招魂祭の日、珍しく晴天の朝を迎えました。
小樽市長をはじめ来賓の方々、一般の参拝者の方々の、
多くの方がいらっしゃる中、午前11時に開始の号砲が打ち上げられ、
しめやかに式典が執り行われました。
・
『顕誠塔」は1923年（大正12年）5月に建立され、戦前は「昭忠碑」と呼ばれて戦没者を慰霊していました。戦後は軍事色を取り除き、郷土小樽市に貢献のあった人々を合祀する様になりました。招魂祭は、顕誠塔のできた翌年1924年から始まり今年で79回目を迎えます。』
・
両脇には沢山の八重桜が参拝者の方をお出迎えしていました。
招魂祭と言えば、雨のイメージなおですが、この日は天気に恵まれ暑い一日の招魂祭となりました。
・
/ 

▼小樽総鎮守住吉神社の神職4名による神事が執り行われ、郷土小樽の発展に尽力された2名の方が新しく合祀され、合わせ4,731名の慰霊されました。
小樽顕誠会会長の堀口会長、小樽市長迫俊哉顧問、役員、小樽戦没者連合遺族会･関係者約60名が出席の中、小樽詩吟学院小樽支部岳船会の奉納吟が最後にひろうされ、1時間の式典が行われました。

/

・
「顕誠塔は、長年の風雪により劣化した塔壁や目地、積雪の影響により、倒壊した石塀、浸水と凍上などによ剥落した石板、塗装の剥離や腐食が進んだ金鵄など、4か月かけて改修されました。改修工事にあたりましては、合祀者ご遺族や町内会など多くの皆さんと、小樽市からの補助金、小樽商工会議所･小樽ロータリークラブ等各団体からの寄附があり令和の大改修ができました。総額651万2千円で、大規模な改修工事が昨年の10月に無事終えました。

.
■小樽公園
住所：小樽市花園5丁目
電話：0134-22-1704

スタッフY