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9月に入っても暑い。
こんな日は冷たいスイーツを食べるしかない。
「このソフトクリームおいしそう」
そんな気持ちで選んだ3店舗でしたが、実際にお話を聞いてみると、そこにはスイーツのおいしさだけではない魅力がありました。
小樽の食材へのこだわりや地域への思い、お客さんに喜んでもらうための工夫。それぞれのお店にたくさんの物語があり、気付けばすっかり話に聞き入っていました。
もちろん、スイーツもおいしかったです。
今回は、そんな素敵な出会いがあった3店舗をご紹介します。
※記事の内容は、配信時の情報に基づきます。 最新情報は、各施設へお問い合わせください。
【目次】
▸小樽の魅力を、ひと巻きに。地元素材にこだわる「OTARU SOFT CREAM」
▸今日はどんな味?「Wavy Hill's Gelato &Cafe」で出会う日替わりジェラート
▸小樽で味わう、ここだけのピーナッツスイーツ。「Be nut's び〜なっつ」でひと休み
小樽の魅力を、ひと巻きに。地元素材にこだわる「OTARU SOFT CREAM」
朝里方面へ向かう途中、気になる言葉が目に飛び込んできます。
「小樽を、ひと巻き。」
なんとも気になるこのフレーズ。
その言葉を掲げているのが「OTARU SOFT CREAM」です。

お店を運営するのは小樽アーチ。
今回は代表取締役社長の橋本さんとスタッフの三島さんにお話を伺いました。
店舗のロゴにはソフトクリームの中に小樽運河が描かれており、一目で小樽らしさを感じられるデザインになっています。
使用する素材にも小樽への思いが込められており、地域の食材や資源を活かしたソフトクリームづくりに力を入れています。


まずご紹介したいのは「小樽ソフト」です。
使用しているのは小樽地鶏の卵。添加物は1種類のみを使用し、砂糖や脂肪分も抑えることで、後味はすっきり。
「ソフトクリームが苦手だけれど、ここのなら食べられる」という声もあったそうです。
続いてご紹介するのが「朝里ダムソフト」。
小樽唯一の温泉郷である朝里川温泉郷に名物を作りたい。さらに観光名所である朝里ダムをもっと知ってもらいたい。その思いから誕生した商品です。
ソフトクリームに使われているのは、小樽の老舗和菓子店「新倉屋」の黒ゴマ。小樽市民に長年親しまれてきた味をソフトクリームに取り入れています。
さらに「追いゴマ」を加えることで、黒ゴマの香ばしさをより強く感じることができます。

今回いただいたのは、その両方を一度に楽しめる「ミックスソフト」。
正直、どちらも気になって選べなかったのでありがたい存在です。
一口食べると、まずは小樽ソフトのやさしい甘さ。続いて黒ゴマの香ばしさが広がります。2種類の味を行ったり来たりしながら楽しめるので、最後まで楽しめます。

さらに、この時期におすすめなのは「コーヒーフロート」。
ほろ苦いコーヒーとさっぱりとしたソフトクリームの組み合わせは相性抜群。コーヒーが苦手な人でも飲みやすく、上にのせるソフトクリームの味を選べるのもうれしいポイントです。
お店の近くには温泉施設やサウナもあり、湯上がりに立ち寄る人も多いそう。
また、スタッフの皆さんの小樽愛も印象的でした。元パティシエの三島さんも、小樽の食材を取り入れたメニュー開発に携わっています。

橋本さんは「添加物を極力使わず、健康にも配慮しながら、地域資源を大切にしたソフトクリームを届けたい。小樽ならではの素材を活かした味わいを、ぜひ楽しんでほしいです」と話してくれました。
小樽への思いやりを語る橋本さんと三島さんの姿が印象的でした。
"小樽を、ひと巻き。"
その言葉の意味を、一口食べればきっと感じられるはずです。
OTARU SOFT CREAM
小樽市新光5丁12番25号
SNS:Instagram
今日はどんな味?「Wavy Hill's Gelato &Cafe」で出会う日替わりジェラート
銭函へ向かい、「Wavy Hill's」に到着。

店内に入ると、まず悩みます。
「どれにしよう。」

ショーケースの前で立ち止まってしまう人が多いのも納得です。
なぜなら、並ぶジェラートは日替わり。その日にしか出会えないフレーバーもあり、「今日はどんな味があるんだろう」という楽しみがあります。
今回は高橋さんにお話を伺いました。
Wavy Hill'sのこだわりは、搾りたての生乳を使ったジェラートづくり。
ジェラートを仕込む日は朝から石狩の牧場へ足を運び、その日のうちに店舗でミルクベースを作っているそうです。
搾りたてだからこそ味わえるフレッシュな風味や自然な甘さを大切にしたいという思いがあり、そのおいしさを生かすため日々試行錯誤を重ねています。
今回いただいたのは「リッチミルク」と「ソルトキャラメル」。

リッチミルクは店内で焼き上げたワッフルコーンでいただきました。サクサクとした香ばしいコーンと、ミルクの豊かな風味が相性抜群。シンプルだからこそ、生乳本来のおいしさを存分に味わうことができます。

一方のソルトキャラメルは、ミルクジェラートに塩キャラメルソースを合わせた人気フレーバー。
やさしい甘さの中にほどよい塩味が加わり、気付けばもう一口、とスプーンが進みます。
高橋さんによると、海を眺めながら味わったり、ドライブのお供にしたりするのもおすすめなのだとか。


ショーケースに並ぶフレーバーは日替わりで、「毎日来ても違う味を楽しんでほしい」という思いから新作づくりにも力を入れています。
季節ごとの道産食材も積極的に取り入れており、その時期ならではのおいしさに出会えるのも魅力です。
取材時におすすめしていただいたのは、平佐農園のトウキビやかぼちゃを使ったフレーバー。
中でも「かぼちゃキャラメル」は、シルバーウィークの時期にぜひ味わってほしいおすすめの一品とのことでした。



また、店内外はおしゃれな雰囲気に包まれ、奥には雑貨コーナーもあります。
レイアウトが変わることもあるそうで、ジェラートだけでなく空間そのものも楽しめるのがWavy Hill'sの魅力。
思わず長居してしまいそうになります。
最後に高橋さんは、「奥まった場所にあるため入りにくく感じるかもしれませんが、気軽にのぞいていただけたらうれしいです」と話してくれました。
気さくに迎えてくれるスタッフの温かさも、このお店の大きな魅力です。
その日だけのフレーバーとの出会いを楽しみに、また訪れたくなるお店でした。
Wavy Hill’s Gelato &Cafe
小樽市銭函3丁目509番2号
ホームページ
小樽で味わう、ここだけのピーナッツスイーツ。「Be nut's び〜なっつ」でひと休み
堺町通りを歩いていると、気付けば食べ歩きでお腹も満たされてきます。
でも少し座って休みたい。
そんなときに立ち寄りたくなるのが、2025年4月にオープンした「Be nut's び〜なっつ」です。


今回は店長の中川さんにお話を伺いました。
店内に入ると、まず壁面に描かれたアートなイラストに目を奪われます。


ピーナッツをモチーフにしたキャラクターたちもかわいらしく、つい店内を見回したくなる空間でした。
堺町通りでは珍しいイートインスペースもあり、散策の途中でひと休みできる場所として、多くの観光客に利用されているそうです。
食べ歩きの途中で腰を下ろせる場所は意外と少なく、観光の合間にひと息つきたい人にとって貴重な存在です。
家族連れや友人同士はもちろん、一人でも入りやすい落ち着いた雰囲気が印象的でした。
今回いただいたのは、お店の人気商品「濃ピーナッツソフト」と、小樽店限定の「濃黒ごまソフト」。


濃ピーナッツソフトは、一口食べると香ばしい風味が口いっぱいに広がります。ピーナッツのコクもしっかり感じられ、名前の通りの濃厚な味わいです。
初めて訪れた人にも人気が高く、日本人はもちろん海外からの観光客にも好評なのだそうです。
小樽店限定の「濃黒ごまソフト」は、堺町通りではまだ少ない味を届けたいという思いから誕生した商品。ごまの豊かな香りと濃厚な味わいが特徴で、ピーナッツソフトとはまた違った魅力があります。
おいしさの秘密は素材選びにもあります。
ミルクは北海道産を使用し、クッキーやトッピングもできるだけ添加物を使わないものを採用。北海道を訪れた人に、道産食材のおいしさを味わってもらいたいという思いが込められています。

また、ソフトクリームやパフェにはミニサイズも用意されています。通常サイズより100円引きで楽しめるため、「まだ食べ歩きしたい」という人にもうれしい存在です。
残暑が残るこの時期におすすめなのはシェイク。
ソフトクリームからプラス100円で購入できます。わずか100円の追加でボリュームたっぷりのシェイクが楽しめるため、お得感も十分。
カップに入っているので持ち歩きやすく、散策しながら味わいたい人にもぴったりです。
最後に中川さんは「小樽に来たら、ここでしか味わえないピーナッツ味をぜひ楽しんでほしいです。ミニサイズやドリンク1杯からでも大丈夫なので、気軽に立ち寄っていただけたらうれしいです」と話してくれました。
かわいらしい笑顔で丁寧に対応してくださることも、お店の魅力の一つです。

散策の合間にひと息つきながら、スイーツを楽しめるお店でした。座ってゆっくり味わえるのもうれしいポイントです。
Be nut’s び~なっつ
小樽市堺町4丁目14番
ホームページ
結びに
今回訪ねた3店舗には、それぞれ違った魅力がありましたが、どのお店にも共通していたのは「おいしいものを届けたい」という思いと、地域への愛情でした。
温泉帰りに立ち寄ったり、ドライブの途中でひと休みしたり、まち歩きのお供にしたり。楽しみ方は人それぞれです。
どのお店でも商品へのこだわりはもちろん、地域への思いやお客さんへの気遣いなど、たくさんのお話を聞かせていただきました。そのすべてをお伝えしきれないのが少し残念なくらいです。
お忙しい中、取材にご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
まだまだ暑さが続くこの季節、みなさんもぜひ、お気に入りの冷たいスイーツを探しに小樽の街を巡ってみてはいかがでしょうか。
※小樽市内にはこのほかにも魅力的なスイーツ店がたくさんあります。

小樽通編集部ライター ななしの係員
プロフィール欄を前に考え込んだ末たどり着いたのは、
特筆すべきプロフィールがないという事実でした。
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