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2023年度 小樽のおもてなし感謝状 贈呈施設
小樽観光協会では、2018年度(平成30年)より「あなたが感動した小樽のおもてなしエピソード」の募集を行っております。例年、多くのエピソードをご応募いただいており、2019年度(令和元年度)からは、特にホスピタリティあふれる対応により、グッドエピソードにつながった施設店舗を対象に、「感謝状」と「おたるハートバッジ」の贈呈も行っております。

2023年度分(令和5年度)のエピソードにつきまして、下記の施設店舗さまに、感謝状をお渡しいたしました。
日本郵便株式会社小樽郵便局
小樽郵便局の配達員さんからの不思議なおもてなし母から聞いたおもてなしエピソードです。2021年12月下旬、母方の祖母を突然の肺炎で亡くしてすぐのこと。実家へ、親戚から現金書留で香典が届きました。しかしその書留は、宛先の住所は実家のものなのに、氏名は母の旧姓『●●』宛てで書かれていました。実家と同じ住所の家は他に数件あり、郵便局側も普通なら配達に困って返送になってもおかしくないのですが、なんと、いつも実家へ配達に来てくれる、丁寧な言葉遣いの小樽郵便局の郵便配達員さんがその書留を持ってきてくれたのです。郵便配達員さんは実家に来た時に母へ、こう話してくれたといいます。「この書留、郵便局内でもどこの住所だろう?って皆で話しても分からなかったんです。でも僕、ここの家から坂を降りた、●●さんの家を知ってて、もしかしたら、●●さんってここなんじゃないかなぁって思って持ってきたんです。」郵便配達員さんが発した「●●さんの家」というのは、まさしく母の実家。実家から坂を降りてすぐの場所に確かにあります。母は郵便配達員さんへ、その書留は自分宛てで間違いないこと、坂を降りた所にある家は自分の実家であること、自分の母親が亡くなったこと、書留を届けてくれたことに対してお礼を伝えました。私はこの話を聞いて、郵便配達員さんが長年うちの地域を配達してる年配者で、祖母の家を知ってたのかな?と思ったのですが、母が言うには郵便配達員さんは30代くらいの年齢とのことでした。どうして若い郵便配達員さんなのに家が分かったのだろう?ただただ不思議で仕方なく、当時、一番びっくりした出来事でした。亡くなった祖母が導いたのか?説も、家族の間で出たりもしました。小樽郵便局の配達員さんへ、あの時、本当にありがとうございました。
手作り鞄の専門店 水芭蕉
知識のおもてなし
初めてエゾシカの鞄の販売を見ました。エメラルドグリーンに染めてあり、その技術の難しさ、エゾシカ革の軽さとしなやかさなどの作家さんの細かい作業内容を店員さんのから聞きました。製品の知識など含め、このクオリティは是非諸外国の人にも伝えていただきたく思います。そして、エゾシカが害虫駆除対象になっていることも初めて知りました。エゾシカが増えると生態系や人間との共存に影響を与えることを店員さんが教えてくださいました。製品やジビエなどの生命を頂くことの大切さを鞄屋で学ぶことが出来た驚きと、命の尊さを強く感じました。

おたる北運河かもめや
心も身体も疲れはてて、たどり着いた一軒の民宿 それが港に近い「かもめや」さんでした。華甲を迎えこれからの人生に先が見えなかった私に宿のおかみさんは光のような方でした。息子さんも親切に接して頂きました。看板犬のマルコ君に亡き愛犬の姿を重ね、涙しました。人の幸せとは何なのか。明日自分の命が無くなるなら普通の暮らしがしたい そんな家族のようなお宿でした。本当にありがとうございました。

運河プラザ(小樽市観光物産プラザ)
運河プラザのお土産屋さん限定の花梨先輩グッズがあったのですが、小樽訪問時には未入荷で買えませんでした。当方関東住みで小樽は気軽に行ける場所でもなく、入荷まで1~2週間かかるということでとても落ち込んでいたところ、スタッフの方が「入荷したら郵送しますよ」と声をかけて下さり、無事花梨先輩のグッズを手に入れることが出来ました。こんな心優しい方もいて、花梨先輩のような可愛い女子高生も住んでいる小樽がより一層大好きになりました。
※2024年3月 小樽国際インフォメーションセンター内「ポートマルシェotarue」に移転
青の洞窟観光しおや
8/22(火)予約なしで、11時頃にTELし、「今日のクルージング空いてますか?」とバス停や、降りる所も聞いたのですが、間違えて早く降りてしまい、又TELを入れると「何とかします。」と次のバスが来たので、乗り、TELが入ったから、出ると…「終点まで乗って下さい。」と降りたら、迎えに来て頂いて、暑くて疲れていて、9歳の子供もいたから、すごく感謝しました。その節はお世話になりました。帰りもバス停まで送って頂きありがとうございました。

運河プラザ観光案内所
6月18日クルーズ船で小樽へその前に夫が観光協会さんへメールして資料を送ってもらいました。感激したのは観光ガイドに親切にも所々に付箋がはってあってコメントが書いてありました。私共夫婦はそこにあった回転寿司屋へ行きリーズナブルでおいしいお寿司をおただきました。ありがとうございました。良い思い出になりました。
※2024年3月 小樽国際インフォメーションセンターに移転
小樽らーめん雅樂UTA
結婚式のあとのラーメン
今は東京に住んでますが、生まれも育ちも小樽です。結婚前に夫を連れて何度も小樽に帰省し、本当に良いところだねと夫も気に入ってくれてました。ふたりにとっても思い出の場所なので今年運河近くの式場で結婚式をあげました。その後、ホテルに戻るもお腹がすいたので赤レンガ横丁のラーメンきちりんへ行きました。社長さんが自らラーメンを作ってくれてたのですが、とても気さくで会話も楽しませてもらい、話の流れでさっき結婚式をあげたんです言いました。するとお客さんもみんなおめでとう!!と声をかけてくれ、社長さんがラーメン代金の端数をおまけしてくれました。心暖まる地元の方とのやり取りにさらに幸せでした。また小樽へ帰る際は寄らせていただきます。

コメダ珈琲店小樽運河通り店
2024年1月1日の夕方。石川県で最大震度7の地震が起きたとき、私は小樽のコメダ珈琲にいました。「今年はどんな年にしようか」なんて夢や希望を仲間と語り合っていましたが、そんな空想が引きずり降ろされるように、SNSから信じられない光景が流れてきました。そして数分後、北海道まで津波が届くという注意報が出ました。
小樽の港には大きな船が二隻停泊していて、石川県から来ている人はいないだろうか…。新年を祝うサーファーが小樽の海にいないだろうか…。などの余計な心配をしていると、お店のスタッフの声が聞こえました。
「小樽に津波注意報が出ています。避難指示は出ていないので各自の判断となりますが、もし必要だと思ったら今すぐにお帰り下さい」と、全てのテーブルを周り、丁寧に伝えていました。「はいはい、ここまで津波は来ないでしょ」という軽い反応も一部で見受けられましたが、スタッフは緊張感を薄めることなく、次のテーブルでも同様に説明し、避難誘導を最優先に動かれていました。
コメダ珈琲には災害マニュアルがあったのかもしれません。しかし、その状況で冷静に即実行できる事は素晴らしいと思います。全てのお客様に丁寧に説明をし続けるスタッフの姿から、悪夢の中に差し込む光を感じました。

ホテルノイシュロス小樽
思いがけない送迎
ホテルに到着したあと、お酒を飲みに行きたいためノイシュロス小樽のフロントの方にタクシーの手配をお願いしたところタクシー会社からホテルまでの坂道がスリップするのでいけませんと言われたの連絡があり、なんとホテルの方からホテルの車でお店まで送りますとのこと!さらにホテルに戻るときタクシーに断られるかもと話すと、連絡してもらえればお店まで迎えに行きますとのこと!ホテルの方のお言葉に甘えてお店まで送っていただきました。飲んで食べてお腹いっぱいになったので帰ることにしてホテルに連絡すると今からお迎えに行きますとのことで、すぐに来ていただけました!本当に至れり尽くせりの対応をしていただき大変満足した旅行となりました!親切な送迎ありがとうございました!
