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※記事の内容は、配信時の情報に基づきます。 最新情報は、各施設へお問い合わせください。
毎年、雪とろうそくの灯りで幻想的にまちが彩られる「小樽雪あかりの路」。
今年も開催に向けて準備が進められています。
これまで月刊小樽自身では、この冬の一大イベントについてご紹介してきましたが、今回は人に焦点を当ててご紹介していきます!
第26回 小樽雪あかりの路について
まずは概要についてご紹介!
■開催日:2024年2月10日(土)~17日(土)
■開催時間:17:00~21:00
■主催:小樽雪あかりの路実行委員会
■開催会場
・運河会場(浅草橋街園〜龍宮橋)
・北運河会場(旧北海製罐第3倉庫前広場)
・手宮線会場(旧国鉄手宮線跡地)
・天狗山会場(天狗山山頂)
・あかりの路会場(運河プラザなど市内約30カ所・予定)
今年の注目ポイント!
手宮線会場が復活!
コロナ禍以降、中止や縮小とされていた手宮線会場が遂に本来の姿に復活します!
手宮線会場は、日銀通りから小樽駅前中央通りまで一本の小路を通します。
歴史ある旧手宮線で、ろうそくのゆらめき、手づくりのぬくもりに癒されてくださいね♪
また、市民団体等によるチームオブジェの造作もあるとのことですので、そちらも楽しみにしましょう!
今年も北運河会場でグルメを楽しめる♪
昨年度初開催で大好評だった「北運河会場」が今年も開催されます!
ライトアップした旧北海製罐第3倉庫前の広場では、雪あかり横丁と銘打ち、屋台を設置。
趣向を凝らしたメニューや企画でにぎわいの場が作られます。
静かに灯かりがゆらめく運河会場はもちろん、賑わいのある北運河会場もぜひお楽しみくださいね♪
雪ミクとのコラボが決定!
2月10日(土)~11日(日祝)の日程で、「SNOW MIKU 2024」 のメインイベントがウイングベイ小樽で開催されます。
雪あかりの路と同時期に開催されることから、この度、雪ミク(初音ミク)と雪あかりの路のコラボが決定しました!
コラボレーションのビジュアルは、冬の小樽運河が背景に描かれた「雪ミク」のビジュアルです。
2021年に「SNOW MIKU」のメインイベントがはじめて小樽で開催された際に描かれたもので、今回の取り組みのイメージにぴったりということで、起用となったとのこと。
小樽に来られた際には、ぜひ両イベントあわせてお楽しみくださいね♪
小樽雪あかりの路×雪ミク コラボ実施内容
・「小樽雪あかりの路」北運河会場で1会計500円(税込)以上のお買い物で、「小樽雪あかりの路×雪ミク限定ポストカード」プレゼント (※なくなり次第終了)
・「雪あかりSNSフォトコン」での雪ミク部門の新設
・運河プラザでの雪ミクパネル展示
コラボ企画の詳細は雪あかりの路公式HPで随時更新予定とのことです!
SNOW MIKU 2024
【メインイベント開催日】
2024年2月10日(土)~11日(日祝)
「SNOW MIKU 2024」の情報はこちらから
雪あかりで繋がる絆。ボランティアの方へインタビュー!
スノーキャンドルやオブジェの製作、補修、ろうそくの点火・回収等々…
小樽雪あかりの路は多くのボランティアの皆様に支えられています。
どのような思いで皆様活動されているのか、お話を聞いてみました!
朝里十字街雪まつり実行委員会 前川実行委員長
朝里地域では雪あかりの路開催に併せて、「朝里十字街雪まつり」を開催するなど、地域の方々が精力的に活動しております。
朝里十字街雪まつり実行委員長の前川さんにインタビューしました!
朝里会場では、2020年までは昼間のイベントが2日間、夜は雪あかり点灯を行っていましたが、2021年からの3年間はコロナ蔓延防止対策で、子ども雪中運動会のようなイベントやすべり台は自粛し、雪のオブジェに雪あかりだけを灯す活動で継続してきました。
2024年はコロナ5類となってから初めてのシーズンとなり、4年ぶりの本格的な冬のイベント復活となります。
※雪あかりの路朝里会場はこちら。
--雪あかりの路に併せて地域全体で精力的に活動されていますが、どのように感じていますか?
(前川さん)
雪あかりの路や朝里十字街雪まつりを通じて、子どもから大人まで地域の交流に繋がるのはとても良いことだと感じています。
会場内に設置するスノーキャンドルは地域の小学生が大人と一緒に一生懸命作ってくれてまして、中学生も大人が驚くような本格的な雪像を制作してくれます。子どもから大人まで一緒になってわいわいと準備する光景を見るととても嬉しいですよね。
(前川さん)
イベントが始まってからも、地域の子ども達が滑り台を何度も何度も楽しんでいるのを見ると作って良かったなと思います。(札幌だと順番待ちですが、朝里会場では順番待ちはほぼありません!笑)
また、雪中運動会では子どもが乗ったソリを大人が引っ張る競技があるのですが、勢い余って子どもがソリから振り落とされることもあったり、地域の皆さんは微笑ましくその光景を見守っています。
また、多くの観光客の方も会場に来て楽しんでおりますし、インバウンドの方が乗ったバスが近くを通ったときに声援を送ってくれたりすることもあるんですよ。
--今年の雪あかりの路に向けて意気込みをどうぞ!
(前川さん)
今年はコロナ5類となってから初めてのシーズンとなり、フルで開催する予定です。
夜にキャンドルを灯すのはもちろんのこと、昼間には雪中運動会や滑り台など様々な企画も復活し、出店やキッチンカーで食や飲み物も楽しむこともできます。ぜひ2月10日~11日、朝里会場に来てくださいね。
朝里十字街雪まつりについて
日程:2024年2月11日(日)~12日(月祝)
時間:11:00~13:00
雪あかりの路 朝里会場点灯について
日程:2024年2月10日(土)〜14日(水)
時間:17:00~20:00まで点灯
※会場はどちらも朝里十字街広場にて開催(小樽市新光1丁目8)
ホームページ
台湾ボランティア団体「友好(ヨーハオ)」 楊 婉羚 代表
毎年、小樽雪あかりの路を支えてくれている台湾ボランティア団体「友好(ヨーハオ)」の皆様。
今年も参加していただけるとのことでしたので、代表の楊 婉羚さんにお話をお聞きしました!
--これまで雪あかりの路ボランティアに参加してきての思い出や感じたことを教えてください!
(楊 婉羚さん)
一番大変だったことはやはり寒さです。台湾の平地では雪は降らないので、ほとんどのメンバーは雪を見たことがありません。
北海道に着いた初日は、雪がとても新鮮で、ロマンチックに見えました。でも実際作業していると、手足が痺れるくらいとても寒くて、なかなか慣れませんでした。
昨年私たちはオブジェにTAIWANと日台友好の文字を作りました。会場を通った観光客がそれを見て喜んでくれた姿はとても印象的です。
これからもずっと日台友好の精神を目指して参加したいです。
--今年の雪あかりの路に向けて意気込みをどうぞ!!
(楊 婉羚さん)
今年で3回目の参加となります。
今回も寒さに負けず、イベントの成功のために頑張りたいと思います。
友好(ヨーハオ)の活動はこちらで発信されています。
Facebook Instagram
運河100周年実行委員会メンバーの原さん
最後に新しい風を!ということで、高校生の頃から雪あかりの路ボランティアに参加し、運河100周年実行委員会メンバーとしても活動してきた原さんにお話をお聞きしましたので、ご紹介いたします!
--雪あかりの路ボランティアに参加する理由について教えてください!
(原さん)
私は高校一年生の時に初めて雪あかりの路ボランティアに参加し、今年で5年目になります。私が毎年雪あかりに参加する理由は、「世界の人々との繋がり」を感じられるからです。
日本全国の大学生、韓国・台湾ボランティアのOKOVO・友好の皆さんとは吹雪の中一緒に作業したり、1つの暖房に集まってお話をした事。日本各地・外国人観光客の方々とは記念写真を撮る一瞬のふれあいでとびきりの笑顔を見せてくれた事。私にとって寒さを忘れさせてくれる暖かくて、楽しい時間でした。
--今年の雪あかりの路に向けて意気込みをどうぞ!!
(原さん)
今年の雪あかりの路では、初めて運営側に立ち高校生と外国人ボランティアの交流を深める取り組みを考えています。
私が高校生の時に、外国人ボランティアの方々と話してみたいけど怖いなと感じでいたところ実行委員の方々が手助けをしてくれました。その経験を思い出し、地元の高校生達に楽しい!と思ってもらえる手助けをしたいと考えています。
昨年は小樽運河100周年という事もあり、益々小樽運河は盛り上がってきています。そこで今年は地元の高校生たちに小樽運河の魅力を知ってもらい、来年もボランティアに参加したいと思ってもらえるよう頑張りたいと思います。
皆さまインタビューのご協力ありがとうございました!
色々な方の想いで成り立っている小樽雪あかりの路。
現在ボランティアスタッフも大募集中とのことですので、見る側はもちろんのこと、作る側・灯す側でも皆さまのご参加お待ちしております!
※ボランティア募集についてはこちらから
雪あかりの路を楽しんでいる様子もご紹介!
多くの方が、小樽雪あかりの路を楽しんでいる様子をSNSで発信されていますので、最後に少しだけご紹介いたします♪
雪あかりの路を楽しんでいる様子が伝わってきて、嬉しいですね♪
開催まであと2週間ちょっと。2月10日の開催が待ち遠しい!