観光案内所からのお知らせ
2025年度の小樽市鰊御殿の開館は11月24日(月・振休)までです。
11月25日(火)から2026年4月上旬まで冬期休業に入ります。
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小樽市鰊御殿は、明治30(1897)年、西積丹の古宇郡泊村に建てられたものです。
その後、昭和33(1958)年、当時創立70周年を迎えた、
北海道炭鉱汽船株式会社が現在地に移築復元しました。
移築後、小樽市に寄贈され、昭和35(1960)年に、北海道の民家では初めて
「北海道有形文化財鰊漁場建築」として、文化財に指定されました。
館内には、にしん漁やにしん加工に使われた道具や、
番屋で暮らした人々の生活用具や写真などを展示しています。
現在、指定管理者制度により、(株)小樽水族館公社が管理を行っています。
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屋内には、ニシン漁やニシン加工に使われた道具類をはじめ、
ニシン番屋で生活していた人々の生活用具や記録VTR、
写真など貴重な資料を多数展示しております。
いつ建てられたの?
小樽市鰊御殿は、1897年(明治30年)積丹の泊村に建てられ
1958年(昭和33年)に現在地へ移築復元したものです。
移築後の1960年(昭和35年)には「北海道有形文化財ニシン漁場建築」として、
文化財に指定されました。
明治時代の原型をとどめており、華やかな往時を偲ぶ貴重な鰊漁場建築です。
誰が建てたの?
泊村の鰊親方、田中福松 氏が1891年(明治24年)から7年をかけて建築したものです。
青森県の蓬田村(よもぎだむら)で生まれ、17歳の時に叔父を頼り漁夫として北海道へ来ましたが、
程なく独立して、大規模な建網漁業を営みました。
何人くらいが生活していたの?
全盛期には120人程の漁夫が寝泊まりしていました。
漁期外でも越年仕事のため30人程度は常住していたと云われています。
建網15カ統~18カ統を営んだ田中漁場の漁夫は1カ統35~40人くらいでしたので
本格的な鰊漁期には地元の手間取り等も数えると大変な人数となりました。
どのくらい広いの?
一部2階建で総面積は611.9㎡(185.1坪)を誇ります。
主に「たも・せん・とど松」といった北海道産原木や東北地方から取り寄せた「ひのき」等
約540tが使われています。仮に、この材料を使用して30坪の家を建てるとすると
20軒分建てる事が可能です。
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● 小樽市鰊御殿
・小樽市祝津3丁目228番地 電話:0134-22-1038
・開館期間:2025年4月5日(土)~11月24日(月・振休) ※開館期間中は無休
・開館時間:9:00~17:00 (10月16日(木) 以降は16:00まで)
10月16日(木)~11月24日(月・振休) 9:00~16:00
・入 館 料 : 大人 300 円 高校生・小樽市内にお住いの70歳以上の方 150円
中学生以下 無料
小樽市鰊御殿指定管理者 ㈱小樽水族館公社
小樽市祝津3丁目303番地 電話(0134)33-1400
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鰊漁場実測図



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漁夫寝室



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こちらの階段で2階へ



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2階







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