観光案内所からのお知らせ

市立小樽美術館3階一原有徳記念ホール…阿部典英挿絵原画展/美術評論家・酒井忠康のあゆみ(3/7〜6/14)

2026.03.07

市立小樽美術館3階一原有徳記念ホールで

2026年3月7日(土)から始まりました

阿部典英挿絵原画展~物語る色と線~

美術評論家・酒井忠康のあゆみ』をご紹介します。

阿部典英 挿絵原画展~物語る色と線~/美術評論家・酒井忠康のあゆみ

〇 会  期:2026年3月7日(土)〜6月14日(日)

〇 開館時間:9:30~17:00 (入館は 16:30まで)

〇 休館日 :毎週月曜日(5/4を除く)、3/24(火)・4/30(木)・5/7(木).8(金).12(火).13(水)

〇 会  場:市立小樽美術館3階一原有徳記念ホール

〇 観覧料 :一般:700円 

       高校生・小樽市内にお住まいの70歳以上の方:350円

       中学生以下:無料

※1階中村善策記念ホール、2階企画展示室共通

阿部典英挿絵原画展~物語る色と線~

阿部典英挿絵原画展【物語る色と線】のチラシは、こちらをご覧ください。[PDF:504KB]

趣旨

 北海道を代表する現代美術家・阿部典英(あべてんえい)は、彫刻・立体・インスタレーションなど多岐にわたる活動で知られ、長年にわたり、北海道の美術表現の発展に寄与してきました。その一方で、新聞連載小説の挿画や定期刊行物の表紙原画にも取り組み、詩情とユーモアをたたえた独自の世界を築いています。

 本展では、これまでの展覧会ではほとんど紹介される機会のなかった阿部典英の表紙・挿絵原画の代表的な作品群を展覧するものです。
 立体作品とは異なった、挿絵原画の魅力に加えて文学との関わりや、社会・時代背景における作家の位置づけを知らせ、現代美術家・阿部典英の多様性と表現の広がりを紹介いたします。

【阿部 典英】(あべ てんえい) 1939(昭和14)年~
 北海道札幌市生まれ、小樽市在住幼年期を茅部郡森町・寿都郡黒松内町に疎開した後、東島牧の祖父母宅で中学時代まで育つ。北海道札幌東高等学校に入学、美術部に入部するも顧問教師に受け入れられず退部。書道部で書家の加納守拙に出会い、芸術的な才能が開花した。1961(昭和36)年行動展新人賞。翌年シェル美術展で二年連続佳作賞を受賞し、衝撃的なデビューを果たす。この頃、米谷雄平らと前衛的な活動を行い、立体へと移行。1980年代からは木彫を手がけ黒鉛による鈍い光を放つ独特のフォルムを生み出す。次に鮮やかな色彩の「オヨメサン」「ネエ ダンナサン」といった意表をついたタイトルで斬新な作品を発表した。2007(平成19)年洞爺村国際彫刻ビエンナーレで小田襄賞を受賞。また、美術教育家としても後進の育成指導に尽力している。2011年北海道文化賞受賞。2014年黒龍江省・北海道国際交流美術展(ハルピン)開催。現在、小樽市在住。

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海道文化賞受賞記念 美術評論家・酒井忠康のあゆみ

酒井忠康のあゆみのチラシは、こちらをご覧ください。[PDF:668KB]

趣旨

 美術評論家・酒井忠康は小樽の隣町、余市町の出身です。神奈川県立近代美術館学芸員として土方定一の薫陶を受け側近的な役割を果たしていた修行時代に、小樽の版画家・一原有徳を知りました。同郷の親近感に加え、酒井の叔父・山本茂が職場(小樽地方貯金局)の一原の盟友であったことから、一原が没するまで深い交流が続きました。酒井は「現代版画の鬼才・一原有徳展」(神奈川県立近代美術館)を開催しただけでなく、当館では二度にわたり一原に関する講演会を開催し、2023年には一原からの書簡一式を当館に寄贈しました。
 また、当館特別展「國松登展」1990年「海への回帰 阿部典英展」2012年には、カタログへの執筆や講演も行うなど、当館活動を支えてくれた方でもあります。2025年度「北海道文化賞」受賞を記念して、酒井忠康の美術評論家としての足跡をご紹介いたします。

【酒井 忠康】(さかい ただやす)1941(昭和16)年~
 美術評論家。前世田谷美術館館長。多摩美術大学美術学部芸術学科客員教授。近代美術の研究、現代美術の評論活動を行う。ベネチア・ビエンナーレ日本館コミッショナーを務めた。
 1941年、北海道余市郡余市町生まれ。北海道余市高等学校を経て、慶應義塾大学に入学。1964年、慶應義塾大学文学部美学美術史科を卒業。大学卒業と同時期に神奈川県立近代美術館学芸員になる。土方定一に師事。1979年小林清親を論じた「開化の浮世絵師 清親」で第1回サントリー学芸賞受賞。学芸課長、副館長を経て、1992年より神奈川県立近代美術館長。2004年から2024年3月まで世田谷美術館館長。2003年の「海にかえる魚」では、小説に挑んだ。2006年から2021年まで美術館連絡協議会理事長。2024年東京都文化功労者。2025年北海道文化賞受賞。
市立小樽美術館

小樽市色内1丁目9番5号 電話:0134-34-0035
市立小樽美術館協力会のホームページ(外部サイト)

◍ 一原有徳記念ホール
市立小樽美術館3階に2011(平成23)年4月オープン。
国内外から高い評価を受ける版画家の一原有徳氏の独創的な作品を常設展示しています。
展示室内にアトリエを再現したほか、
作品の制作過程を動画で紹介するコーナーもあります。

※一原有徳についてはこちらのページに詳しい説明があります。

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撮影許可をいただいた「一原有徳実験工場」です。

小樽市潮見台の自宅にあったアトリエが再現されています。

展示作品は撮影禁止ですが、「一原有徳実験工場」のみ撮影ができます。

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