観光案内所からのお知らせ
小樽百貨UNGA↑2階のunga plus galleryにて
2024年11月1日(金)から『 鮭箱とARAMAKI展 』がスタートいたしました。
その関連プログラムといたしまして小樽市総合博物館運河館にて
鮭にまつわるトークイベントを開催します。
予約不要で、小樽市総合博物館博物館の入館料で
どなたでもご参加いただけますので、ぜひ、お立ち寄りください。
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●鮭箱とARAMAKI展トークイベント
ARAMAKI、うんがぷらす、小樽市総合博物館共同企画
『北海道の鮭の文化と歴史』
◇ 開催日:2024年11月10日(日)
◇ 時 間:15:00~17:00
◇会 場:小樽市総合博物館運河館 展示室内 鮭箱特設ステージ
小樽市色内2丁目1番20号
*予約不要
*博物館の入館料:大人:300円 高校生:150円 中学生以下 無料
第一部 15:00~15:45
<講演>
「石狩川河口地域のサケの歴史と文化 ーサケ漁の源流を探るー」
荒山千恵さん
<講演者プロフィール>
荒山 千恵(あらやま ちえ)
札幌市出身。札幌国際大学、北海道大学大学院文学研究科で考古学を学び、
「音」「楽器」の考古学的研究で博士(文学)取得(北海道大学)。
現在、石狩市のいしかり砂丘の風資料館で学芸員として活躍中。
考古学を中心に、石狩地区の幅広い歴史を研究している。
おもな著作に『音の考古学 楽器の源流を探る』(北大出版会)ほか。
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休憩 15:45~16:00
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第二部 16:00~16:45
<トークセッション>
小樽市総合博物館 石川館長
ARAMAKI 村上智彦さん
うんがぷらす 白鳥陽子さん
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石川館長投稿より抜粋
秋も深まり、サケのおいしい季節になってきたのですが、
そのサケにまつわるイベントを開催します。
運河館のお隣、セレクトショップUNGAプラスギャラリーが11月1日から行う
「鮭箱とARAMAKI」展にあわせ、当館ではこれまでほとんど取り上げてこなかった
「鮭」についての講演会を11月10日(日)15時から、運河館展示室内で行います。
講師はサケの本場、いしかり砂丘の風資料館 学芸員の荒山千恵さんをお招きします。サケと人々とのかかわりを考古学・歴史学の視点からお話していただきます。
タイトルは「石狩川河口地域のサケの歴史と文化 ーサケ漁の源流を探るー」
小樽の場合、近世から漁業と言えばニシンが中心であり、
当館の展示や講演もニシンを取り上げることがほとんどでした。
しかし、本来ヲタルナイのあった場所を考えると、
ニシンよりもサケ漁に適した地形であり、主要な魚であったことは間違いありません。
また、運河館が使用している小樽倉庫の取り扱い荷物を見ても「塩鮭」や
それに使用したであろう「塩」がでてきます。
ことに日露戦争以後は北洋漁業でのサケ・マスの漁獲高は飛躍的に増加し、
それを加工するために北海製罐が建てられるというように、
サケは小樽の歴史にとっても重要な魚です。
今回の講演準備の中で「干鮭」「塩鮭」「新巻」の用法の違いや歴史、
さらに私たちのイメージで「サケ」というと出てくる、
木製の「鮭箱」がいつから登場してくるかなど、
実はよくわかっていないことが多数残されています。
講演会やそれに続くトークショーの中で少しでも
小樽とサケについて考えることができれば、と思っています。
参加には入館料(一般300円)が必要ですが、
どなたでもご事由においでいただけます。
当日の演台等も鮭箱を使ったものにしようかと考えています。
多くの方のご来館をお待ちいたします。
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2024年11月9日(土)小樽市総合博物館運河館の中庭に鮭箱が積まれていました。
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● 小樽市総合博物館 運河館
小樽市色内2丁目1番20号 電話:0134-22-1258
・営業時間:9:30 ~ 17:00 無休
・入館料:一般 300円
高校生 / 小樽市在住の70歳以上の方が150円
中学生以下は無料
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