観光案内所からのお知らせ
おたる水族館では3月14日通常営業開始から
下記の生物の展示を開始したのでご紹介します。
①アイナメ属の稚魚 (展示場所:本館2F 北海道の海ゾーン)
②アバチャン(展示場所:本館2F北海道の海ゾーン深海コーナー)
③トラフザメ:追加展示(展示場所:本館1F海のパノラマ水槽)
④スギ(展示場所:本館1F海のパノラマ水槽)
⑤オショロコマの稚魚(展示場所:本館1F稀少コーナー水槽)
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①アイナメ属の稚魚(100個体(2026年3月現在:4~6㎝)(種同定作業中)
■展示場所:本館2F 北海道の海ゾーン
■内容
2025年8月に本館「オホーツク海ベーリング海水槽」内で卵塊を発見し、
別の水槽で育成していました。9月17日のふ化以降順調に成長し飼育5ヵ月が経過しています。
アイナメ科は、側線数・背びれの軟条棘条数・尾鰭の形状などで種を同定しますが、
当館で展示中のアイナメ・エゾアイナメ2種の稚魚期は成長と共に特徴が変化し見極めにくく、
種の同定が難しい。幼魚期に向かっている現在は、種の特徴が顕著に表れはじめ、
定期的な計測で特徴を調査し種を絞り込んでいるところです。
今回の種は当館初繁殖で、
ホッケ同様に稚魚・幼魚期にしか見られない期間限定の特徴があるため、
成長していく過程をお客様に展示として紹介します。
アイナメ属の繁殖個体(稚魚)を展示するのは初めてです。



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飼育記録
ふ化から現在までの飼育経過の写真をパネルにしています。










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2026年3月14日(土)現在の水槽
青い稚魚がたくさん泳いでいました。どんどん青い色は薄れます。





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②アバチャン(2個体 2026年3月現在:約10㎝)
■展示場所:本館2F北海道の海ゾーン(深海コーナー)
■内容
2025年12月に紋別の専門業者から入手。
北海道周辺、宮城県・富山県以北の本州の水深60m~380m付近に生息し、
採集や飼育が難しい魚で、当館でも滅多に展示できない貴重な種です。
・画像提供:おたる水族館


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③トラフザメ(追加展示)(幼魚2個体 2024年8~9月生まれ 現在:約80~120㎝)
■展示場所:本館1F海のパノラマ水槽
■内容
2024年(おたる水族館開館50周年)の春に卵を搬入し、当館でふ化した個体です。
飼育して20年以上が経過している個体(1個体)を含め、現在3個体を展示中です。
南アフリカの沖合・インドネシア・フィリピン・パラオなどの近海
日本では、南西諸島の水深60m以浅のサンゴ礁や砂地に生息し、
体長は最大で3.5mの記録があります。
トラフザメの幼魚は黒い体に白い縞模様を持ち、
成長とともにシマ柄からヒョウ柄に変化するのが特徴です。
・画像提供:おたる水族館
ふ化翌日の個体 (約20cm)

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2026年3月14日現在 (120cm)

※トラフザメ2個体を移動の様子はおたる水族館Facebookに紹介されています。
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④スギ(1個体展示中 約100㎝ 当館初展示)
■展示場所:本館1F海のパノラマ水槽
■内容
2025年9月岩内町漁業者から珍しい魚が獲れたと連絡をいただき搬入した個体です。
漁業者の方もほとんど見たことがないとのこと。
予備水槽で試験飼育を行い、
コンディションも良く給餌なども安定したため展示を開始しました。
スギは、日本海・東シナ・太平洋岸などの暖かい海域に多く見られ、
オホーツク海沿岸など北海道でも漁獲されるが非常にまれです。
沖合で単独生活するため、まとまった水揚げが難しいようです。
成長が早く味も良いため、近年養殖魚として注目されています。
・画像提供:おたる水族館

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⑤オショロコマの稚魚(現在約5㎝)
■展示場所:本館1F稀少コーナー水槽
■内容
2025年9月に当館で飼育中の個体で採卵・人工授精を行い、
10月末にふ化した個体を展示中。
オショロコマの人工繁殖は当館では初で、順調に成長しています。
成長に合わせて展示水槽を変えていく予定です。
・画像提供:おたる水族館


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おたる水族館
https://otaru-aq.jp/
小樽市祝津3丁目303番地 電話:0134-33-1400

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