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※記事の内容は、配信時の情報に基づきます。 最新情報は、各施設へお問い合わせください。
気が付けば2024年も残りわずかとなり、雪国ならではの冬の風物詩を楽しめる季節となりました。
クリスマスや初詣、雪あかりの路など、イベントがたくさんあるので、外出される方も多いのではないでしょうか?
家族サービスでお子さんをイベントに連れていかれるお父さんお母さん、恋人と思い出づくりしようと予定を組む彼氏さん彼女さん。とても素敵です。そしていつもご苦労様です。
ただ、雪国出身者は思うはず。寒くて足場が悪いこの時期、
「自宅でぬくぬく過ごしたい」と。
とはいえ自宅でもイベント気分を味わいたくないですか?
食べ物が美味しいこの季節に、たまには食にお金かけてもいいんじゃないですか?
私はそう思います(笑)
そんな私のためでもある今回、小樽通が選ぶ、おうちで味わえる至高グルメをご紹介します。
至高グルメ ~ラインナップ~
・ご飯もお酒も進んでしまう、至高の逸品揃い
・市場でホテルの味が味わえる!?
・どハマり必至の絶品スイーツ!?
・あなたにぴったりなワインがきっと見つかる
ご飯もお酒も進んでしまう、至高の逸品揃い
まずご紹介したいのが、小樽駅構内にお店を構える、駅なかマート「タルシェ」さん。
地場の質の高い生産物を販売するセレクトショップで、観光に来た時のお土産購入はもちろんのこと、地元民も普段買いできるような親しみある品まで豊富に取り揃えているお店です。
今回取材に応じていただいた齊藤社長に、いの一番におすすめいただいたのが、余市産のからすみ「北琥珀」(北海道吉田屋)。「これは間違いないよ」と太鼓判の逸品。
ご飯との相性はなまら良いし、お酒は焼酎ともワインとも相性抜群です!
からすみパウダーも別品で販売されていて、パスタでもサラダでも、ふりかければ、至高の逸品に早変わりです。
齊藤社長は焼酎がお好きとのこと。日本酒も好きだけど、次の日が大変とのことで、日本酒は控えてらっしゃるとのことです。私も同意見です。
しょっぱなからピークかと思いきや、まだまだグルメ心をくすぐる逸品が目白押しです。
お次は、チーズ系!
黒松内産の搾りたて生乳を使用した塗るクリームチーズ「クリームチーズスプレッド」(トワ・ヴェール)がおすすめ。朝はパン派の私は心の中で「これは間違いないな」と瞬間的に思いました。
これだけでホテルの朝食気分を味わえるほどの至高の逸品です!齊藤社長いわく、「これは止まらなくなる」とのことです!
ドライフルーツをまぶした濃厚チーズ「雪花」(せっか)(ニセコチーズ工房)もおすすめで、ワインと食べたら最高ですね!
小樽市内でタルシェさんでしか購入できない商品が多く、
他にも、まだまだ気になる商品がありまして、しばらく通うことになりそうです(笑)
■店舗情報
駅なかマート「タルシェ」
小樽市稲穂2丁目JR小樽駅構内
(Googleマップ)
tel.0134-31-1111
営業時間/9:00~19:00 年中無休
市場でホテルの味が味わえる!?
続いては、JR南小樽駅からほど近い、小樽の台所「南樽市場」のご紹介です!
地元民からすると、お馴染みといったところですが、小樽通としてはやはり、地元住民の生活に密着した市場として、新鮮な魚介類を使用した惣菜や地元の特産品を取り扱う南樽市場は外せません。
創業1958年の南樽市場。
市場内には、魚屋、肉屋、八百屋、乾物などが並び、飲食スペースでは、買ったばかりの魚介類をその場で調理してもらい食べることができるので、観光で行っても楽しめますよね!
お土産品も購入出来ますし、地元の雰囲気や食文化に触れたい方は特におすすめです!
そんな南樽市場で今回、相当目移りしながらも伺ったのが、お惣菜のお店「おかもと商店」さん!
ここのお店、なんと八百屋さんが運営しているお惣菜屋さんで、しかも星野リゾートホテルの朝食にも出されているお惣菜が食べられるんです!
至高確定です。
肉メンチや鶏ザンギなどの定番から煮物系や海鮮マリネ、また、イカメンチやいも天スティックなど、スーパーでは味わえないような料理も並んでいて、純粋に楽しい (笑) そして飽きないので嬉しい!
市場は朝9時から営業開始していますが、全てのお惣菜が揃うのがおおよそ10時頃とのことなので、出来たてが食べたい方は10時頃に行くのがおすすめです!
また、おかもと商店さんは、昔ながらの量り売りで販売しているお店なので、必要な分だけ購入ができて、家庭で使う分や旅行用の少量のお土産を買いたい場合にも便利なんです。
市場の中は笑顔と活気で溢れていて、他にも美味しくてリーズナブルなお店がたくさんあるので、是非、南樽市場で買い回りしてみてください!
■店舗情報
おかもと商店
北海道小樽市新富町12番1号
(Googleマップ)
tel. 0134-34-3848
営業時間/10:00 - 17:00 日曜定休
どハマり必至の絶品スイーツ!?
続いての至高グルメは、スイーツです!
やはり食後に美味しいデザートは欠かせませんよね。
小樽は豊かなスイーツ文化が根付いている街として有名で、たくさんのスイーツ店がありますが、今回、自宅で食べたいスイーツとしてご紹介したいのが、小樽市出身のオーナーシェフ佐々木 芳雄さんが経営するお店、プリン専門店「アンデリス」さんです!
ここのお店のイチオシは、噂の「プリン大福」、ネーミングからして既に至高確定です。
度々メディアに取上げられているほどの絶品スイーツ。
食材は、主原料の乳製品やたまご、砂糖はすべて北海道産を使用し、昔ながらのぷるぷるした触感のプリンとふわふわの生クリームをもっちもちの求肥で包んでいるので、食べた瞬間、口の中が幸福感で溢れます!
個人的には、2個は食べたいです。(食べ過ぎではないと信じたい)
「いちごのプリン大福」は、当日の仕入状況によりますので、食べたい方は前日もしくは当日にお問い合わせいただくことをおすすめします!
また、ロングセラー商品である「白いカスタードプリン」も一緒に食べていただきたい。北海道の牛乳を使用し、バニラビーンズのサヤを使用することでつぶつぶとした触感がある、濃厚でなめらかなカスタードプリンです。
今回、取材に応じていただいたのは店長の蜂谷さん(写真左側)。
アンデリスさんで働き始めて3年。「小さなプリンで小さな幸せを」というオーナーシェフ佐々木さんの言葉を今でも大切にされているそうです。
アクション薄かったかもしれませんが、本当に感動しました!素敵なお話ですね!「噂のプリン大福をもっともっとたくさんの人に食べて欲しい!」という蜂谷さんの願いは着実に叶っていると確信しています!
■店舗情報
プリン専門店アンデリス
北海道小樽市住ノ江1-5-1
(Googleマップ)
tel. 0134-34-1616
営業時間/10:00 - 17:00 水曜定休(臨時休業有)
あなたにぴったりなワインがきっと見つかる
ラストを飾るのは、お酒です。
これまで至高のグルメを追い求めて様々な食べ物を入手してきましたが、やはり、食事にぴったりなお酒がなければ至高グルメとは言えないでしょう。特別な日にも、何でもない日にも、自分にぴったりなお酒を自宅で飲めると1日頑張って良かった、と思えるはず。
からすみにチーズ、ザンギやマリネに合うお酒は、よし、ワインにしよう!
でもワインのこと、あまり詳しくないんだよな…。
そんな人でも、自分にぴったりなお酒を買えるお店があるんです!
今回ご紹介するのが小樽駅から車で4分ほどの「丸い遠藤商店」さん。
取材に応じていただいた遠藤社長は「お客様とのコミュニケーションを大事に」されていると言う。
知識がない人にとって、これ以上心強い人はいないですね!
店内は、見たことがないワインがずらりと並んでおり、第一印象は「お酒買うときここに来れば解決だな」でした。もちろんワインのほかにも、お酒全般に充実しています。
遠藤社長のおすすめは、「北海道ワイン」「オサ・ワイナリー」のほか余市産、仁木産のワイン。
飲むときは、あまり冷やさないほうが良く、ビールよりもぬるい温度がおすすめとのこと。
中でも、上の写真中央の「オサ・ワイナリー「おふろぜ」がこの時期ピッタリだ」と、遠藤社長は言う。
「おふろぜ」とは、リラックスタイムにぴったりなスパークリングワインで、気分をオフにするロゼということで、「おふろぜ」。 体と心を潤すような、軽やかなやや辛口のロゼスパークリングなので、
「一年の疲れを取り、新年を泡で彩ってはいかがでしょうか」
遠藤社長、かっこよすぎです。
ポップには手書きで特長などが記載されているので、じっくり読んで回るのも楽しいですね!
好みの味や飲むシチュエーション、その時の気分など、遠藤商店さんに行けば、あなたにぴったりなお酒がきっと見つかります!
■店舗情報
丸い遠藤商店
小樽市豊川町14-3
(Googleマップ)
tel. 0134-33-2201
営業時間/08:00 - 19:00 日曜日祝日不定休
皆さんはこの冬、どう過ごすご予定ですか?
自宅でも、飲食店でも、小樽にはまだまだ美味しい冬が積もっています。
自分にぴったりな過ごし方で素敵な冬をお過ごしください。
小樽通編集部ライター たるえもん
近代的な都会の街並みと下町情緒あふれる商店街、どちらにも魅力を見つける流浪に編集者。学生時代にグラフィックデザインを専攻し、ポスターや名刺など、紙媒体のデザインに魅了される。時代のニーズに合わせて、WEB業界でECに携わり、WEBディレクターを経験。現在は地元小樽の魅力に浸かりながら、雑誌編集にいそしむ日々。