観光案内所からのお知らせ

一原有徳と版画の70年代「版画なら、どこへでも行ける」…(9/26~12/27)市立小樽美術館

2020.09.23

『一原有徳(1910年~2010年)は、徳島県に生まれ幼い時に両親と渡道。その後は小樽を離れることなく2010年に100歳の生涯を終えた国際的な版画家の一人です。2020年は生誕110年.没後10年の節目となる年であり、その表現に再び注目が集まっています。
一原が版画制作を始めた1950年代後半はその後80年代にかけて、国際的な「日本版画ブーム」が起こった時代でした。“印刷”技術の発展や、他ジァンルの美術家の版画への参入、戦後の経済成長など、版画をとりまく様々な環境が刻一刻と変化したことは、“日本の版画”の国際的な評価を高めるとともに、その“強さ”の自賛は内部の自問を呼びました。日本の版画概念は大きく揺れ動き、版画の定着や固有性は、盛んに議論されるようになります。
1970年代は日本において版画の概念が著しく拡大し、その活況に世界が注目していたことから「版画の70年代」と言われています。
同じ頃、一原はそれまで勤めていた小樽地方貯金局(現.市立小樽美術館・文学館)を退職し版画制作に専念するようになっていました。北海道・小樽の地で生涯制作を続け、版画の世界の活況から地理的にも本質的にも距離を取り、“現代版画の鬼才”と呼ばれた一原。同時代の作家とともに一原の70年代の画業を紹介します。』

・・・・・・・・・・一原有徳と版画の70年代「版画なら、どこへでも行ける」のチラシより


一原有徳と版画の70年代「版画なら、どこへでも行ける」

開催期間:9月26日(土)~12月27日(日) 9:30~17:00(最終日 最終入館16:30迄)
開催場所:市立小樽美術館 3階 一原有徳記念ホール
休館日:月曜日(11/23を除く).11/4(水).11/24(火).11/25(水)
観覧料:① 9月26日(土)~10月11日(日)
・・・・・一般 600円(480円)・高校生.市内高齢者 300円(240円)中学生以下無料
・・・・・②10月13日(火)~10月23日(金)
・・・・・
般 300円(240円)・高校生.市内高齢者150円(120円)中学生以下無料
・・・・・③10月24日(土)~12月27日(日)
・・・・・
一般 800円(640円)・高校生.市内高齢者 400円(320円)中学生以下無料


※①と③は特別展開催
※1階中村善策記念ホール(1階)、企画展示室(2階)もあわせてご覧いただけます。

※(/)内は20名以上の団体料金になります

・・・・・


◎関連記事

「一原有徳記念ホール」でアート鑑賞はいかがですか。

◇次回展覧会
企画展「没後10年.生誕110
年 再体験・一原有徳
・会期:令和3年1月9日(土)~3月7日(日)
・会場:2階企画展示室・3階一原有徳記念ホール

市立小樽美術館
住所:小樽市色内1丁目9番5号
電話:0134-34-0035


月間イベント情報  ​⇒ 9月のイベント・おすすめ情報 

  ブログと一緒に facebook「OtaruStyle」 も是非ごらんください。

・旧ブログ 「小樽観光案内所スタッフブログ」その1
・旧ブログ 「小樽観光案内所スタッフブログ」その2
・旧ブログ 「小樽観光案内所スタッフブログ」その3


スタッフY