いよいよ5月11日（土）特別展「SEVEN DADAS BABY再考－7人のアヴァンギャルド」が市立小樽美術館で開幕となります。
展覧会の見どころをピックアップしてご紹介いたします。

千葉豪は、小樽で父の跡を継いだ手描き紋章上絵師で、北海道・街の匠に登録されています。
緻密な職人技からの反動で、自由に制作したい欲求が高まり、際立って前衛的な表現に向かっていきました。すでに1960年代には創作と破壊に溢れたダダ的作品、半立体のコラージュを発表し、道内の美術界に衝撃を与えました。
1979年には北海道初の国際展「Today」のメンバーに小樽からただ一人加わっています。小樽市美術展委員長を1982年から5期務めた千葉豪の、ダダ・シュルレアリスム期の作品をご覧いただく貴重な機会となります。
千葉豪のアーティストトークは、6月8日（土）10：00からです。