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※記事の内容は、配信時の情報に基づきます。 最新情報は、各施設へお問い合わせください。
近年、小樽では次々と特徴あるカフェがオープンしていますね!外観も内観も、そして提供されるメニューも、それぞれのカフェらしさを楽しませてくれています。
小樽で気になるこだわりカフェ。今回はお店そのものというよりも、お店の方を主役にインタビューしてきました!お店に対する思いをご紹介しますよ♪
coffee pocket TIME
2020年に張碓町にオープンした「coffee pocket TIME(コーヒーポケット タイム)」さんにお話を聞いてきました!
席から海を眺められ、ゆっくりとした時間を楽しむことができる素敵なカフェです!
木のぬくもりを感じる店内、コーヒーの香りと木の匂いが混じりあい、とてもホッとする空間です。
カフェへの思いを直撃インタビュー!!
カフェを開いた理由は?
神奈川県に住んでいたときに、元々カフェをやりたいという想いがありました。カフェをやるならコーヒーが美味しくなければ!と思い、自分でコーヒー豆を焙煎し始めたら、とても楽しくて…ハマってしまいました(笑)
それから通販でコーヒー豆を販売していたのですが、ふと私は「人」と会いたいのに、これで良いのだろうかと思ったんです。コーヒー豆を売りたいというよりは、人と人が繋がっていく感じに、楽しさを見出している自分に気付きました。
小樽の張碓町にカフェをオープンした理由を教えてください!
山と海で自然が豊かな所はもちろんのこと、町内会や子ども会など、地域のコミュニティがしっかりと残っていることに魅力を感じました。
同じ張碓町にある「Cafe&Hall Matano」さんで働かせてもらっていたときに、カフェをオープンする土地を探していることを知っていたママさんが、この土地に繋いでくださったんです。
家を建てるっていうふうには全然考えてなかったんですけど、この土地だったらいいかなって思える場所に出会えたことと、あとは信頼できる建築会社さんに出会えたことでこの建物を建てることにしました。
建物のこだわりは?
外側の木は、全くの無塗装なんです。木の色を自然な感じにグレーの色にしたいので、防腐剤も塗らずにいるんです。 既にところどころ灰色になっているので、上手くいきそうな気はするのですが、失敗すると黒くなってしまうので、賭けてるんです(笑)
「お口直しのいらないコーヒー」とは?
コーヒー豆屋を開く時に、先輩のオーナーさんなど頼れる方々と色々と話していて、その時に「私のコーヒーはお口直しのいらないコーヒーなんですよ」ってふと言ったら、それでいいじゃんと言われて、そのまま謳い文句になりました(笑)
早速、噂のコーヒーをいただきました!
●ホットコーヒー 650円(税込)
「お口直しがいらないコーヒー」という言葉通り、非常に飲みやすくて、後味もすっきり。いくらでも飲めるくらい美味しいコーヒーでした!エチオピアとコロンビアのモカブレンドとのこと。
●TIMEのスパイスコーヒー 650円(税込)
カルダモン・クローブ・シナモンといったチャイに入っているスパイス香るコーヒーで、カフェインの刺激を緩和してくれます!スパイスとコーヒーが馴染んでいることにより、さっぱりと飲めて、飲んだことのない、くせになる味でした!後味も重くなく爽やかでおすすめのコーヒーです♪
●生米シフォンケーキ 350円(税込)
※日替わりで、取材日にいただいたのはオレンジシフォン。
米粉ではなく、生のお米から作っているこだわりのシフォンケーキ。幻の在来種米「さわのはな」無農薬玄米を使用。動物性・小麦粉・卵・乳製品不使用で、安心して食べることが出来ますね!
最後に、カフェに対する思いを教えてください!
このカフェは人と人が繋がれる場所になればいいなと思っています。私とお話するのもいいですし、お客様同士がお話ししたり、情報交換したり。そういう場になるよう意識しています。
あと、健康などの情報を発信して地域が元気になったらいいなとか、地元の農家さんとも仲良くさせて貰っているので紹介できたら。実際に会ってお話して、インターネットには無い生の情報を得て頂ければなと思っています。
取材にご協力くださいました中田さん、ありがとうございました。「お口直しのいらないコーヒー」は、自分の理想を追求してきた中田さんの努力と技術によるものでした。皆様もぜひcoffee pocket TIMEで、お召し上がりください!
coffee pocket TIME
(自家焙煎珈琲豆屋)
小樽市張碓町455
営業日:火水木土 9:00-16:00
※祝日はお休みの場合があります
Cafe&Hall Matano
カフェ特集2軒目はコチラ!先ほど、coffee pocket TIMEさんでお名前が登場した「Cafe&Hall Matano」さんです!
前席オーシャンビューの隠れ家カフェのこちらでお話をお伺いしました♪
カフェを始めたきっかけを教えてください!
実はこのカフェは自宅を兼ねているんです。家は22年前に建てて、この部屋は茶の間にしていたんですが、全然使っていませんでした。
それまでは全然違う仕事をしていたのですが、親の事だとかもあって思い切って辞めたんです。
そんな時、この茶の間で近所の人たちと「この空間がもったいないからカフェでもやったら?」という話になり、5年前にオープンしました。
丁度その時、起業の時の小樽市の補助金か何かもあったんです。オープンするときは経営の知識だとかも全然なかったので、商工会議所の方々にはずいぶんお世話になりました。笑
どうしてこの場所を選んだんですか?
もともと手稲に住んでいて、同じアパートの人が「張碓は良い場所」と言っていたのを聞いて、引っ越したんです。その時は、ゆくゆくは札幌に戻ろうと思っていました。
でも、小樽の人の親身になってくれるところがとても良くって、今はずっと小樽に居たいと思っています。
それに、小樽の中でも比較的札幌に近いにも関わらず、銭函ほど栄えてもおらず、小樽の街と札幌の間の集落の様な雰囲気の張碓エリアがとても気に入っているんです。
食事について教えてください!
coffee pocket TIMEさんではコーヒーのこだわりを聞いたので、こちらではお食事のこだわりを教えてもらいました!
ランチを作るにあたってこだわっているのは、地産地消と、添加物を使わないこと。食材は、出来るだけ道産のものを使っています。お肉も道産のものを使います。それから、添加物も使わないようにして、体にいい食事を提供するようにしています。
お店をせっかくやるなら、良い物を食べてもらいたいと思っているからです。
たまに若い男のお客さんとかも来るんだけど、そういう人には「おばあちゃんが作ったような薄い味付だけど、なんだか良いな」と思ってもらいたいですね。
ランチ以外にもチーズケーキ、シフォンケーキ、アイスクリームだとかもありますが、これらも添加物を使わずに作っています。
どんなカフェにしていきたいですか?
お客さんには、海を見てぼんやりとしていってほしいですね。時間を気にせずにこのカフェにいてほしいです。
もちろん、夏場だとかの混む時期は2時間程度の滞在にするようお願いしているんですが、人がいなかったらそれ以上居てくれてもいいんです。
11時のオープンから、夕方4時ごろまで居たことがあるお客さんだっているんですよ。笑
取材にご協力くださいました亦野さん、ありがとうございました!
居心地良く、優しさに溢れるような店づくりの様子がお話から垣間見える素敵なカフェでした♪
今春公開された、小樽市観光誘致プロモーションビデオにも登場しておりますので、ぜひご覧くださいね!
Cafe&Hall Matano
小樽市張碓町531-16
定休日:毎週水曜日・日曜日
営業時間 11:00~17:00
Instagram / Facebook
まだある!張碓エリアの素敵なカフェ
今回ご紹介したカフェは、どちらも小樽市の張碓(はりうす)というエリアにあります。張碓には、上記以外にも素敵なカフェがありますのでご紹介します♪
▶yukimichi 器と暮らしのもの、喫茶
小樽市張碓町560-24
TEL:0134-55-5886
営業時間 11:00~17:00(喫茶L.O. 16:30(月曜日 15:30))
定休日:水曜日、木曜日、金曜日
Instagram / Facebook
▶View Cafe Your Time
小樽市張碓町351
TEL:0134-62-1239
営業時間 11:00~19:00
定休日:火曜日、第1・3・5水曜日(12月~2月は火曜日・水曜日)
Instagram / Facebook
▶N.CREA(エヌクレア)
小樽市張碓町420-8
TEL:0134-61-2980
営業時間 11:30~18:00(L.O.17:30)
※ランチタイム 11:30~15:00(L.O.14:30)
定休日:月曜日(※定休日が祝日の場合は翌平日に振り替え)
Instagram / Facebook
▶過去のカフェ特集はこちら
月刊小樽自身2022年2月号
「わざわざ行きたい!新OPENおしゃれカフェ」