おたるからのお知らせ
「表現」とは、明治期に英単語【expression】宛てられたことばです。【expression】は、ラテン語の動詞exprimo(ジュースなどを絞り出す)を由来に持ち、内面的なものを外にあらわすことを意味します。この先、AIがどんなに発達しても、ものごとのよさや正しさ、美しさを判断し、創造的に表現することは、人間の最も大きな強みになると言われています。
北海道には、なんらかの障害がありながら表現活動をしている人が多くいます。障害者による芸術活動は、自由で多様な価値を持つ創造的なアートとして注目されていますが、その根底にあるものはプロのアーティストや私たちと同様で、内面的なものを形にしたい、あるいは伝達したいという欲求です。
本展では、小樽美術館のコレクションとともに、北海道の障害者による優れた芸術作品紹介します。展覧会を通して、「表現する」ことについて考えてみましょう。
会期:2024年6年1月8日(月・祝)~2024年6年3月16日(日)
休館日:毎週月曜日(1月8日、2月12日を除く)1月9-10日、2月13-14日、2月27日
場所:市立小樽美術館(小樽市色内1丁目9番5号)
観覧料:
普通観覧料(美術館のみご覧になれます)
一般 500円(400円)、高校生・市内在住70歳以上 250円(200円)、中学生以下・障がい者(注) 無料
共通観覧料(美術館と文学館の両方をご覧になれます)
一般 600円(480円)、高校生・市内在住70歳以上 300円(240円)、中学生以下・障がい者(注) 無料
※()は20名様以上の団体料金
※(注)障がい者:身体障害者手帳、療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方、およびその介護者の方