いよいよ5月11日（土）特別展「SEVEN DADAS BABY再考－7人のアヴァンギャルド」が市立小樽美術館で開幕となります。
展覧会の見どころをピックアップしてご紹介いたします。

佐渡富士夫は、生来山を愛し、木を素材にした立体作品で知られるアーティストでした。
やがて平面に移行し、コンセプトや作為を捨て、その作品づくりにサイコロや星座表を用いていた痕跡が、画面の球体の凹凸に現れています。
あくまで無欲に、主観や人間臭さを表出せず、寡黙に現代社会を見つめて制作する
生きざまは、後進の尊敬を集めています。
小樽生まれ小樽育ちで、「シーサイド展」「立体の地平展」など数々の実績を残されましたが、2017年本市で逝去されています。
夫人の佐渡尚子さんが来場し、6月8日（土）10時から、お話しいただきます。