おたるからのお知らせ
運河保存に向けて最初に行動を起こし、最も精力的に活動した藤森茂男(1936年~1987年)の作品を中心に展覧。
藤森茂男のほか、青年期に結核を患い、苦しい心の内側を投影するように至近距離で、倉庫と運河の水面を描いた木嶋良治、
歴史と記憶を刻んだ古びた建物のなかに一筋の美しさを見いだした鈴木傅、透明水彩を重ねて幻想的に煌めく運河と倉庫を描いた大和屋巌、
スケールの大きな構図で北運河を集中的に描いてきた冨澤謙などのコレクションを加え、絵画に現れたさまざまな北海製罐小樽工場第3倉庫の姿を展覧します。
【会期】7月7日(水)~7月11日(日)※最終日16:00まで
【会場】市立小樽美術館 多目的ギャラリー
【展示】特別出品(藤森茂男)
館蔵品(木嶋良治・鈴木傅・冨澤謙・大和屋巌)