観光案内所からのお知らせ
◎追記 2020年4月7日現在
市立小樽美術館は3月20日(金・祝日)から再開しておりましたが、
新型コロナウイルスの市中における感染拡大を防止する観点から、
一時臨時休館となっておりましたが、4月8日(水)からの再開しています。
予定していた関連事業
4月26日(日)『アーティストトークI』・『ミュージアムコンサート』
5月3日(日)『アーティストトークII』
はすべて中止となりました
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市立小樽美術館の企画展
Dead End-「十間坂」<手宮地区−小樽> 谷口能隆写真展
をご紹介します。
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■ 企画展 Dead End-「十間坂」<手宮地区−小樽> 谷口能隆写真展
・会 期:2020年3月21日(土)~7月12日(日)会期延長になりました。
・会 場:市立小樽美術館2階
・観覧料:一般 300円
高校生 ・小樽市在住の70歳以上の方150円
中学生以下 無料
※その他 1.2.3F共通券 文学館との共通券や
20名以上の団体料金もあります。
・休 館:月曜日(5/4を除く)
3/24(火)、4/30(木)、5/7(木)、8(金)、12(火)祝、13(水)
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◎開館のお知らせ
北海道の緊急事態宣言を受け、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
2月29日(土)から3月19日(木)の期間休館しておりましたが、
3月20日(金・祝)から当面の間、下記のとおり開館時間を短縮して
開館することになりました。
【開館時間】
10:00から16:00(最終入館は15:30まで)
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以下の関連事業の開催を中止になりました。(4/7現在)
●関連事業
アーティストトークI
・日 時:2020年4月26日(日) 13:00〜14:00
・場 所:美術館2階企画展示室
・料 金:美術館観覧料でご覧いただけます。
・講 師:谷口能隆氏(フォトグラファー)、菅原慶郎(小樽市総合博物館学芸員)
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ミュージアムコンサート
「クラシックギターと朗読」
・日 時:2020年4月26日(日) 14:00〜15:00
・場 所:美術館2階企画展示室
・料 金:美術館観覧料でご覧いただけます。
・出 演:藤垣秀雄氏(ギター)、斉藤和子氏(朗読)
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アーティストトークII
・日 時:2020年5月3日(日) 14:00〜15:00
・場 所:美術館2階企画展示室
・料 金:美術館観覧料でご覧いただけます。
・講 師:谷口能隆氏(フォトグラファー)、星田七重(市立小樽美術館学芸員)
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■パンフレットより抜粋
「Dead End-「十間坂」<手宮地区−小樽>
小樽は坂の町であり、その多くの坂道には名前が付けられている。
かつて北海道発展の拠点となった手宮地区に「十間坂」と呼ばれる
急勾配の坂道がある。
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この坂道は、その名のとおり、十間ほどの広い道幅(約18m)を持ち
手宮中心部の商店街の延長上にあり、地元では「荒巻山」と呼ばれる
石山の頂上に向かって延びている。
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しかしながら、この坂道は、頂上付近で途切れてしまい、
ピークとなる岩場はV字型に切り通され、行き止まりとなる。
その先の眼下には、小樽の中心街が広がっている。
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正にこの不可思議な光景が、この歴史深い手宮地区の生活・
文化を保ち続けてきた痕跡なのである。
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かつて、この十間坂は、明治時代以降、小樽中心街と手宮地区を結ぶ
道路計画が幾度となく検討された。しかしながら、そのたびに
手宮地区の衰退を危惧する地元商店街や住民の反対により、
計画は断念されてきた歴史がある。
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結果として、この十間坂のふもとに広がる手宮地区は、
小樽の歴史の始まりであり遊郭もあった当時の面影を残し、
もち屋や銭湯、庶民的な商店街などが未だひっそりとたたずみ、
昔ながらのコミュニティーを保ち続けてきた。
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しかしながら、こうした歴史・文化を育んできた手宮地区も、
近年、住民の高齢化や世代交代による商店の廃業、
持ち主不在の廃屋や建物の倒壊が加速化する一方、
道外資本ホテル建設が現れるなど、新たな機運が見受けられる。
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自分は、こうした坂の現実や過去からの痕跡を探り、
その撮影を通して、十間坂の行く末を見守っていきたい。
(谷口 能隆)
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プロフィール
1958年 岩見沢市に生まれる
1980年 写塾 下高井戸(故 小森孝之氏主宰)塾生
1982年 中央大学経済学部国際経済学科卒
2016年 フリーランスフォトグラファー
札幌市在住
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◎同時開催:新収蔵展(3/21~5/17)
・出品作家
上野山清貢・大本靖・小川洋子・木嶋良治・佐渡富士夫・武石英孝・間宮勇
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小樽市色内1丁目9番5号 電話0134-34-0035
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・旧ブログ 「小樽観光案内所スタッフブログ」その1
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