観光案内所からのお知らせ

「第28回 向井流水法会」に行ってきました

2018.08.06

8月5日(日)10:00から東小樽海水浴場で公開された

小樽市市指定無形文化財の「向井流水法」の遊法を見てきました。

●市指定無形文化財 向井流水法 (小樽市HPより引用)

「向井流」は15世紀頃、伊勢(現在の三重県)地方でうまれ、

主に御船手の泳法として確立しました。

その後、会津(福島県)、佐倉(千葉県)、佐野(栃木県)、松江(島根県)などに伝わり、

小樽には明治28(1896)年元会津藩士によって伝えられました。

泳ぎの基本は、飛び込むときも泳ぐときも常に目標から目を離さない、

実用的なものです。そのため、泳ぎの姿勢は立ったような状態が基本となり、

水中を歩くような足技「あおり足」や足首のスナップを生かして

前足の裏で水を踏み込む「踏込扇(ふみこみおうぎ)」などが特徴的です。

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●開会式

 

●向井流水法

22種目の遊法が披露されました。その中からいくつかご紹介します。

・水筆

・太刀渡し

水中で刀を渡す。

・配膳游

膳が水面に触れぬように泳いで手渡す。

・扇子諸返し(せんすもろがえし)

足の指の間に扇子を挟み、旋回しても水に濡れることなく泳ぎます。

最後は「抜手雁行」でした。

・抜手雁行

太鼓に合わせ、雁が陣を組んで飛ぶように泳ぎます。

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