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※記事の内容は、配信時の情報に基づきます。
暑い日が続く今日このごろ…小樽で一番熱い一日が近づいてきました。それは、お祭り好きな小樽市民が心待ちにしている夏の一大イベントの一つ「おたる潮まつり」!
今年で第58回となる「おたる潮まつり」は、半世紀の歴史を持つ伝統的なお祭りです。 歴史を感じる街並みを背景として、市民や観光客がにぎわう祭りはまさに小樽ならでは。
今年のテーマは、“よし今だ!鼓動高鳴る新たな夏”--
小樽で一番熱い一日、港町小樽の夏を彩る潮まつりの楽しみ方をご紹介します。
小樽で一番熱い日 おたる潮まつり
潮まつりは、1966年に始まった半世紀の歴史を持つ伝統な夏祭りです。ニシン漁で浜がにぎわった時代から、商港として発展、運河が整備され小樽が観光のまちとして多くの方に愛されてきたのは、まさに「海」があったから。そんな海への感謝と誇りを、お祭りのにぎわいで表現したのが「潮まつり」です。海の恵みにあふれた小樽のまちの魅力をたくさんの方に知ってもらうために、毎年7月最後の週末に開催されています。
JR小樽駅前もお祭り仕様におめかし!
潮まつり期間中は街中がお馴染みのピンクの提灯が飾り付けられ、メイン会場の第3ふ頭まで、お祭りの雰囲気を盛り上げます。
いつもは駅前から海を見通す中央通にも、ピンク色の提灯が彩られ、一味違った見晴らしに。潮まつり期間でしか見れない特別な光景です。
さらに耳を澄ませば、「ドンドコザブーンだ
ドンザブーン」でお馴染みの潮音頭が聞こえてくるはず。心なしか道ゆく人たちもお祭りムードにそわそわしているような!
小樽駅前から歩いて15分ほどでメイン会場の第3号ふ頭に着くので、祭りの全体を徒歩で楽しめるのも魅力的。 潮ふれこみや潮ねりこみに合わせ、交通規制が行われている場合がありますので、車でお越しの方はご注意ください!
小樽らしいノスタルジックなフォトスポットも欠かせない
小樽といえば、歴史を感じるレトロな街並みが魅力の一つですよね。メイン会場の第3号ふ頭に続く中央通り沿いには、旧国鉄手宮線の散策路があります。
幌内(三笠市)の炭山から石炭を港のある小樽市へ運ぶために敷かれた鉄道で、小樽が商港としてにぎわった歴史を感じるスポット。散策路には線路が敷かれており、ベンチや花壇が整備されているので、ぜひここでノスタルジックな写真を撮ってみてくださいね。
中央通りを小樽運河まで下っていくと、小樽観光おなじみの倉庫群が見えてきます。定番の小樽運河や堺町通商店街の街並みもお祭りムードで盛り上がっているかも。
美味しい匂いが立ち込めるメイン会場 第3号ふ頭
潮まつりのメイン会場の第3号ふ頭にはたくさんの出店が立ち並びます。わたあめやかき氷などのお祭りらしい食べ物から小樽の名物グルメ「小樽あんかけ焼そば」やざんぎ、ビールなどよりどりみどり!
お祭りグルメをお腹いっぱい楽しめます。
26日(金)には、開祭式があります。小樽の成長を支えた海に感謝するという意味で生まれた潮まつり。海の石狩湾から汲み上げた海水を御神体として奉納する「御神水奉納」は見応えばっちり。
▶開祭式・御神水奉納
2024年7月26日(金)19:00〜20:00
会場:中央ステージ(第3号ふ頭)
飛び込みOK!一緒にドンドコザブーンしよう
7月27日(土)の潮ねりこみは、町内会や学校、企業などが梯団(ていだん)と呼ばれるグループを組んで、市内中心部から港まで潮音頭の曲にあわせて練り歩く、潮まつり最大の華です。
実は、潮ねりこみは飛び入り参加もできるって知ってました?
沿道から踊りを観覧するだけでも楽しめますが、見ているだけじゃもったいない!もっと祭りを楽しむならとびいり参加ができるグループで踊ってみましょう。グループでは、踊りの先生が先頭で踊りますので、先生を見ながら踊ればOK!祭りを楽しむ気持ちが大切です。
とびいりで踊れる梯団の出発
▶潮ねりこみ「とびいりDE踊り隊」
2024年7月27日(土)
14:30と18:00スタート
サンモール一番街に、14:10または17:50までにご集合ください。
ちょっと休憩するなら…小樽国際インフォメーションセンター
歩いて、踊って、暑くなってきたところではないでしょうか。少し涼みたいなら、2024年3月25日に第3号ふ頭そばにオープンした「小樽国際インフォメーションセンター」に寄ってみて!
「小樽国際インフォメーションセンター」は小樽観光の拠点となる施設で、観光案内はおまかせあれ。施設内にある「ポートマルシェotarue(オタルエ)」では小樽ならではのお土産を買うことができます。お祭り気分を盛り上げる潮まつりオリジナルのうちわや手ぬぐいもここでゲットしよう。
併設するコンテナハウス店舗では、アメリカ発祥のハンバーガー、「スライダーバーガー」が人気。ミニサイズのバーガーはつい写真に撮りたくなるかわいさです。
浴衣でもっと潮まつりを楽しもう!
潮まつりをもっと楽しむなら、浴衣でおさんぽはいかが?浴衣または着物を着て「小樽浴衣おさんぽパスポート2024」を提示すると、7/1〜8/31の期間、協力店・施設で割引やプレゼントなどの特典を受けられますよ!
小樽浴衣おさんぽパスポート2024 配布場所
■小樽 各特典ご協力店・施設
・堺町通り観光案内所
・小樽駅観光案内所
・ポートマルシェotarue
・浅草橋観光案内所
・旧寿原邸
・きもの辻忠
潮まつりのフィナーレを飾る花火大会
潮まつりのハイライトである花火大会は、夏の小樽の夜空を彩ります。夜の港を舞台に打ち上げられる3000発の花火は格別の美しさ!迫力満点の花火の光と音を楽しむなら、やっぱり第3号ふ頭周辺で見るのがいちばん!有料の観覧エリアがあるので、ゆったり花火を見たい方は要チェック。
●花火有料観覧エリア概要
2024年7月28日(日)
開場 17:00~ /閉場 21:30
・花火打上時間…20:00~20:30
・チケット代金… 一般(小学生以上)2,000円
※大人1名に対し未就学児1名無料
(ベビーカーご利用の方は他のお客様の通行にご配慮ください)
・観覧場所…おたる潮まつり大花火大会有料観覧エリア(小樽市港町3番)
・購入方法…チケットぴあ(WEB&セブン直販)
こんな熱い小樽があったんだ!
いつものノスタルジックな雰囲気だけじゃない、熱く盛り上がる小樽を感じたいならおたる潮まつり期間が一番。
近年は、ピンク色の提灯や潮音頭、潮ねりこみなど変わらない魅力はそのままに、新しい観光の拠点施設や楽しみ方が生まれています。
潮まつり初参加の方も、久しぶりな方も、海への感謝と誇り、歴史と伝統を大切にしながら、新しい挑戦で進化するおたる潮まつりを、ぜひ会場で感じてください。