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小樽駅の豆知識

2020.07.10

①4番ホームの看板

4番ホームは、小樽にゆかりのある俳優 石原裕次郎さんが、かつてテレビ番組のロケで降り立ったことにちなみ、2003年に「裕次郎ホーム」と命名されました。4番ホームにある「4」の看板は、裕次郎さんが好きだったヨットをモチーフにしています。



②ホームの柱

ホームにある屋根を支える柱は、かつて線路に使用されていたレールを活用しています。中には100年以上前(1900年代)につくられたレールも。
※刻印が残っていて、製造の年号や会社がわかるものもあります。



③ランプの駅

小樽駅の象徴であるランプは、(株)北一硝子様から寄贈していただいたものです。ホームやコンコース、通路に設置されており、その数は合計333個。ランプによる光の演出が評価され「小樽市都市景観賞」を受賞しました。



④むかい鐘

小樽駅舎の正面と1番、2番ホームに「むかい鐘」という鐘が設置されています。これは、1965年頃までの間、列車到着をお客様に知らせるために鐘を鳴らしていたのにちなんで設置されたものです。



⑤3番ホームがない!?

改札内の案内(3番ホームはありません)

小樽駅の乗り場は、1・2番ホームと4・5番ホーム。
なぜか3番ホームがありません。
ホームから線路をよく見ると、2番ホームと4番ホームの間に1本の線路が。
これが「3番線」です。ホームがないのでお客様の乗り降りはできませんが、車両の留置などに使用しています。



⑥駅名の移り変わり

1903年に開業した際には「小樽中央駅」という駅名でしたが、その後、1904年に 「高島駅」、1905年には「中央小樽駅」と駅名が変わり、1920年にようやく現在の 「小樽駅」を名乗るようになりました。お隣の南小樽駅が「小樽駅」を名乗っていた時代もありました。



⑦石川啄木と小樽駅

明治時代の歌人、石川啄木。
石川啄木の姉の夫である山本千三郎は、小樽駅(当時の駅名は小樽中央駅)の初代駅長だったというご縁があります。
(三角市場に石碑があります)



⑧小樽駅の姉妹駅

小樽駅と東京の上野駅は、1989年に姉妹駅となりました。これは両駅が歴史とともに歩んできた土地にあり駅舎の建築様式が似ていること、前年に青函トンネルが開通して北海道と本州が線路で結ばれたことなどにちなんだものです。
上野駅から送られた「パンダの置物」は小樽駅の旧駅長室に飾られています。
(旧駅長室は、小樽駅のイベント開催時などに一般公開しています)