美子さん、安齋伸也さんと、とにかく豪華な顔ぶれは、どうやってお呼びできたのでしょうか?
(平山さん) TOSHI-LOWさんもマヒトゥ・ザ・ピーポーさんも バンドではフジロックやRising Sunのメインステージにご登場されるような方です!
TOSHI-LOWさんは2年前「ウラオタルBaza-Art」に参加してもらった奈良さんにご紹介いただき、蛯名さんは札幌のライブハウスでお会いしたことがあったのでお声がけをしました。
マヒトゥ・ザ・ピーポーさんは全く面識は無かったのですが、今回のイベントのために出演を直接問い合わせたところ、イベントの趣旨に賛同いただき出演が決まりました。
映画のトークゲストの方々は、実はアーチストの方々が「この人とお話ししたい」とブッキングしてくれたんです。
有名アーティストに直談判とは!平山さんのもともとの交流もすごいですが、行動力にも圧倒されてしまいます。
映画を観なくても楽しい3日間
イベント期間中は、会場前の通りを通行止めにして、道にチョークで「NO WAR」「World Peace」なメッセージや絵を描くことができます。
更に、イベント期間の各日11:30から、スペシャルゲストのあがた森魚さんが「裏小樽NO WAR楽団」を率いてストリートパフォーマンスを行います。ご来場の皆様も参加OK。小樽の街に、音楽で、「NO WAR」と「LOVE&PEACE」のメッセージを鳴り響かせましょう。
また、飲食店ブースでは、札幌や釧路のカフェ、カレー店が出店!雑貨等の販売もあるので、お買い物もできます。
梁川通りには平山さんのセレクトショップ、パン屋、市場内のカフェ・雑貨屋、ご当地グルメなど楽しいお店が集まっているので、イベント期間中は梁川通りへ足を運んでみてくださいね。
梁川通りに、3つの空き店舗群があるのはご存知でしょうか?イベント「裏小樽NO WAR芸術祭」の会場となるのが、この空き店舗群である裏小樽モンパルナス。いままでイベント開催時に不定期に利用されてきた裏小樽モンパルナスが、これから新たな動きを見せようとしています!
空き店舗の活用は、いつから計画されていたのでしょうか?
(平山さん)大体3~4年前から、この建物を残したいなと思っていました。
梁川通りのシンボル的な建物だと感じていたんです。
(平山さん)活用したいと思っている中、この空き店舗を海外観光客向けの宿泊施設にしようと不動産会社が購入したのですが、直後にコロナ感染が拡大、計画がストップしました。
この不動産会社の社長さんと奥さんが同級生だったつながりもあり、面白いことをするので建物を使用しない間なんとか無料で貸してくれないか、とお願いしました。
街並みの保存や、地域の活性化に繋がると思ったんです。
クラウドファンディングもスタート!
(平山さん) 活用に向けてイベントなどを開催していく中で、建物を自分たちで手に入れたいと思うようになりました。
今年に入り、アートを身近に感じることが出来るようなレンタルアートスペース、民泊施設、飲食&テナントが展開される複合施設として活用していけるよう動き始めました。
それが「裏小樽モンパルナス」プロジェクトです。7月6日より、クラウドファンディングもスタートしました。
(平山さん) 建物の改修には全部で2千万ほどかかります。その一部の300万円をクラウドファンディングで募り、残りは国の補助金、自己資金を使って賄う予定です。
大掛かりな改修ですが、梁川通りに新しい店舗が増え、盛り上がりそうですね!民泊の設置も予定されているので、観光客の方も楽しめる施設になりそうです。
(平山さん) 梁川通りは、友和のパン、中央市場、柳川湯、なると、伊勢鮨、龍鳳など、小さい店から全国的に有名なお店までいろんな店が集まっています。地元の人がこれが小樽だ!という場所を観光客の皆様にも知ってもらいたいと思っています。
また来たいと思うような場所とコミュニティ作りをすることが理想です。
ゆくゆくは移住者が増え、地域が活性化するきっかけになればいいなと思います。
Jeans Shop LOKKIはこんなお店
今回インタビューした平山さんのお店「Jeans Shop LOKKI」は、カジュアルファッションのセレクトショップ。作業服等を販売していた日米商会の建物を再活用しています。
店内では衣料品のほか、オーガニックやフェアトレードの食品なども販売。
小樽土産にもぴったりなのが、小樽市総合博物館本館で乗車できる蒸気機関車アイアンホース号のTシャツ!切り絵作家の吉野有里子さんの描き下ろしです。サイズ展開は100、130、160、M。お子さまのサイズも揃っています。
7月21日(金)からはサマーセールも実施中!これを機会に、お買い物に行ってみてくださいね。
Jeans Shop LOKKI
小樽市稲穂4-5-17
TEL:0134-34-2705
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