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【月刊小樽自身2023年9月号】カメラ好き必見!!上手に撮りたい小樽の街並み

2023.08.25

※記事の内容は、配信時の情報に基づきます。 最新情報は、各施設へお問い合わせください。


異国情緒があり、どこかノスタルジックな雰囲気がある小樽の街並み。
歩いていると写真を撮りたい欲求に駆られるものの、なかなか上手く撮れないな~なんて方いらっしゃいません?(私もです)

ということで今月号では、写真を撮り続けてウン十年という吉田義則さんに、撮影のポイントや撮影スポットなどを教えてもらいました!

吉田義則さん
小樽在住。写真を撮り続けて数十年のベテランアマチュア写真家。
第37回富士フィルムフォトコンテストで応募した作品「雪化粧」がグランプリに輝く。その他、小樽運河の冬景色が道新のカレンダーに採用されるなど、様々なところで吉田さんの作品が受賞・採用されている。



光を意識しよう!

吉田さんが写真を撮るときに意識をしているのは「光」
逆光・斜光で写真を撮ると影ができ、凹凸ができることで立体的に撮れるとのこと。

おすすめは日が昇り始めた朝方か、日が落ち始めた夕方。
太陽が横から入ってくるタイミングがベストですよ!

撮影場所:小樽運河

蒸気時計も逆光で撮ると更に良い感じに!
撮影場所:オルゴール堂本館前

真昼だと太陽が真上にあるから斜光にも逆光にもならない?
そんな時は下から見上げるようにして写真を撮れば良い感じに撮れるとのこと!

撮影場所:メルヘン交差点



建物を撮ってみよう!

小樽には歴史的建造物を含め、おもわず撮りたくなるような建物がたくさんあります。
建物を撮るポイントを何点かお聞きしたので、写真とともにご紹介します!

 ◆正面からじゃなく、斜めから撮ってみる
 ◆木や空を意識して撮影してみる
 ◆建物はできるだけ同じ高さで撮ると歪まないで撮れる(引きで撮るなど)
撮影場所:日本銀行旧小樽支店

◆建物だけではなく、人や物を入れてみる
撮影場所 :堺町通り商店街

◆建物の一部をあえて切り取る
撮影場所 :旧百十三銀行小樽支店(小樽浪漫館)

 



小樽の自然を撮ろう!

海と山に囲まれた小樽は、市内中心部から手軽に行ける距離に、撮影ポイントが満載!吉田さんが撮影しているスポットを少しだけ教えてもらいました。

撮影場所:赤岩探勝路
海の絶景を撮影することができます。ハイキングにも最高です♪

撮影場所:手宮緑化植物園
小樽の街並みと山を一望できます!

撮影場所:小樽公園
フォトスポットが多数ある小樽公園。見晴台からの風景も良いですよ!

撮影場所:ウイングベイ小樽
海を間近で撮影できます。この角度なら平磯岬の高台にある銀鱗荘を収めることができますね♪



季節を巡ろう!

自然も街並みも四季折々の表情をみせる小樽。どの季節に訪れても、映える風景がそこにあります。行ったことがない季節に小樽に来てはいかが?

撮影場所:花園橋付近(春)

撮影場所:手宮緑化植物園(秋)

撮影場所:小樽運河(冬)



最後に吉田さんから一言!

(吉田さん)
撮影のポイントなどを簡単にご紹介致しましたが、写真は基本的に自由に撮って良いと思います。何が正解というのはないので、皆さんが良い!と思った小樽を撮ってみてください。
どこを撮ったら良いか迷った時は一度目をつぶって情報をリセットし、目を開いてインパクトのあったものを撮るのもオススメですよ。

今回吉田さんと一緒に写真を撮りながら歩いたのは1時間ちょっとでしたが、吉田さんは、本来写真を撮るときは何日・何時間も掛けて納得いくまで写真を撮るとのこと。すごいですよね!

最後に、吉田さんの作品を何点か頂きましたので、ご紹介いたします!

フジコン グランプリ作品「霜化粧」
撮影場所:大雪黒岳

道新カレンダーに採用
撮影場所:大雪黒岳

撮影場所:小樽市忍路
※今はこの機関車は撮影できません

フジコン 入選作品「彩雲」
撮影場所:網走港