観光案内所からのお知らせ
1959年に一原有徳が発見した独自の「モノタイプ」技法は、
偶然の発見から生まれ、すべてスクレイパー(へら)を使った一原の手の動きの痕跡です。
従来の版画が複数性を特徴としているのに対して、1回しか刷ることができません。
その独自性は、日本の版画界に大きな衝撃を与えました。
モノタイプ同様に、凹凸のない版に置いたインクをそのまま紙に写し出すオートマティックな手法に「デカルコマニー」があります。市内で額縁店を営む傍ら日本画を描いていた宮井保郎は、顧客の紹介からデカルコマニー版画に挑戦します。ガラスの上に絵具で色を置き、時間の経過を観察しながら紙に写し取ると、美しいマチエールを奏でます。宮井の幻想的な世界を顧客の一人であった一原も高く評価しました。額縁屋と作家の枠を超え、店先でアドバイスや交流を続け、宮井は一原を「先生」と慕いました。
そんな二人の絆と、モノタイプとデカルコマニーが生み出す不思議な魅力を紹介します。
是非お楽しみ下さい。
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●●●オートマティスム一原有徳モノタイプ×宮井保郎デカルコマニー●●●
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開催期間:2024年2月17日(土)~5月6日(月)
開館時間:9:00~17:00 (最終入館は16:30まで)
会 場:市立小樽美術館 3F一原有徳記念ホール
開館時間:9:30~17:00 (入館16:30まで)
入 館 料:一般 300円(240円)/高校生・市内70歳以上 150円(120円)
・・・・・障がい者・中学生以下 無料
・・・・・※()内は20名以上の団体料金
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住所:小樽市色内1丁目9番5号
電話:0134-34-0035
開館時間:9:30 ~ 17:00 ( 入館は 16:30まで )
休館日:毎週月曜日
祝日の翌日(ただし土・日・祝の場合は休まず翌平日に振替となります)※上記以外に臨時休館する場合もございます。
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・旧ブログ 「小樽観光案内所スタッフブログ」その1
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