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市立小樽文学館…小林多喜二と大月源二展(1/20~3/10)

2024.01.19

市立小樽文学館で2024年1月20日(土)から開催される

「小林多喜二と大月源二展」をご紹介します。

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小林多喜二と大月源二展

・会  期:2024年1月20日(土)~3月10日(日)

・開館時間:9:30 ~17:00(入館16:30まで)

・休館日 :毎週月曜日 (2月12日を除く)

       2月13日(火)、14日(水)、27日(火)

・会  場:市立小樽文学館企画展示室

・入館料 :一般300円、高校生・小樽市在住70才以上150円、中学生以下無料

小林多喜二と大月源二展チラシ表[PDF:797KB]
小林多喜二と大月源二展チラシ裏[PDF:810KB]

趣旨

 小林多喜二は1903年12月1日、農家の父・末松、母・セキの間の第三子として

秋田県北秋田郡下川沿村川口に生まれ、1907年の暮れに家族で小樽に転居しました。

 大月源二は1904年2月19日、海産物の仲買業を営む父・清三郎、母・マンの間

の第三子として函館に生まれ、1908年に家族で小樽に転居しました。

 絵画に関心を寄せる少年二人は、水彩画を通して互いの展覧会を見に行くなど交流を持ち、

小林多喜二は作家の道へ、大月源二は画家の道へと歩んでいきました。

 のちに小林多喜二「一九二八年三月十五日」のカットを大月源二が手がけることとなり、

同作はナップの機関誌『戦旗』1928年11月号、12月号に掲載されます。

 1929年には『戦旗』5月号、6月号に掲載された小林多喜二「蟹工船」の挿絵を

大月源二が担当し、

 1930年8月23日から10月31日まで都新聞に連載された長編小説「新女性気質」

(のち「安子」に改題)の挿絵も大月源二が手がけています。

 1931年7月、多喜二は日本プロレタリア作家同盟(ナルプ)の書記長となり、

同年10月、日本共産党に入党しました。

大月源二は同年11月に結成された日本プロレタリア文化連盟(コップ)に参加、

中央協議員となり、多喜二と前後して日本共産党に入党しました。

 1932年6月に治安維持法で検挙され豊多摩刑務所に投獄された大月源二は、

1933年2月の小林多喜二の死を刑務所の中で知ることとなります。

 小樽で出会い、それぞれの道を力強く進み、交差し、

一方は道半ばで途絶えさせられた二つの人生。

小樽での生活やそれぞれの活躍、周辺の人々などを遺された資料からご紹介します。

市立小樽文学館

小樽市色内1丁目9番5号 (金融資料館/日本銀行旧小樽支店向かい)

※小樽駅から徒歩約10分

・電話:0134-32-2388

・開館時間:9:30 ~17:00(入館16:30まで)

・駐車場有り

市立小樽文学館の情報

・小樽文學舎ホームページ

・小樽文学館 口口 西日珈琲 口口

・小樽文学館Twitter公式アカウント
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