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【月刊小樽自身2022年1月号】 小樽で正月グルメ/豪快食いだおれ!!お雑煮もいいけど♠[クジラ汁]

2021.12.25

※記事の内容は、配信時の情報に基づきます。 最新情報は、各施設へお問い合わせください。


「クジラ」を食べたことはありますか?「え?食べれるの?」と思われる方も多いかもしれません。小樽では、家庭によってお正月にクジラ汁を調理して食べるんです。

クジラはどうやって手に入れるかというと、スーパーで購入します。しれっと鮮魚コーナーにある姿に驚きますが、小樽市民にとっては普通の事なのです。

★編集長の「作ってみた!」シリーズ

なかなかお店で食べることができないクジラ汁。もし調理できる環境があれば、自身で買ってきた食材で、自宅で楽しんでしまうという方法もありますね!

そういう訳で、先月も好評だった編集長の「作ってみた!」シリーズ
「クジラ汁編」をご紹介します。今回も月刊小樽自身編集長が、自ら調理した食レポをお届けします!

クジラ汁、作ってみた。

クジラの脂とそれが浸みた具材の渾然一体となった旨味。何度もあたためて、何日かかけて食べる。北海道のお正月には欠かせない一品です。

【材料】

材料はメインが塩くじら。小樽の市場で1800円ちょっとで購入。一晩水に晒して塩抜き。

クジラ以外の食材はこちら。高野豆腐(木綿豆腐も美味しい)、人参、大根、下茹でしたこんにゃく、笹がきごぼう、市販の山菜ミックス。

▼ポイント①
正月に出回る蒲鉾「つと」を入れてもいい。



【作り方】

出汁を取り小さめに切った材料を煮込む。固くて煮えにくそうなものから。
※出汁は昆布と鰹と椎茸でとりました。

▼ポイント②
具を多めに作るのがコツ。

最後にクジラを投入!
アクを取って、酒、みりん、醤油で味付け。
煮込んでクジラの脂が回ってちょっと汁が白濁してきた頃が美味い。

▼ポイント③
クジラには塩が効いてるのでちょっと煮込んでから味付けした方がいい。



▼ポイント④
工程は、ほぼけんちん汁と同じです。



完成!そして、いただきます!

▼編集長の食レポ
大量に作って何日もかけて食べると、白濁した汁が少なくなって豆腐や具材も溶けかけて汁というより煮物のようになる。これが最高に美味い。




いかがでしたか?どんな味か気になる…という方は、ぜひご自宅やキッチンがある環境で作ってみて下さいね♪