中谷日出子は、1974年金沢で産声をあげ、澄んだ海と広い空、自然が美しい能登で育ちました。金沢美術工芸大学を卒業後、映像制作会社を経て、2006年から個展を中心に作品を発表。現在は金沢市を拠点に活動を続けています。

アクリル絵具や色鉛筆などを使い、詩的でありまた、風景のような自然を感じさせる抽象的な画面で構成されています。頭で考える事から外れ、心の深い広がりのようなものと対話する描き方は、初期のころから中谷が絵画を描くにあたりプロセスのほとんどを占め、一貫しています。

違う星の景色のような、どこか懐かしさを感じるような不思議な作品たちが、北海道小樽の小さな美術館いっぱいに散りばめられます。本展では、主に2024年に入って制作した絵画を展示します。

線と色の風景を、作品を見る皆様にも、自らの心と対話しながらたのしんでいただけたら幸いです。ぜひ、ご堪能ください。

2024年6月21日（金）—7月20日（土）

休館日　日・月・火曜日

入場料　企画展、常設展の共通券

大人（高校生以上）500円/小人（中学生以下）無料

開館時間　12:00－16:30（入館16:00まで）

お問合せ：森ヒロコ・スタシス記念小樽バザールヴィタ美術館

〒047‐0034　北海道小樽市緑1丁目16₋33

TEL:0134‐22‐3772

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