【　旧寿原邸概要　】

・所在地：小樽市東雲町8番1号 (水天宮隣)

・建築年：大正元年(1912年)　

・構　造：木造２階建　・庭面積：約７４８㎡

大正元年に建てられた『旧寿原邸』は、水天宮の北側に建ちます。

複雑な地形(緩傾斜)を三段に地割りし、良質の和風住宅と庭園を造っています。

上段には和室、中段に洋間、下段は玄関、和室、台所、石蔵などがあります。

旧寿原邸は小樽初の衆議院議員で、その後貴族院議員を歴任し、

｢小豆将軍｣の異名を取った雑穀商の高橋直治氏が

大正元年(1912年)に建設。

大正15年(1926年)高橋直治氏没後、寿原外吉氏が自邸として改築。

昭和60年(1985年)寿原外吉氏没後の昭和61(1986年)年12月小樽市に寄贈。

平成3年(1991年)年7月17日小樽市歴史的建造物に指定。

以前一般公開された時期もありましたが、改修の為閉鎖、

そして現在、小樽市から特定非営利活動法人小樽民家再生プロジェクトが、

委託を受け｢旧寿原邸利活用推進事業業務｣として推進。

一般公開しています。

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玄関から入り受付を済ませてから靴を持って庭の方に出ました。

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下段は玄関、和室、台所、石造倉庫

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中庭に出てみます。

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和室からもお庭をごらんいただけます。

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下段の和室は茶室建築の手法・意匠がを取り入れられた住宅の様式。

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欄間には一富士二鷹三茄子が彫刻されています。

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次に洋間のある中段にむかいます。

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中段の洋間

こちらの部屋は

平成7(1995)年岩井俊二監督の映画『Love Letter』のロケで使われています。

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アメリカの画家、彫刻家、写真家 Man Rayの作品がさりげなく飾られています。

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今はなきベルリンのCARL ECKEのピアノが健在

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床はタイル

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洋室の屋根裏

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さらに階段を上がると上段の大広間の和室

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大広間の和室

和室は立派で見応えがあります。

欄間の彫刻や障子の桟の模様など、見ていて飽きません。

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天井は折上格天井

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欄間には鳥が彫刻されています。

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最後に下段の階まで戻ります。

石蔵は旧寿原邸ミュージアム

寿原邸に関する資料の展示と2階ギャラリーは松本浦さんの路地浦展示会でした。

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2階松本浦さんの路地浦展示会

急な階段です。

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旧寿原邸ショップ「小豆」

お土産にいかがですか。

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