project

「あなたが感動した小樽のおもてなし」エピソード2021年2月

2021.03.03

2021年2月に寄せられた3件のエピソードをご紹介!

#ウルっとした #世の中捨てたもんじゃない #おうちでお店ごはん #タルシェ 
#
がつやしまざき #中華食堂桂苑 #チャップハン #北海道キヨスク #北海道四季彩館
#キャンドル作り体験 #カフェ #感染対策



2021年2月のエピソード



娘たちとその友だちを連れて、小樽市内をドライブした数年前の4月のできごと。
みんなで鬼ごっこや競走をしようと、手宮にある陸上競技場に登ってみたのですが、まだ雪がたくさん残っていてあえなく断念。
別のところに向かおうと手宮公園内の道路を下っていくと、下から対向車が上ってきました。黒いトラックのような大きなボディのゴツいアメ車。怖そうなお兄さんがハンドルを握り、ド派手な茶髪のお姉さんが助手席に座っているように見えました。
ただでさえ幅の狭い道路なのに、よりによってこんな大きな対向車とは。
「ぶつけたら大変だぞ」
そんな思いが余計にハンドルを切らせたのでしょうか、車を左ギリギリに寄せようとした瞬間、
「ガッコッ!」
大きな音を立ててタイヤが側溝に落ちました。
大きなアメ車のお兄さんがこちらに視線を向けながら、ゆっくり通り過ぎていくのが見えました。
「いやマイッタなー」
子どもたちと一緒に車を降りてみると、前タイヤが見事に、完璧に、側溝にハマっています。
「みんな、危ないから離れてて」
子どもたちに注意を促し、脱出を試みようとアクセルをふかすのですが、前にも後ろにも車はビクとも動きません。
しばらく途方にくれていると、その様子を見ていた通りがかりのおじさんとそのご家族が、
「これ使えないだろうか」
とたくさんの砂袋を車に積んで持ってきてくれました。小樽市内の急坂に設置されている、あの滑り止めの砂袋です。
「いやー助かります。わざわざありがとうございます」
そんなことを言っていると、
な、なんと、さっきの黒いアメ車のお兄さんとお姉さんが戻ってきてくれたのです。
「僕らのせいで落ちたから」
そんな優しい言葉と一緒に、大きな枕木のような材木を抱えて。
「使えそうなものをあちこち探してもなかなか見つからなくて、家まで戻ったので時間が掛かっちゃって」
その時点でちょっとウルっときました。
側溝に落ちたタイヤの下に砂袋を敷き詰め、さらに材木を側溝に噛ませ、よし準備OK。
みんなが力を合わせて「せーの!」と力一杯押してくれた車は、アクセルを踏み込むとゆっくりと動き出し、ついに脱出に成功しました。
「わー出たー!」
子どもたちもおじさん、お兄さんたちもみんな大喜び。
みなさんには丁寧にお礼を申し上げその場をあとにしました。
帰る道すがら、
「車に傷がついたのは災難だったけれど、今パパは、それ以上に大きなものをもらったような気分でいるんだよ」
そう話すと、バックミラー越しに大きく頷く子どもたちの姿が写りました。
この小樽で感じた。
世の中、捨てたもんじゃない!
(北海道小樽市)



小樽では緊急事態宣言が発令され、わしが勤める会社も例外ではなく外食禁止となった。
そんな中で、小樽が誇る名店「がつやしまざき」と「中華食堂 桂苑」がタッグを組んだという【チャップハン】なるメニューが登場したと聞いた。
これは食さなければならない。何故ならば、わしには作り手の顔が浮かぶからだ。
意気込んでタルシェへと向かう。いつもは賑わっている「伊勢鮨」さんの駅ナカ店は閉まっているはずなのに人が並んでいる。
あ!ここでお弁当売ってるんだね。目移りするメニューの中、ラスト1個となったお目当ての【チャップハン】を無事購入。
「桂苑のチャーハン」に「がつやしまざきのポークチャップ」が
乗ってるこのメニュー。ハズレはないよね。
でも、今日の小樽は吹雪模様。車の温度計は-10℃を指してた。
寒いのである。良い事にタルシェは小樽駅の中にある…という事はキヨスクがあるのだ。
「汁物を買おう。」
そう思ってお店に入り、カップのお味噌汁を買った。そうしたら、レジのお姉さんが!←ここから重要
わしの持っていた「チャップハン」をみて「良かったら一緒に入れましょうか?」「箸もつけておきますね。」と言ってレジ袋を用意して割り箸も入れてくれた。
チャップハンにはスプーン付いてる。でも、お味噌汁食べにくいでしょ?という心配りだ。
あったかいじゃない!嬉しいじゃない!小樽、まだまだ大変だけど みんなでがんばろうね!!
#おうちでお店ごはん
#タルシェ
#がつやしまざき
#中華食堂桂苑
#チャップハン
#北海道キヨスク
#北海道四季彩館
#小樽よいとこ
(北海道小樽市)



オタルに来たくて一人で北海道に来ました!キャンドル作り体験のおねえさんとはフェスの話をしたりとても楽しかったです。
ご夫婦で経営されているカフェではしっかり感染対策をされていて、帰る時も笑顔で優しく見送ってくださいました!
閉まっているお店も多い中でしたが、みなさんがとても優しくあたたかく迎えてくださったのが本当に嬉しくまた来たいと思いました。今が大変ですが必ずまた来るので、おたるガンバレ!!大好きだオタル!!
(千葉県)



ほかに寄せられたエピソードはこちらのページでご紹介しています。
「あなたが感動した小樽のおもてなし」エピソードをご紹介



小樽で出会った感動エピソードやほっこりしたお話などを、専用ハガキまたはウェブサイトの投稿フォームからご応募ください。
「あなたが感動した小樽のおもてなし」エピソード大募集