観光案内所からのお知らせ

さくら情報…「手宮緑化植物園の桜の見学会(小樽長橋なえぼ公園桜園を再生する会主催)」に参加しました(5/13)

2023.05.16

桜の名所として知られる「長橋なえぼ公園」の桜を再生させようと、

一昨年10月「小樽長橋なえぼ公園桜園を再生する会」

小樽市の細木英則さんら4人で発足、

昨年初めて「小樽長橋なえぼ公園桜園を再生する会」での

植樹をされたそうです。

今年も手宮緑化植物園と小樽公園の桜の見学会が開催されました。

私は5月13日(土)手宮緑化植物園の会に参加しました。

手宮緑化植物園の桜を2時間ほど詳しく解説していただきました。

ガイド役は桜に詳しい細木英則さんです。

この日は天気も良く楽しい桜の見学会になりました。

今回は八重咲きのカンザン、フゲンゾウ、ウコンザクラなどの八重咲きの桜と

珍しいミドリザクラ(緑桜)を案内していただきました。

桜は種類が多く、

花びらの枚数や形(ギザギザが多かったり、丸かったりなど)、

萼(がく)の形や枚数、葉の形や色を見ます。

今年の桜はそろそろ終盤ですが、

来年の桜の季節には色々観察してみようと思います。

●花びらの枚数の違い

花びらの枚数の違いで「一重咲き」「八重咲き」「菊咲き」に分かれます。

一重咲き

花びらが5枚

ソメイヨシノやヤマザクラなど花びらが5枚の桜。

八重咲きよりも早く咲きます。今年はもう終了しました。

ソメイヨシノ

エゾヤマザクラ

八重咲き

花びらが6枚~100枚ぐらいの桜。

手宮緑化植物園にはたくさんの八重咲の桜が咲きます。

カンザン

フゲンゾウ

ウコンザクラ

その他の八重咲きの桜

菊咲き

花びらが100枚以上ある桜。

手宮緑化植物園植物園にはありませんが小樽公園にある「菊咲き」の桜です。

●萼(がく)の枚数や形の違い

●葉の形や色

●手宮緑化植物園の桜

手宮緑化植物園の桜をいくつかご紹介します。

カンザン

八重咲きの桜でもっともよく見かける種類。

塩漬けにしたカンザンの花は桜湯(さくらゆ)としても利用されます。

ウコンザクラ

ウコンの名の由来は染料のウコンの色に似ているからだそうです。

散り方は、ソメイヨシノのように、花びら一枚一枚散らず、花ごと落ちるそうです。​

フゲンゾウ

葉化した2本の雌ずいの先端の曲がりが普賢菩薩が乗っている

象の鼻に似ていることからこの名が付いたといわれています。

エドヒガンシダレザクラ

江戸(東京方面)で多く栽培されていて、お彼岸の頃に開花するので

江戸彼岸と名付けられたそうです。

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ミドリザクラ

ミドリザクラ(緑桜)を教えて頂きました。

緑桜の和名は今。NHKの朝ドラの主人公牧野富太郎さんが命名したそうです。

マメザクラの赤色の色素を失った純白の花。

緑色の萼(がく)をもつもので緑桜と呼ばれているそうです。

桜の見学会に参加してまた新しい発見がありました。

小樽長橋なえぼ公園桜園を再生する会

庶務担当の斎藤さん 電話:090-1647-9871

桜「おたる さくらまっぷ」…桜の見どころ情報2023

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